ネクタイの日高3の春、お互いの親に同棲することを打ち明け、寮に返ってくると、爆豪は轟を壁に押し付けた。
「ぇ、」
轟はいきなりのことに目を白黒させた。
そして爆豪はゆっくり轟に近づいていき、勢いよくその唇にかぶりつく。
「んっ…ばく、」
息継ぎの間に轟から甘い吐息が漏れる。
爆豪は片手でしっかりと轟を支えながら舌を絡めていく。
「んぅ……ばく、……待っ…」
轟は必死になってそれに答える。爆豪がちゅっと舌を吸うと轟は爆豪の服をきゅっと握った。
その行動にきゅんとした爆豪はまた口付けを深くしていった。
そしてゆっくりと口を離すと、轟は肩で息をしていた。
爆豪は満足そうにニヤリと笑った。
「…お前ばっかりずりぃ」
轟は爆豪のシャツをぐいっと引っ張ると爆豪に口付ける。
「ん?!」
ゆっくりと離すと、轟は顔を真っ赤にして爆豪を見ていた。
「…テメェ…煽んなや」
爆豪は勢いよく轟に口付けると自分のネクタイをしゅるりと外す。
轟は口に入ってくる爆豪に応えるのに必死で気づいていないようだ。
爆豪は轟に口付けながら轟の腕を上げて、ネクタイで縛った。
「ぇ、あ、ばくご…」
轟はようやく気付いたようで目を見開いている。
爆豪はそれを満足したように見つめると、轟にキスの嵐を降らした。
おでこ、鼻、首、と轟は自分のものだというように擦り付ける。
「興奮してンのか、」
轟は耳元で囁やかれ、顔をぼぼっと赤くした。
「ンなに急がんでもやったるよ」
そう囁くと、爆豪はまた轟に口付けた。
R18に続かない──!