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    #刀ミュ

    swordPlay

    akkun_tkrb

    SPOILER江水ロスがひどい件を訴えたペーパー。20220321閃華春大祭2022で配ったやつをちょい誤字修正したもの
    江水ロスがひどい刀ミュ江水散花雪が終わってしまったではありませんか。みなさん千秋楽の配信ご覧にになりましたか……私は見ました……ディレイで映る限り毎日見ました……そして……今、
    江水ロスがひどい
    円盤今日発売して

    当方山姥切国広を推しているのですが、見事に”舎弟”と相成りました。山姥切国広先輩の舎弟です。
    漢道先輩(漢道を熱唱して大暴れする山姥切国広先輩)がとても元気だったのが印象的すぎました。ツイッターで「みんな公演の運動量で痩せていく中、山姥切先輩の腕の筋肉だけは増している」みたいな呟きを見かけましたが、アレは、ガチですね……? 山姥切先輩のブロマイド(公演前に撮影)を改めて見てみてびっくりしました。ブロマイドでは細腕でしたよフレンチスリーブから覗く細腕。それが、アレに。拙僧の筋肉級に。角度とか見え方の問題ではないようでこいつは驚いた。もりもり育って千秋楽ではジャケット引き千切れたのもおそらく本当(1曲目、第二形態で小竜くんを向かい合ってるところで確認)。それでこそ国広の傑作(?)。山姥切国広推していてなんですけど、彼は儚げに見えて、形容しがたい繊細さの欠如や脳筋さが確かにあって(例:「斬ればいいんだろう」「菓子か」「俺に意見はないな」)、そこもまた魅力だと思ってきたのですが、そんな推しへの幻想に現実の方が寄ってくることあるんだ~って……。
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    aiporonica

    DONEこれはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。

    本丸が出来て間もない頃、同じ平安刀のよしみで共に出陣を繰り返していた三日月宗近と鶴丸国永は島原の乱に出陣することになる。二人が向かった先はかつて山田右衛門作が暮らしていたという口之津村。その港口に潜んでいた歴史遡行軍と遭遇するが……
    酷薄のインフェるノ②「オロロン、オロロン、オロロン、バイ」
    「変わった歌だな」
     男は幼子を大切そうに抱えながらその歌を謡っていた。
     皺が寄った口元に、穏やかな表情を浮かべて。
    「この土地に伝わる子守歌です」
    「へぇ」
     物珍しそうに近寄れば、彼は眉尻を下げて何かを懐古しながら嬉しそうに微笑んだ。
    「私が謡うとすぐに寝付くものだから、子守歌を謡うのは私の役割だったんですよ」
    「なあ、俺にも教えてくれるかい?」
    「はい、もちろんです」

     ―――これはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。


         ◆

    「今回の任務もあなたたち二人にお願いします」
    「島原の乱か、……厳しい出陣になりそうだな」
    「なに、鶴丸と一緒ならば平気さ」
     本丸が出来て間もない頃、刀剣男士の数も少なく少数精鋭で歴史改変の阻止に赴かなければならない頃があった。二振りで出陣なんていうものはザラにある。中でも同じ平安刀であるよしみから、三日月宗近と鶴丸国永は中でもより難度が高いとされる地に出陣させられていた。顕現したばかりの刀剣男士はまだ感情が定まっておらず、出陣に支障を来すことが稀にある。特に、自分たちが辿ってきた歴史の地に出陣した時には自らの感情に飲み込まれてしまう者も少なくはなかった。
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