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    uruuri06

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    石棺から目覚めたドクターに成り代わってしまった現代人の話メモ

    #アクナイ
    #鯉博
    leiBo

    孤独な鯨と私軍事機関に勤めていた現代人が石棺から目覚めたドクターに成り代わってしまう話
    ここでの自分の存在意義はこの頭脳であることにいち早く気づいた元現代人は、この世界では当たり前(光学迷彩とか)の戦術を身に付けるために身を削り作戦記録やオペレーターの記録、アーツの特性から種族の個性など様々なことを暗記し、どうにかこうにかドクターとしての生活を始める。
    記憶喪失として扱われているため幸い石棺に納められる前のドクターと人格が変わっても不審に思われることはなかった。しかし、慣れない環境、身近すぎる死、目まぐるしい人の入れ替わり、指揮者としての重圧でだんだん心が病んでいく。

    ドクターはある朝、目覚めても体が動かず、秘書に連絡をするための端末に触れることもできずにただ自室のベッドの上で天井を見上げていた。特に焦りなどの感情は沸かなかったが、体、精神が限界を越えたことだけは理解できた。
    その日の秘書であったリーが時間通りに執務室に向かうがドクターの姿が見えないため、部屋でしばらく時間を潰していたが、いくら待っても本人が来ないため直接ドクターに連絡をするが不通。流石に何かあったのではないかと心配し、今はロドス不在のケルシーに連絡をしながらドクターの自室まで足早に向かい、端末越しにドクターの部屋のロックを解除してもらう。ノックをしても返事がないため仕方なく扉を開けると、あの仕事狂いのドクターが目覚めている状態でベッドの上で寝転がっているのを見て何かを察するリー。
    とりあえず入口からベッドの上にいるドクターに向かって声をかけるがこちらも見ずに指先だけでチョイチョイと自分を手招きするドクターに恐る恐る近づく。
    近くにあった椅子を引き摺って枕元に座ると、こちらに向く申し訳なさそうな視線。ドクターの口からただ一言「迷惑をかけて申し訳ない」そう告げられただけで部屋は静まり返った。
    リーはとりあえずドクターに外傷や身体面の異常が無いことを確認し、ケルシーに「昨夜遅くまで作業をしていて寝過ごしてしまったようです。心配はいりません」とメッセージを送るとすぐに返事を知らせる着信音がなり画面には「寝過ごすほど疲れているなら今日はゆっくり過ごすように伝えておいて欲しい」とのこと。
    このやり取りの間もじっとこちらを見つめていたドクターには「ケルシー先生から休みの許可を貰ったんで今日はゆっくりしましょう。茶でも入れますから…キッチンに入っても?」
    と尋ねるとコクリと頷くだけのドクター。

    貰い物であろう茶葉は封も開けられず棚の奥にひっそりと置かれていて、ティーポットの横に、これまた1度も使われていないであろう箱に仕舞われたままの茶器を見つけひっぱりだし慣れた手付きで準備を進める。
    用意をしている間もドクターはベッドから起きる様子がなく寝返りをうったりモゾモゾと掛け布団が擦れる音が聞こえていた。
    出来上がった茶をそのまま茶杯に注ぎ、盆が見当たらなかったためそのまま自分の分とドクターの分を手に持ち部屋の中央にあるローテーブルにそっと置く。




    とりあえず詳細メモはここまでで、これから書きたいこと↓

    成り代わっていることは伏せたが、これまでの重圧に耐え切れず、とうとう体が動かなくなりこのようになってしまったことをポツリポツリと話しているうちにボロボロ大泣きしてしまい理性0状態なのでリー先生の服を掴んですがってしまう博。ビジネスパートナーというだけのおれがこうするのはあんまりよろしくないよな…と思いながらも泣いている博を放っておけず、そっと抱き寄せて何も言わずに頭を撫でてくれるリー先生。

    秘書は何回も担当したことがあったが特に親しいというわけでもなく、ほぼフード+シールド越しでしか会話をしたことがなく、機械のように働く博しか知らなかったため、泣いて縋る博にもきちんとした人間味があることを知れて少し嬉しいリー先生。

    博はここ最近不眠が続き食もろくに取れず、理性回復材やエナジーバー、ドリンクなどで生活していたことを打ち明けて、白目をむくリー先生。

    美味しいご飯を作ってくれるのはありがたいが、食べている様をじっと見つめられるのは落ち着かないので辞めて欲しいと思っている博と、それを分かっているうえでニコニコ眺めてるリー先生。

    以上のような様々な出来事から距離がだんだん近づいて、恋人未満くらいにまでなる

    恋人未満にしては物理距離が近すぎるので他の人から見ると「???????」と思われている。

    リーが体調管理をしてくれるようになり、症状はだいぶ落ち着いたが、不眠症状だけは多少残ってしまい、休憩中のドクターがそのままソファでうたたねをしてしまい、それを見たリーが隣に座り自分の肩にそっと博の頭を凭れさせ、そのまま仲良く2人でお昼寝をしているところを書類を持ってきたケルシーに見つかり2人正座で怒られたりする。

    恋人になりそうなときに成り代わっていることやドクターになる以前の自分の話を詳しくしたりすると…思う…

    成り代わっていたとしても、おれが知っている博は今の博なんで…驚きはしましたが別にこれからも何も変わらない。と言ってくれるリーにまた大泣きする博



    まだ書きたいシチュいっぱいある………

    ちなみに孤独な鯨は52Hzの鯨から取ってて、以前の私を知る人はここにはいない~(?)みたいな感じです(?????)
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