hoshitoarashi
MOURNING支部に上げた穀則異室、死則同穴のアナザーバージョンの続きです。上では内容は変わりませんでしたがこちらで内容が変わります。暁星塵が身を落としていますので苦手な方はご注意ください。前作は→https://poipiku.com/6623641/7800892.html
支部バージョンは→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18651473 13278
hoshitoarashi
MOURNING支部に上げた「穀則異室、死則同穴」のちょっとグロいかなと思って書き換えたオリジナルバージョンの方です。コピペがうまく行ってなくて改行が増えていますが随時修正します。上は支部に上げた方と同じ内容になっています。支部→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18651473
続き→https://poipiku.com/6623641/7800978.html 10052
hoshitoarashi
DONE聖人君子に非ず。サブタイは「悪鬼羅刹に非ず」でした。薛洋の片思いの話。
薛洋と暁星塵に肉体関係があり、過去に宋嵐との関係があった話も出てきますので地雷の方はご注意ください。しかも暁星塵が誘っています。
完全に自分のために今回は書いた話をもったいない精神で挙げていきます。
パスワード:18歳以上ですか?上の注意書きに耐えられますか?yes/no 10463
リンネ
DOODLE7/3は波の日だった…と言う訳で現代AU宋暁の波の日短文です。交流会の時間内に上げたかった!
口調等書く度に迷子。
波打ち際の天使or小悪魔「うわあ、大きい波が来た!ねえ子琛!」
子どものようにはしゃぐ暁星塵に思わず宋嵐は苦笑を零す。山育ちの彼は今時珍しく実際に海を見たことがないというから連れて来たのだ。
真夏日が続くけれど海水浴にはまだ早く、サーフィンする人以外は星塵と同じように波打ち際で波と戯れている。
「そう言えば、星塵は泳げるのか?」
「もちろん!」
「それはそうか。海じゃなくてもプールがあるし、体育の授業でも水泳はあるからな」
我ながらバカなことを訊いたと宋嵐は独り言つ。すると星塵から続けて予想外の言葉が返って来た。
「海と違って、川はこんな風に波はなかったけれど。ただ気を付けないと急に深くなったり流れが急になって……子琛?変な顔をしているけれどどうかした?」
603子どものようにはしゃぐ暁星塵に思わず宋嵐は苦笑を零す。山育ちの彼は今時珍しく実際に海を見たことがないというから連れて来たのだ。
真夏日が続くけれど海水浴にはまだ早く、サーフィンする人以外は星塵と同じように波打ち際で波と戯れている。
「そう言えば、星塵は泳げるのか?」
「もちろん!」
「それはそうか。海じゃなくてもプールがあるし、体育の授業でも水泳はあるからな」
我ながらバカなことを訊いたと宋嵐は独り言つ。すると星塵から続けて予想外の言葉が返って来た。
「海と違って、川はこんな風に波はなかったけれど。ただ気を付けないと急に深くなったり流れが急になって……子琛?変な顔をしているけれどどうかした?」
ku_row3
DONE※現代AU※宋嵐のお誕生日記念SS
思いがけないプレゼント「ただいま、星塵。...星塵?いないのか?」
いつも通り宋嵐が家に帰ると、真っ暗だった。いつもならこの時間は既に家にいるはずだし、そもそも鍵も開いていた。となると、何かあったのかもしれないと瞬時に考え、最悪の場合が頭をよぎった宋嵐は、慌ててリビングへ足を踏み入れた。
「星塵、無事かっ...?!」
バンっとドアを開ければ、突然破裂音が鳴り響きビクリと身体が固まると、そこには音の元凶であろうクラッカーを持った星塵がいた。
「お誕生日おめでとう、子琛!」
突然のことに一瞬呆けた表情になるもすぐ我に返った宋嵐は、自分のことのように嬉しそうに微笑む星塵の身体をギュッと抱きしめて安堵した。
「...お前に何かあったのかと思って肝が冷えたぞ。全く...驚かせるには十分すぎる」
1789いつも通り宋嵐が家に帰ると、真っ暗だった。いつもならこの時間は既に家にいるはずだし、そもそも鍵も開いていた。となると、何かあったのかもしれないと瞬時に考え、最悪の場合が頭をよぎった宋嵐は、慌ててリビングへ足を踏み入れた。
「星塵、無事かっ...?!」
バンっとドアを開ければ、突然破裂音が鳴り響きビクリと身体が固まると、そこには音の元凶であろうクラッカーを持った星塵がいた。
「お誕生日おめでとう、子琛!」
突然のことに一瞬呆けた表情になるもすぐ我に返った宋嵐は、自分のことのように嬉しそうに微笑む星塵の身体をギュッと抱きしめて安堵した。
「...お前に何かあったのかと思って肝が冷えたぞ。全く...驚かせるには十分すぎる」
kky_89
TRAINING旅する宋子琛に関する怪文章好評だったら手直しして支部に入れるなりネップリ入れるなりします。
とにかく前向きな宋嵐【雪渡】
宋子琛道長が義城を出てさいしょにむかったのは町からそう離れていない水飲み場だった。かつては街道が敷かれ、人の往来もあったのだが、義城が廃れてからの数年間人が寄り付かないばかりか積極的にそんな町があったことを忘れさせるように街道が架け替えられ役目を終えた。
宋道長は水飲み場や休憩のためのあばら家のわずかに残った基礎部分の近くをうろうろと注意深く歩き回り、やがて双眸を川に面する林へと向けた。
花崗岩を多く含む落石は木漏れ日を受けてときおり乳白色にきらめき踏み入る者の目をくらませる。宋道長も迷いの森の誘惑に抗うように一歩一歩と歩を進め朽ちた大木のウロで足をとめた。
「みつけた」
と音のない唇がつぶやく。
1500宋子琛道長が義城を出てさいしょにむかったのは町からそう離れていない水飲み場だった。かつては街道が敷かれ、人の往来もあったのだが、義城が廃れてからの数年間人が寄り付かないばかりか積極的にそんな町があったことを忘れさせるように街道が架け替えられ役目を終えた。
宋道長は水飲み場や休憩のためのあばら家のわずかに残った基礎部分の近くをうろうろと注意深く歩き回り、やがて双眸を川に面する林へと向けた。
花崗岩を多く含む落石は木漏れ日を受けてときおり乳白色にきらめき踏み入る者の目をくらませる。宋道長も迷いの森の誘惑に抗うように一歩一歩と歩を進め朽ちた大木のウロで足をとめた。
「みつけた」
と音のない唇がつぶやく。
リンネ
MAIKING*230418少し追加しました。宋暁前提転生AUの冒頭
記憶持ち宋嵐と記憶なし星塵
続くけどこの先は薛洋も絡んで(私が)刺されそうな展開になるので一旦ここまでで。
転生AU宋暁哀しい夢を見る。
哀しい、苦しい、否、そんな言葉では表せない。
目覚めた時にあれは夢だったとひどく安心するような。
けれど夢ではないことも知っている。
遠い、遠い過去の記憶。
新たな生を受ける時、本来なら置いて来るはずのもの。
宋嵐はそれを抱えたまま生まれて来た。
ただひとりと巡り会う為に。
☆
「そう言えば子琛、以前話してくれた変わった夢はまだ見ている?あの物語のような」
宋嵐のことを親し気に子琛と呼ぶ友人は、久しぶりに顔を合わせると絵本の続きを強請る幼子のように言った。
「え、ああ、いや……」
「もう見てないのか?冒険譚のようで面白かったのに」
初めてその夢を見た時、漫画や映画の主人公にでもなったようで幼馴染である彼に話して聞かせた。本当に夢だと思っていたし、痛快で面白かったのだ。その時はまだ悲劇の始まりとも知らずに。
1276哀しい、苦しい、否、そんな言葉では表せない。
目覚めた時にあれは夢だったとひどく安心するような。
けれど夢ではないことも知っている。
遠い、遠い過去の記憶。
新たな生を受ける時、本来なら置いて来るはずのもの。
宋嵐はそれを抱えたまま生まれて来た。
ただひとりと巡り会う為に。
☆
「そう言えば子琛、以前話してくれた変わった夢はまだ見ている?あの物語のような」
宋嵐のことを親し気に子琛と呼ぶ友人は、久しぶりに顔を合わせると絵本の続きを強請る幼子のように言った。
「え、ああ、いや……」
「もう見てないのか?冒険譚のようで面白かったのに」
初めてその夢を見た時、漫画や映画の主人公にでもなったようで幼馴染である彼に話して聞かせた。本当に夢だと思っていたし、痛快で面白かったのだ。その時はまだ悲劇の始まりとも知らずに。
ku_row3
DONE小ネタ:図書室で人気のないとこに行ってチューする宋暁※現代AU宋暁
※宋嵐→弓道部2年
暁星塵→クラス委員長(宋嵐と同じクラス)
※二人の家は隣同士
秘密の時間図書室にある、とある一角のコーナー。そこで星塵は今日も一冊の本を読んでいた。真剣な眼差しで本を捲る星塵の姿を見つけた宋嵐は一瞬見惚れると、僅かに口許を緩めそっと隣に座った。
「すまない、待たせたな星塵」
聞き慣れた落ち着いた声に、星塵はハッと現実に戻り本から顔を上げ、相手の姿を確認した瞬間花が綻んだような笑みを浮かべた。
「いや、大丈夫だよ。この本、新刊コーナーにあったからつい手に取ってみて読んでいたんだけど、とても面白くてついつい読み耽ってしまった」
「そうか、お前が楽しめていたのなら良かった」
宋嵐は星塵の触り心地の良い髪を撫でながら、満足そうに告げた。
荷物を片付け本の貸出を終えて出口へと向かおうとすれば、不意に宋嵐が手を引いて星塵の動きを止めた。
1612「すまない、待たせたな星塵」
聞き慣れた落ち着いた声に、星塵はハッと現実に戻り本から顔を上げ、相手の姿を確認した瞬間花が綻んだような笑みを浮かべた。
「いや、大丈夫だよ。この本、新刊コーナーにあったからつい手に取ってみて読んでいたんだけど、とても面白くてついつい読み耽ってしまった」
「そうか、お前が楽しめていたのなら良かった」
宋嵐は星塵の触り心地の良い髪を撫でながら、満足そうに告げた。
荷物を片付け本の貸出を終えて出口へと向かおうとすれば、不意に宋嵐が手を引いて星塵の動きを止めた。