Rotミケレオ前提の双子ちゃんそこはかとなく倫理が死んでる
「だるい……」
そんな声が背後から聞こえてきたけど完全無視で、スマホの画面に目を落としたまま。
そうしていたら突然後ろから抱き着かれ、椅子が大きく軋んだ。
放り投げられた大太刀にドナテロが察知しないよう、ちょっとした距離でもポータルで飛んできたらしい。
「邪魔」
何だか出し抜かれた気がして面白くなくて、引き離そうとしても背後から覆いかぶされた体勢ではレオナルドの体重分押しのけらなければならなくて普通に重たい。
「いいじゃんちょっとはさぁ、」
それでも普段だったらさっさと引き離してるし、そもそも背中に気配がある時点で吹っ飛ばしてる。
でも遠慮なく体重を預けてくるその様子がどことなく気だるげで、あまり本調子でないというのが目に見えてわかった。
基本的にそいおったことは隠したがりのレオナルドが珍しい。
「……くっつく相手が違うんじゃないの」
そうしてちょっとだけ鼻腔を擽る甘い匂いは、レオナルドから今まで嗅いだことのないものだ。
兄弟の色恋沙汰には首突っ込むつもりはない。
そもそもあまりくっつかれるのが得意でないドナテロにはべたべた触り合いしてる時点で理解できないし、変に巻き込まれるのもごめんだ。
「ちょ、となに」
「んー?」
突如腹の甲羅部分を撫ぜた手にぞわりとした感覚は、はっきり言って気持ちが悪い。
背中ほどではないけど甲羅部分ていうのはそもそも敏感なもので、ベルトの擦れない下腹部付近も十分肌が泡立った。
ドナテロを包み込んだ体制のまま、レオナルドが耳元で小さく笑う声がして。
不埒な手がゆっくりとその箇所に円を描く。
身を捩じらそうとすると、少し強く腹を抑えて思わず飛び出そうになる声を両手で抑えた。
「あ、やっぱ柔らかいのな。ここ触られるとなんか変な感じになるから、どう?」
耳元で聞こえた声と一緒に吐息がかかり。
トントンと優しく叩かれて、そこでドナテロは爆発した。
「あっぶね!なにすん、……ってなんだよソレ!ごめん!謝るから!」
ひっくり返ったレオナルドが頬を引き攣らせているのが見える。
彼にかかった影のシルエット。
腕が4本伸びている様は、最近ネットで見た阿修羅像を彷彿とさせていて、とても満足だ。
「できたばっかの兵器試せる機会があってよかったよ」
ごめんねマイキー、君の恋人五体満足で返してあげられないかも。
でもレオナルドが全部悪いから、多分許してくれると思う。
セフレとはまた違うんだけど他兄弟と付き合っててもここでセックスする分にはノーカンだと思ってる節があるような倫理が死んでる双子ちゃん割と好き