新全方位カプで真ん中組新亀全方位関係持ち(なんて書けばええんや…)
「あれ、珍しいね」
ソファの背もたれから見えるのは、右足の膝から下。
個体の特徴である色味と、筋の筋が見え誰かの特定は容易だった。
実際予想通り、寝転んでいたラファエロは、ドナテロの言葉に気だるげに身体を起こす。
「……別に、今日はケイシーが用事あるって言ってたから家にいただけだわ」
そう言い訳をしつつもどことなく動きが鈍い。
ラファエロがそんな状態なのはいつも特定の夜のこと。
うっすらと残った首筋の痕を眺めながら、ソファの後ろから背もたれに腰かける。
「なるほど、ラフを家に居させたいなら抱き潰しちゃえばいいってことか。流石、レオ頭良いね」
言い当てられたせいで恨めしげに見上げてくるが、何も怖くない。
レオナルドはそんな打算的に手を出せるタイプでもないからきっと不可抗力なんだろうが、それにしたって体力が有り余っているであろうラファエロを此処まで疲弊させるなんてなかなかだ。
変に首を突っ込むと混ぜられそうなので言及は控えておくことにする。
「なぁ、ドニー」
そう呼ばれた声はどことなく艶を含んでいて、ぞわりと肌が波立つ。
身を引く暇もないまま腰を引き寄せられ、ソファを転がり気が付けば仰向けでラファエロの腕の中。
固い膝の感触は、できればソファの方が居心地がよかっただろうに。
しかし見下ろしてくる目線に、煽られそうになる熱を逃がすため息を吐く。
なんだ、全然元気じゃないか。
「なぁ、いいだろ?」
太ももの際どいとこを撫で、それを払いのけようとするが逆にその手を取られてしまう。
完全に囲われた状況の中で、ドナテロは否と首を振った。
「今作業がいいところなんだ、だから座れ無くなるのは嫌なんだよね」
言ったことは真実だ、今だって眠気覚ましにコーヒーを煎れてすぐに戻るだけのつもりだった。
こんな夜の誘いなんて想定外、物欲しそうな顔してたミケランジェロの視線から今日一日逃げるだけで精一杯だったというのに。
珍しいラファエロの様子につい声をかけてしまったのが運の尽き。
「そんな欲求不満ならマイキーのところに行きなよ」
「あーアイツ相手にする元気ねぇよ。というかアイツさっきレオの部屋入ってくの見たぞ」
そう言いながらラファエロは首元に顔を埋め、生暖かい息が喉元を擽る。
脈越しに響く笑い声に少しずつ逃しきれない熱が蟠っていった。
やりたいことがあるのは本当なのに、よりによって捕まったのがラファエロだったのが悪い。
ドナテロがどうすれば乗ってくるのか良く知ってる。
細やかな抵抗を見せていたドナテロがやがて首裏に手を回すまでそう時間はかからなかった。
セックスにおける体力比 M>R>L>Dなので暖色は結構いつも有り余ってる
なのでミケラフでハッスルしてる夜でも寒色は普通にふたりで本読んだりして過ごしてる、そんな温度差が良い