Rotレオドン酷く息苦しい夢だった。
詳しい内容は覚えていないけど、ただ苦しくて、圧迫されるようなそんな重たい感触だけは残っている。
うっすらと覚醒して目に映る見知った天井は少し安心してしまった自分がいた。
次いで、首元を擽る息の感触。
「……あ?ドニー?」
寝る前に被っていたタオルケットが見当たらないのできっと足元に丸まっているのだろう。
代わり寝具よろしく覆いかぶさり寝息を立てている。
口から漏れたよだれが自分の胸元を侵食していた。
普段は割と寝汚いタイプなのに、レオナルドの上で上手くバランス取れているようで指先を丸めて健やかに寝入っている。
悪夢の元凶であるその背を撫ぜると、自分のとは違う柔らかな感触に
手に吸い付く感触にそのまま撫でていたら、やがてうっすらと目が開く。
「……あれ、……なんでレオがいるの?」
「なんでって、ここオレの部屋なんだけど」
寝起きと不可解さに凶悪なまでに目つきが悪いまま、ドナテロは緩慢な仕草で身体を起こした。
ゆっくりと見回して数刻、ここがどこだか気付いたらしい。
ドナテロの顔がわかりやすいくらい動揺に塗れて、汗でべっとりしてきた。
レオナルドが何かをするわけでもなくそんな風になったので少しだけ溜飲が下がる。
下がったものの、そうやってわかりやすく狼狽えられると悪戯心もむくむくと沸くもので。