コノツキナナセ
DONE(2024/01/04)2023/02/17〜2023/12/25あたりに描いたゆるちゃんまとめ。一年くらいまとめてなくてびっくりしたーーよ。
今年はゆる本2作りたいしまだまだ描くぞ! 6
コノツキナナセ
DONE(2022/11/10)2022/10/12〜2022/10/28に描いた絵。pixivにも載っけたけどこっちにも。一枚目を描くのが大変で全然描けなかったなぁと。
オバエクサ終から一年経ったので、再会を願って。
もう一度会えたらいいな。 2
コノツキナナセ
DONE小ネタ 血を吸う花の話。Bloodangea「なぁウェズン、あの花ってなんて名前なんだ?」
アダーラとともに歩いていた時、こいつは視界に入った花のことを俺様に訊いてきた。赤黒い色の小花だ。
「あれは……吸血花だな」
最近こいつは、気になったことがあると何でも人に訊いてくる。俺様にだって知らねぇことはあるのだが、こいつの前で「わからねぇ」なんて言いたくねぇ。おかげで余計なことを覚える羽目になってしまった。
「吸血? 血を吸うの?」
「普通は薄いピンク色らしいが、咲く場所によってはあんな色になるらしい」
本の説明が頭に入っていたおかげでなんとか格好がついた……とは思う。偉そうに言っているが、俺様だって全然知らねぇんだよ。だがこの説明だけではアダーラは納得しないらしい。まだ疑問の残る表情を見せている。
2054アダーラとともに歩いていた時、こいつは視界に入った花のことを俺様に訊いてきた。赤黒い色の小花だ。
「あれは……吸血花だな」
最近こいつは、気になったことがあると何でも人に訊いてくる。俺様にだって知らねぇことはあるのだが、こいつの前で「わからねぇ」なんて言いたくねぇ。おかげで余計なことを覚える羽目になってしまった。
「吸血? 血を吸うの?」
「普通は薄いピンク色らしいが、咲く場所によってはあんな色になるらしい」
本の説明が頭に入っていたおかげでなんとか格好がついた……とは思う。偉そうに言っているが、俺様だって全然知らねぇんだよ。だがこの説明だけではアダーラは納得しないらしい。まだ疑問の残る表情を見せている。
コノツキナナセ
DOODLE #オバエク #オーバーエクリプス年明け後、寒さとだるさで何も描けなかったので、その辛さを癒すために描いてたゆるいウェズン様が何故かシリーズ化。いっぱい描けて楽しかったです。
そしてぬいぐるみまで作っちゃったし……。 4
コノツキナナセ
DONEウェズンとアダーラのシリーズ2話目『揺るぎなき力』……だけど今回はアダーラは出てきません。
主人公とウェズンが出会う話。かなり捏造な話。
時間軸でいうとリベリオン森林とセレーネ杜の間あたり。
ストーリーが完全にうろ覚えだから間違ってたら目をつぶってください。
2.揺るぎなき力 たまたま今日はみんなが忙しい日だった。サルガスもアルゴルもプロキオンも、みんなそれぞれやることがあるらしい。最近ずっと忙しかったし、たまにはそんな日があってもいいかな、なんて思っていた。
あの日からメイサさんの姿をあまり見かけない。見かけても視線すら合わせてもらえない日々が続いていた。――リゲルさんにあんなことがあったあとだから無理もないけれど……。
なんとなくボクはミッドガルドのなかを歩いていた。時間を潰す術が他に見当たらなかったからだ。部屋に籠っていても苦しいだけだし、それなら散歩していた方がマシだ。
でも外は外でやっぱり良い気はしない。ボクを見てヒソヒソと話をする人々が視界の端に映る。でもボクは見て見ぬふりをするしかない。関わったって良いことは起こらないし、ボクにはボクを理解してくれる人がいるから。あの赤いアームを振り回して嬉々として笑うサルガスが脳裏に浮かんで、少し心が軽くなった。
2404あの日からメイサさんの姿をあまり見かけない。見かけても視線すら合わせてもらえない日々が続いていた。――リゲルさんにあんなことがあったあとだから無理もないけれど……。
なんとなくボクはミッドガルドのなかを歩いていた。時間を潰す術が他に見当たらなかったからだ。部屋に籠っていても苦しいだけだし、それなら散歩していた方がマシだ。
でも外は外でやっぱり良い気はしない。ボクを見てヒソヒソと話をする人々が視界の端に映る。でもボクは見て見ぬふりをするしかない。関わったって良いことは起こらないし、ボクにはボクを理解してくれる人がいるから。あの赤いアームを振り回して嬉々として笑うサルガスが脳裏に浮かんで、少し心が軽くなった。
コノツキナナセ
DONEウェズンとアダーラのシリーズ1話目『邂逅』ウェズンとアダーラが初めて出会ったときの話を妄想。
今回はBLってほどではないけど、これからBLになる。
1.邂逅 今日のウェズンはやけに苛立っていた。理由は単純だ。上位の守護者にデュエルを挑んで、完膚なきまでに打ち負かされたからだ。その鬱憤を晴らすためにパンディア収容所に来ていたのだが、ここのホシビトくらいではウェズンを満足させることはできなかった。いくら数が多かろうと、雑魚は所詮雑魚。それがウェズンの苛立ちをさらに加速させていた。
「クソッ! クソッ!」
思い切り振り回した大鎌はホシビトを一撃で粉砕する。しかし一体倒せばまた一体現れ、ウェズンを囲んでいく。だがそんなことはウェズンにとってはどうでもよかった。目の前に現れた敵は全て壊せばいいだけだからだ。今までもそうしてきた。これからも。
ホシビトの残骸が山を作った頃にウェズンは我に返った。――こんなに倒したって俺様じゃ浄化できねぇってのに。
3113「クソッ! クソッ!」
思い切り振り回した大鎌はホシビトを一撃で粉砕する。しかし一体倒せばまた一体現れ、ウェズンを囲んでいく。だがそんなことはウェズンにとってはどうでもよかった。目の前に現れた敵は全て壊せばいいだけだからだ。今までもそうしてきた。これからも。
ホシビトの残骸が山を作った頃にウェズンは我に返った。――こんなに倒したって俺様じゃ浄化できねぇってのに。