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    ポッカの夢絵

    なんかを置く場所
    描き掛けとか、これどこに置こうかなってモノとか

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    ポッカの夢絵

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    #龍ノ国の双子の王
    番外編進捗ですー、本編がこうなるとは限らないifのお話

    終わるからこそ、美しい

    ##龍ノ国の双子の王

    人の姿の、龍の王「………………不変だからこそ、美しい…」
    「リツカ…………いや、ここならいいか。イツキ、君は違う。人間だろう?」
    「そうだぞ、イツキ。君は人間で、俺たちよりずっと早くにおわりが来てしまう……だからそこ、その生を全力で謳歌する……そこに、俺たちは美しさを観たんだよ、イツキ」
    「だから君は、そのままでいてくれ。俺たちのわがままで永く生きさせたくないんだ…君が、悲しむのがわかっているから」
    「………………ほんとうは、おわってほしくない、俺たちとずっと一緒にいて欲しい。けれども、君が望まぬことをもうしたくはない…あの夜のようには……っ」
    「御二方…………」

    シャルル様は右手を、シャル様は左手を握り、泣きそうな顔で、震える声で懇願をしている。俺に、おわってほしくないと、ほんとうはずっといっしょにいてほしいと
    でも、俺はそれを望まない……姉さんがいるから。そして人として、彼らのお傍に最期まで在りたいから……
    だから断ったのだ、龍の嫁となり永遠を生きることを。でも時折、彼らの願いを聞くのも、俺の使命ではないのか?と思ってしまうところもある……まだ、ぐらりと心が揺れ動きそうで怖いのだ。決意は、固くしたはずなのに
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    ポッカの夢絵

    PROGRESSいつか完成系に持っていきたい学パロメイドシャルぐだ♂
    先日うpしたやつの続きのお話です
    改めて感じた、彼はかっこいいとこれは先日のお話の続きに当たる物語
    クラスの出し物の結果によりメイド服を着て接客をしていた藤丸立香とシャルルマーニュは、学生の特権として休憩時間中に学園祭を巡っていた……そんな時に起こったハプニングの話である

    【2人の休憩時間中、学園内にて】

    「んんーっ、やっと一息つけるな…って、リツカ、歩ける?」
    「歩けるよ?もう慣れた…下心出さないで、見えてるよ」
    「ううっ、今日のリツカ厳しいなぁ……ごめんって、沢山奢るから許してくれよ〜」
    「………むぅ。じゃあ、裏山の麓でやってる野球部の出店に連れてって」
    「裏山のあそこだな、おっけー!」

    そう、この学園祭の裏手には大きな山がある。そこにはたぬきや狐・鳥や猫に加え、時折蛇が出るとか何とか……。そこで鍛錬を行う運動部の生徒やスケッチのために訪れる美術部員など……結構色々なことに使われている。本当は学園設立時に崩して平にする予定だったのだが…町内会からの猛反対により山は残すことになり、その代わりに学園の生徒は山の自然形態を崩さない範囲内で利用可能という取り決めが成されたのだ。今回の学園祭の出店もそのひとつで、野球部がとある漫画にあった学園祭での出店、山奥のカフェを実現しようとしていたらしい。山奥ではさすがに許可が降りずに麓で開催しているが……そのクオリティはお墨付きでとても評判がいいという。それが気になって仕方がなかった俺はシャルルに連れていってもらうことにしたのだ。ただ、メイド服のまま行くのはものすごく不服だ……宣伝になるのは百も承知だし悪くは無いと思うんだけど…うぅ……
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