shiki
PROGRESS作りたかった、星導+オトモとオトモ単体のピンズ2個セット。グッズ入稿するところまでいけたので、にじそ09に間に合いそう。
今はパケのイメージを色々考えている、楽しい。
ピンズだけ並べると単体オトモがデカく見えるけど、2×2cmぐらいのサイズなので、ぱぺと並べたら丁度いいぐらいのサイズ感…になってるといいな。
aieyeaifuka
PROGRESS愛を見つける③リョータside
リョーちんが日本で深津さんを見つけて声をかける話
この話の前にノアside、ケイ(通訳)side、沢北sideもあるけど、誰おま状態になるのと、沢北がファンに囲まれてるのでリョータのとこだけ
その姿を見つけたのは、たまたまだった。
シーズンオフに入り、一時帰国してしばらく日本に滞在していた。家族や友人とはそれなりに時間を過ごして、ある程度時間に余裕ができたから、日本でしか買えないものを求めて街に出る。久々の日本の空気にやっぱ落ち着くなと思いつつ、せっかくの日本だからやっぱり一人じゃつまらなくて、誰かを誘えばよかったと、ちょっと寂しく思ったところに、一際目を惹く姿が視界に入った。まさかこんなところで会えるとは。嬉しくなって、思わずダッシュして、その相手の、思いの外細い腕をぎゅっと掴む。
「深津さんっ」
掴まれた事に驚いたのか、普段そこまで大きくない瞳が見開かれた。その顔があの試合のインテンションを取られた時の顔と同じで、こういう顔は滅多に見れないから、そんな表情をまた引き出す事ができて、勝手に嬉しくなる。あの時と違って、既にこの人の魅力を知っている俺は、今のこの驚き様は、凄く可愛いなとしか思えなかった。可愛いのに、見つけた時は、遠くでも惹かれるほどのオーラが出ていた。ジャケット姿の深津さんは身長も相まって、凄くかっこよくて、綺麗で、色気があって、モデルみたいに目立っていて、少し離れて周りに人だかりができるほど、神秘的な雰囲気だった。そんな人を捉まえて、親しく話しかけれる俺は、その辺の奴らより特別な気がして、なんか得した気分になる。ただ、俺の感情とは別に、深津さんは驚きはしたものの、久しぶりに会ったのにいつも以上に反応がなく、どこかおかしかった。
2555シーズンオフに入り、一時帰国してしばらく日本に滞在していた。家族や友人とはそれなりに時間を過ごして、ある程度時間に余裕ができたから、日本でしか買えないものを求めて街に出る。久々の日本の空気にやっぱ落ち着くなと思いつつ、せっかくの日本だからやっぱり一人じゃつまらなくて、誰かを誘えばよかったと、ちょっと寂しく思ったところに、一際目を惹く姿が視界に入った。まさかこんなところで会えるとは。嬉しくなって、思わずダッシュして、その相手の、思いの外細い腕をぎゅっと掴む。
「深津さんっ」
掴まれた事に驚いたのか、普段そこまで大きくない瞳が見開かれた。その顔があの試合のインテンションを取られた時の顔と同じで、こういう顔は滅多に見れないから、そんな表情をまた引き出す事ができて、勝手に嬉しくなる。あの時と違って、既にこの人の魅力を知っている俺は、今のこの驚き様は、凄く可愛いなとしか思えなかった。可愛いのに、見つけた時は、遠くでも惹かれるほどのオーラが出ていた。ジャケット姿の深津さんは身長も相まって、凄くかっこよくて、綺麗で、色気があって、モデルみたいに目立っていて、少し離れて周りに人だかりができるほど、神秘的な雰囲気だった。そんな人を捉まえて、親しく話しかけれる俺は、その辺の奴らより特別な気がして、なんか得した気分になる。ただ、俺の感情とは別に、深津さんは驚きはしたものの、久しぶりに会ったのにいつも以上に反応がなく、どこかおかしかった。
T__yasuda_
PROGRESS9月原稿 豆腐屋親子熱出したショタ拓海と看病する親父。
推敲なしの乱文。誤字脱字絶対ある。進捗報告です。
親父の卵おじや その日は、朝からなんだかおかしかった。
「……?」
パジャマを脱ぎながら拓海は首を傾げた。身体がいつもより重く感じる気がするのだ。試しに自分の額に手を当ててみるが特に熱くもない。
そうこうしているうちにイツキがいつものように「拓海ィ、迎えに来たぞ!」と騒々しくやって来たので、きっと気のせいだと思い直しそのままいつも通りランドセルを背負って登校した……ところまでは良かったのだが。
「せんせー、保健室行っても、いいですか……」
二時間目を終えたあたりで急激に悪寒が止まらなくなった。背筋がぞくぞくする。寒い。いや熱い。どっちだろう。頭がひどくぼんやりすることだけは分かる。
「——藤原くん、あなた熱があるわよ」
4882「……?」
パジャマを脱ぎながら拓海は首を傾げた。身体がいつもより重く感じる気がするのだ。試しに自分の額に手を当ててみるが特に熱くもない。
そうこうしているうちにイツキがいつものように「拓海ィ、迎えに来たぞ!」と騒々しくやって来たので、きっと気のせいだと思い直しそのままいつも通りランドセルを背負って登校した……ところまでは良かったのだが。
「せんせー、保健室行っても、いいですか……」
二時間目を終えたあたりで急激に悪寒が止まらなくなった。背筋がぞくぞくする。寒い。いや熱い。どっちだろう。頭がひどくぼんやりすることだけは分かる。
「——藤原くん、あなた熱があるわよ」
soseki1_1
PROGRESSセッ久しないと出られないロッカーに閉じ込められた傭占🤕🔮(なおきちんと期待していた🔮)
「セックスをしないと出られないロッカー、らしい」
「は?」
「セックスをしないと出られないロッカー」
「……」
「私の目が狂っていないのであれば、そう書かれてある」
ナワーブから返答は来なかった。ただ深く重苦しい沈黙ばかりがロッカーの中を満たした。イライも同じように、何事も言葉を発さなかった。ただナワーブの返答を待った。ナワーブは、深いため息でもって沈黙を破った。息を長く深く吐き出しながら、今一度イライの胸元へと額を落とし、摺り寄せた。イライの目が狂うことなど、読み上げられた文字以上に有り得ないと彼はもう知っているのだ。
「またか」
溜息を吐くように呟かれた言葉に、イライは苦笑を滲ませるしかなかった。
そう。イライも、そしてナワーブも、悲しいかなこうした不測の事態には慣れていた。荘園は提供するゲームに際し、多種多様なフィールドを用意する。その空間を作る際に、どうしても綻びが出るのだろう。或いは、荘園の主の悪質な趣向か。定かでないが、こうしたバグは荘園内で度々生じていた。条件を満たさないと出られない部屋にふたりで取り残されたことも有る。壁に嵌って出られないイライを見つけ、ナワーブがナイチンゲールへと救難を出したことも。演繹の褒美としてとんでもない道具を渡されたことだってあった。とにかくなんでも有りなのだ。有り得ないゲームに、時々スパイスのように有り得ないバグが生じ……そうした経験が積み重なれども慣れはしないものの、諦める心は身についていった。
1136「は?」
「セックスをしないと出られないロッカー」
「……」
「私の目が狂っていないのであれば、そう書かれてある」
ナワーブから返答は来なかった。ただ深く重苦しい沈黙ばかりがロッカーの中を満たした。イライも同じように、何事も言葉を発さなかった。ただナワーブの返答を待った。ナワーブは、深いため息でもって沈黙を破った。息を長く深く吐き出しながら、今一度イライの胸元へと額を落とし、摺り寄せた。イライの目が狂うことなど、読み上げられた文字以上に有り得ないと彼はもう知っているのだ。
「またか」
溜息を吐くように呟かれた言葉に、イライは苦笑を滲ませるしかなかった。
そう。イライも、そしてナワーブも、悲しいかなこうした不測の事態には慣れていた。荘園は提供するゲームに際し、多種多様なフィールドを用意する。その空間を作る際に、どうしても綻びが出るのだろう。或いは、荘園の主の悪質な趣向か。定かでないが、こうしたバグは荘園内で度々生じていた。条件を満たさないと出られない部屋にふたりで取り残されたことも有る。壁に嵌って出られないイライを見つけ、ナワーブがナイチンゲールへと救難を出したことも。演繹の褒美としてとんでもない道具を渡されたことだってあった。とにかくなんでも有りなのだ。有り得ないゲームに、時々スパイスのように有り得ないバグが生じ……そうした経験が積み重なれども慣れはしないものの、諦める心は身についていった。