忍が容赦なく剣を取った場面についてほそーく
争いを好まない忍が容赦なく剣を取った場面について
さらば真選組篇
→番外編小話三本の鉄子の話の時に書いた通り、覚悟を決めていた
それまで「斬れない剣」で戦っていたけれど、「斬れる剣」にしてもらっていた
それは真選組最後の戦いと覚悟を決めると同時に、忍の中で天導衆は唯一斬るべき相手と見なしていたから
基本天人でも攘夷浪士であっても殺さない忍だけど、天導衆だけは殺すと決めていた
煉獄関篇もそう
それほど先生を連れ去りあの3人を苦しめた天導衆が許せなかったから
または将来的に不死身のゾンビとなって襲いかかってくるのを知っていたから
銀ノ魂篇
じゃ解放軍相手は?って話だけど
解放軍は横暴な態度で江戸の人を傷つけたから
攘夷戦争の時と同じ、仲間や市民傷つけられたらやり返す
それでも戦闘不能にはしても殺しはしなかった
怪我と体力温存もあって、真選組の後方で軽く吹っ飛ばすだけで収めてました。
最終章
星芒教相手も、やっぱり殺しはしてなかった。
峰打ち。
まぁ人数多かったしね、解放軍も星芒教も気の狂った連中、そして仲間とか銀さんたち狙った時点で忍の敵だから。
あまり細かく書けなかったけど、つまり戦後の忍は基本天導衆以外は殺さないよう心がけてた。
あくまで数日寝込む程度の怪我で済ませてた。
それでも実は心傷んでたけど……
実は前世や前前世でも、彼(彼女)には人殺しを一切させてませんでした。
初めて殺したのが、リンの時のダビデ。しかも相討ちで同時に死んでます。
それまでは迷宮のモンスターとか化け物には攻撃してたけど、人は誰一人殺したことがなかった。
だから攘夷戦争初陣の時、「初めて誰かを斬った」というのは本当に初めての事だったんです。