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    tamahibari369

    @tamahibari369

    二次創作のrkgkとか補足とか用

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    tamahibari369

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    今回のシリーズ、オリキャラを極力作らない代わりに、原作キャラとの関係をめちゃくちゃに深めました。
    今だから言える彼らとの関係メモ

    #転生剣士忍の血風録

    忍と銀魂キャラの関係忍とキャラ達の関係


    村塾組

    この3人に関しては、推し、幼馴染であると同時に、救いたい奴らだと思っていました。
    Final3の「なんでこんなに苦しまなきゃいけないんだ」や動乱篇の「この社会の理不尽のせいで」にその理由が込もってて、ただの世界の不条理のせいで苦しんだ3人を少しでも救いたかった、そのためだけに3人と共に生きようとした。

    桂の登場回数が多いのは、忍と桂の関係が銀時と高杉のような関係だからです。
    原作は銀時目線だったから、こちらは忍目線だったから、ただそれだけ。
    常に競い合って、けど共に悪巧みをして。
    ろくでなしと違うのは2人とも多少素直だから(特に忍は転生重ねてる分あの3人よりかなり素直にものを言う)、2人の間でしか共有しない感情とかもある。最終話の時、あの場で涙を見せられる人が、桂にとっては忍、忍にとっては桂しかいない。そんな関係。
    桂は個人的に銀時より隠すのが上手いと思ってるので、そこで唯一寄り添い打ち明けられる存在が忍であればいいなと思って書いてました。
    最終話で本音ぶちまけさせて泣かせたのは、忍がいてこそのあれで、そうして欲しかったという私の願いでもありました。ギャグ要素少なすぎてまとも人になっちゃったけど、大丈夫、銀時目線ではちゃんと原作通りの変人です。

    エリザベスも忍には勝てないと思ってるんじゃないかな。2人の空間に立ち入れはしないけど、少し離れた所から2人とも見守ってやろう、そんな感じ。
    忍は今の桂の隣に立つのはエリザベスであるべきだと思ってるし、そんな忍の意思をエリザベスはちゃんと受け取ってるから、2人の空間ができるのは今は本当に稀だけど。


    そして原作主人公であり忍と最も長い付き合いである銀時。
    忍は銀時を護ることを使命として生きようとしていたから、銀時のキャラを崩さない程度に、必ずそばに居る存在であろうとした。
    銀時の「影」「空気」であろうとしたんですね。
    だけどあの銀時がただ大人しく護られてるタマか?んなわけねーだろ!
    銀時にとって忍は、松陽の次、高杉と同じくらいデカい存在だったんじゃないかな。忍本人だけが気づいてないけど。
    だから戦後「仲間を喪った」の背景で真っ先に浮かんでくるのが忍だった。忍本人は気づいてないけど。
    松陽の首と同じくらい忍の遺体を夢に見たって。それほどの存在だった。忍本人は気づいてないけど!
    だから忍のかーちゃん来た時に本気で探そうとして、人狼の名を聞いただけであのムカつく真選組がいる危険な現場に入って来た。銀時にとって忍がそれほどの存在だったから。
    再会のあっさり具合とかはそれでも銀さんらしさ全開でやってみました。……それでも漏れ出た「生きててよかった」に全部込めたけど。再会で荒ぶった感情を落ち着けようと、無理やり旅行帰りのお登勢さんに店を開かせ、そこに忍が来たからのあの反応でした。お登勢さんには全部見抜かれてたけど。
    忍は銀時と万事屋、松陽先生、他の人との関わりを大事にしようとしてるけど、銀時は忍が思ってる以上に忍を気にかけてる、そんなもどかしい関係が続いていくのかな。
    泣かせるシーンを原作アニメシーン以外で書かなかったのは、あくまで原作通り、あくまで銀さんらしさを出した結果。それでもモノローグが少ない銀さんを掘り下げたくて、先生連行時、戦争離脱後、高杉との最期の会話、先生との会話を掘り下げました。
    逸れるけど忍の泣きシーンも結構入れたけど、逆に言えば忍は出した所以外泣いてません。それでもあそこまで泣かしたのは、過去の人生、涙を堪えなくてもいいと言ってくれた色んな人の影響であり、それでも長生きの影響で抑え込んでしまう、そのせめぎ合いも兼ねて。

    万事屋との関係は、甘やかしてくれる近所のお兄さんを目指しました。
    村塾攘夷真選組には入れられても万事屋には入れられなかった。流石に。あの三人と一匹の中に入れるか。無理だわ。
    銀時とぱちぐらさだの関係を護りたいから、必要最低限の絡みだけに収めました。本当は万事屋好きだからもっと出したかったけど、こればっかりはしゃーない。
    銀時含め万事屋をまとめて見守りたい、けど忍お前も俺達にとっちゃ大事な存在なんだよ、そんな関係であれと思ってます。
    そして忍と銀時の関係を万事屋は見抜いてるし、特に新八は深く理解してる。
    意図せず「白夜叉の相棒」となってしまった自分の立ち位置を新八に譲ろうとした忍の意思をちゃんと受け取り、継いでくれようとしている。
    神楽と定春も、それに薄々気づいてるんじゃないかな。
    これからも万事屋を影から見守る存在であると同時に、万事屋に護られててほしい。
    そしていつか定春をもみくちゃに撫で回して噛みつかれてほしい。ヅラとキャラ被るからやらせられなかったけど。

    女子組との関係は書けなかった……というかお妙含めほぼ関われなかったけど、お登勢とは同じ目線に立っていてほしい。銀時の保護者同盟組んでてほしい。
    お登勢は忍との再会に喜んでる銀時を知っているし、銀時にとって忍がどれほどの存在だったかを最初から見抜いていてほしい。


    そして村塾組ラスト、高杉。
    銀時や桂ほど深い関係は書けなかったけれど、根っこの部分は一番気が合うんじゃないかな。大人数好まないとか。楽器好きとか。
    親に嫌われた過去を持つ点でも共感点は多いと思うし、銀時や桂とは違った点で分かち合う部分もあったんじゃないかな。
    そして高杉は忍の深淵を一番早くに見抜く存在であってほしい。
    争いを好まないお前にもう剣を振るわせたくない、じじぃになるまで穏やかな生活送りやがれ、ここは俺が受け持つから。そんな感じかなと。
    まぁ忍はそんな高杉の自己犠牲を許さなかったわけなんですが。
    高杉が気づいてた点に銀時や桂が気づくのはもう少し後だろうな、そうであってほしいと思ってる。
    それでも高杉は銀時優先だから、戦争の時消えて銀時を苦しめた忍を許さないであってほしい。
    忍にとっても高杉は大事な友の一人だから、最後まで救いたいと思っていたし、立場上敵同士になっていても、真選組仲間を傷つけられた時以外は鬼兵隊と戦おうとしなかった。桂一派を真選組から逃がすよう根回ししたように、鬼兵隊も護ろうとしたけど、高杉が優秀すぎて護る隙もなかった、そんな感じだったと思います。
    あまり多く関わりを書けなかったけど、だからこそFinalに全部込めました。一秒でも長く護りたい、生きさせたい、しがみつくような抗いが感じ取れてたらいいなと思います。
    高桂の関わりを多めに書いたのは単純に私が見たかったからです。銀忍もそうだけど、幼馴染マウントとか取ってほしいし、最も長い付き合いだからこそのノリとかもっと見たい。そういうの大好きなんです。←

    そして鬼兵隊。
    正直、原作で、銀ノ魂篇あそこまで掘り下げといて最期会えなかったの、私的には納得いってなかった。
    だから会わせました。
    全てを乗り越えた最期の高杉と鬼兵隊を喋らせたかった。あと桂も。
    それが忍の考える高杉を救う方法であり、鬼兵隊を救う方法だったんじゃないかな。
    原作では荻から帰ってこなかった鬼兵隊だけど、江戸に連れてけばみんなに感化されて動いてたんじゃないかなと思って。繋がりや想いの強さは、真選組や歌舞伎町メンツに鬼兵隊は劣るとは思う。でもそれはある意味大将を強く信じてるということだから。
    難しい所ではあれど、思ってた以上に鬼兵隊を掘り下げられて良かったと思います。あと万斉好きだから生き残せてよかった。


    万斉生き残しといえば、朧。
    今回のシリーズを書くきっかけになったキャラクター。
    忍が来たことによって一番変わったのは彼だと思います。
    村塾組と打ち解けられた。先生と和解できた。
    そしてその後別れ敵同士になっても、忍とは裏で繋がり、先生救出作戦に協力した。
    原作で仲間も誰も居なかった朧、このシリーズでは忍が唯一寄り添った。賢剣になってる間も、陰ながら色々相談したりしてたと思います。
    そして村塾組3人にとっても、元の朧の印象がだいぶ変わったんじゃないかな。
    傾城篇で再会した銀時も、定々の前ではしっかり攻撃し合ってたけど、その後忍の伝言をちゃんと聞くくらいには打ち解けてたし、一度も殺してはいない。
    桂との関係は原作では描かれなかったけど、終戦に一番大きく関わったのではないか。一人残った桂がそれでも生きてたのは、朧の影響が大きかったのでは。これは原作でもこうあってほしいという願いを込めて書きました。
    高杉は原作での関係を更に深めた形にしました。同じ悪の道に進んだ者同士、そして高杉なら、朧の真意に最初から気づいている。……それでも左目潰すのと腹部貫通はやり過ぎな気がするけど、そこは原作準拠で。
    朧は身体の限界を考慮した上でギリギリまで引き伸ばした結果のあの展開でした。鬼兵隊の一員に入れられたのは嬉しかったけど、限界は変えられなかった。
    銀ノ魂篇、宇宙側の被害がそれでも多かったのは、忍が行けなかったからだろうなと。その分真選組はほとんど護れたけど、忍と他の人の力の差をここで現しました。
    忍くんああ見えて意外と凄いんです。彼が与えた影響って結構大きかったりするし、本人が思ってる以上に多くの人を救えてたりするんです。

    それでも朧も本当は救いたかった。
    もう一度一緒に酒飲んでもらいたかったし、また先生と会わせたかった。
    それができなかったのは、約束が果たせなかったのは、私の力不足で、悔いでもあります。


    信女はあくまで先生を救うための協力者、というところかな。
    普通に信頼してるし普通に護りたい。
    信女を救うために伊三郎助けたまである。
    水面下の強固な信頼関係を持ったまま、今後は上司と部下として、仲良くやっていくんじゃないかなと思います。



    攘夷組

    攘夷時代、銀桂高にとっても最も重く暗い過去。
    そんな3人を支えるために共に戦争に参加した忍、けれど支えようとするあまり、本人も気づかないうちに壊れてった。
    実際支えられてはいたんですよね。銀時にかかるはずの恐怖を自分に向けることで中和させ、桂を作戦立てで、高杉を趣味で、みんなを食事で支えていた。
    戦場でも誰よりも敵を殺し仲間を護っていた。
    けれど、今まで人殺しをしたことがなかった、血を好まない人が、そんな環境に耐えられるのか。
    しかも身体は思春期の少年。最も不安定な時期。
    そこに現れたのが、そう、坂本辰馬。
    登場させただけで、忍の心を切り開かせてくれました。本当に声のでかい人たらしだよ辰馬。
    そもそも先生がいなくなって不安定なあの3人を支えられていたんだよ、やべぇよ声のでかい人。
    3人も忍が壊れてることに気づいていて、本人が自分が壊れてることに気づいてないことも分かっていた。けれど助ける方法が分からなかったから、辰馬を送った。
    辰馬は本当に攘夷時代の救いだと思う。存在からして救い。彼がいてくれて本当によかった。
    忍にとっても、松陽先生、近藤さんに次いで、辰馬は救ってくれた存在だったのではないか。
    逆に救うことできるのか?と悩むくらいでしたが、腕は死守しました。自分の存在のデカさを分かってない忍君、その代わりに彼らの心に大きな傷残したことに気づいてない。
    けれど、そこで辰馬を護ったことで、先生処刑後に少しだけ関わらせることができました。……辰馬一人の存在でどうにかできるわけじゃなかったけども。
    辰馬は忍にとっても珍しい、忍の保護者枠の一人だったのかなと思います。

    黒子野、パクヤサもちょっとだけ関係書けて良かったです。
    私の中では黒子野はレギュラーだから。画面にうつってないだけでどこにでもいたから。
    ……実は、白月味をちょっと入れてみたり。
    けれど黒子野も、忍の影響を大きく受けた一人です。Final3で出てきましたしね。
    忍も含めた5人の影として、今後も陰ながら動いてくれるんじゃないでしょうか。



    真選組

    今回シリーズの中で一番振り回してくれた存在。
    ぶっちゃけ、私の中で真選組の存在ってそこまで大きくなかったんですよ。ただ銀魂シリーズをオールキャラで書くなら出さなきゃなと、空気にならないようにするにはぶち込んじゃえ、ぶち込んだらどうなるんだろう、そんな興味本位からでした。
    ……まさか忍にとっての真選組が、銀時にとっての万事屋になるとは。忍も私も予想外。


    斉藤終とは今や相棒のような関係かなと。
    海外で困ってる彼を救いたいと思って無理くり忍を海外に送らせ出会わせ、それでも終の唯一無二の存在として忍を置けたのは良かったなと。
    本当は二人の関係もっと掘り下げたかった!けど彼喋んないから!難しかった!
    二年後篇後篇、絵だったら、真っ直ぐな終の言葉に言葉を詰まらせ表情を変える忍も見せられたのかな。
    とにかく互いに互いを最も信頼してる、良き相棒であり、良き親友だと思います。

    総悟は終繋がりで仲良くなったのかなと。
    真選組の中では終と総悟が好きなんです。人狼篇から二人を出したのはそのためです。
    まぁ総悟は最初から忍の実力見抜いてそうですけどね。「面白そーな奴」から自然に関わりを増やしてって、その結果の人狼篇や煉獄関篇の関係になってった感じです。

    山崎……はあくまで場所的に出さなきゃいけない時にだけ出しました。まぁさらば篇ザキ視点にちょっと助けられたけど。「先輩」呼びされてるのに忍の下手に出るザキ書いてて楽しすぎた。

    土方は、同年代の友達のような関係になればいいなと思って書きました。
    村塾組以外の唯一の同年代。27歳組の中で唯一誰かの下についてる存在。
    だからこそ、戦争を乗り切った村塾組の強さに影響され、全部背負い込みがちな村塾組にはない視点を見せてくれる存在であれ、銀時や桂だけじゃなく忍にとってもそんな存在であれ、そんな感じで書いてました。
    まぁ他の人との関係の方が多かったかも。さらば篇の近藤、2年後の銀時、伊三郎との関わり、普段の総悟との喧嘩も書いてて楽しかった。
    もうちょっと鴨太郎と関わらせたかったなー……

    鴨太郎は、朧の次に救いたいと思ってた人でした。
    関わろうと思ってたら向こうから絡んできてラッキーみたいな感じ。
    剣の実力は敵わないけど、将棋では永遠にライバルやっててほしい。鴨太郎にとって忍は、負けられない相手だけど、尊敬する相手であればなと。土方と銀時みたいな関係であれと思ってます。

    そして最後に、ゴリラ。
    間違えた近藤さん。
    忍にとっての近藤さんは、銀時にとってのお登勢さんのような存在であれと思って書きました。言うなれば初期設定みたいな。
    二人の関係は煉獄関篇に全部込めました。深くは探らないけど、忍の本質を見抜いて、本当に辛い時に寄り添ってくれる、そんな存在。
    時系列が時系列だから後から振り返る形ばかりになってしまったけど、銀時から見て、忍が松陽にしか見せたことの無い表情を近藤に見せるくらい、そんな関係であれと。
    銀時や桂は、近藤に忍を託してると思います。
    けどそこで銀時や桂に「お前らもなんかあったら来いよ」「一緒に飲もう」と言うのが近藤さん。入れるつもり無かったセリフなのに書いてる時彼が勝手に言い出した。ほんとそこが近藤さん。
    ネタに振る機会が少なくなってしまったけど、その分包容力全開に出せたんじゃないかな。


    真選組の中では、幹部とは裏で繋がりがあれど、そこまで皆と仲良くないと思います。幹部同士もそれぞれが忍と裏の繋がりがあるの互いに知らなかったり。「え、お前ら仲良かったんだ」みたいな。
    むしろ村塾攘夷時代の方が友達多かったんじゃないかな。
    実力や正体バレを恐れて全力で大人しく潜んでいたんですね。けれど実力が実力だし、数少ない三番隊の一人だから、一目置かれてるというか。それでも実力抑えてたのにね。
    正体明かした後、忍の名で再入隊した後、爆発的に皆と仲良くなってくんじゃないかな。そうであれと思ってます。



    忍の正体バレした時の真選組について
    一番驚いたのは土方……というか銀時の白夜叉バレした時と同じ反応するんじゃないかな。
    近藤さんは驚くよりも納得、そりゃあれだけの傷跡と力が付くわ、まぁ人狼であろうがなんだろうがアイツの優しさは変わらねーだろ、みたいな。
    終も土方と良い勝負しそう。けれど桂の人の良さも分かってるし、近藤と同じ考えだと思う。
    総悟は意外と思いつつも納得、凄い立場というのに驚きはしないけど、争いを好まないこの人が昔は血を浴びまくってたとは、みたいな。
    ザキは「えええこんな凄い人に今まで先輩呼びされてたの!?」
    鴨も先に桂高杉との関係知ってるから、驚きはすれど納得するだろうな。

    みんな驚きはすれど、敵として見ることはないと思います。
    そうなる基盤に銀時と桂がいるからね。二人と知り合う前だったらバレた瞬間剣向けられてたんじゃないかな。
    密かに互いに互いを護りあっていたんだね。




    その他


    伊三郎は、さらば篇で初めて存在を認知し、「よく隠れていたもんです」って面白半分に忍のことを見ていそう。
    仲良くなりたくてメル友になろうとしたけど、うざすぎて弟にぶん投げられた。内心悲しい。


    全蔵とは切っても切れない関係だったんじゃないかな。
    名前が「忍」だもんね。名は体をあらわすというけど、戦い方も忍びみたいだし。
    ちなみに出会いは、コンビニで残り一冊のジャンプを同じタイミングで取ろうとして
    「「あ」」
    「……すみません、持ってっていいですよ。呪術とヒロアカの続きが気になるだけなんで」
    「いやいやでもあなたの方が先だったんじゃないすか、いいんですか」
    「いいって言ってるじゃないですか、どうぞ持ってってください」
    「いやいや申し訳ないですって、」
    みたいな感じでいざこざがあって、その後もなんかよく鉢会うし、んで気になって追いかけてみたらジャンプ侍助けてるし、探ってみたら伝説の攘夷志士で、向こうも自分が御庭番衆の頭だって知ってたし……みたいな感じ。
    さっちゃんとは無関係だけど、実は賢剣の時に忍の正体を知っていた超重要人物。そんな裏の繋がりがあって、結果その関係が将軍を救っちまったと。
    真選組幹部と言い、裏で深く繋がってる関係があればあるほどいいなと思ってます。





    そして最後に、松陽先生。
    先生は、完全に親の立場で書きました。
    忍の全てを見抜いていながら、忍の保護者であれた人。
    初めて、忍の“父親”になれた人。
    剣の師匠であり、人生の師であり、育ての親。
    忍は転生者であるから、誰よりも賢く強くあらなきゃいけない、完璧じゃない自分は許せないと言う思いがあったんですね。
    だから、力及ばない今、松陽に与えられ育てられるだけの自分が許せなかった、だから家出しようとした。
    けれど、松陽先生は、そんな忍の考えを打ち破ってくれた。
    子供なんだから、大人に頼りなさいと。
    君は今でも充分強いよ、と。
    転生含めても人生の先輩であり、紛うことなき親だった。忍を色んな意味で救ってくれた存在。
    それでも忍の方も松陽のこと全部知ってたので、実は忍から“常識”を教えてもらっていた。銀時たちに見せる前に忍に確認する松陽……一回だけしか書けなかったけど。
    松陽、虚は、色んな意味で忍の力及ばない存在だったと思います。
    強すぎるし、救いようが無さすぎる。頑張ったけど、あれが限界だった。
    けれど、救おうとしてくれた、寄り添おうとしてくれた、そうしてくれたのは虚にとって忍だけで、そこに少なからず救われていた。
    松陽先生は自分を銀時に重ねると同時に、忍にも重ねていたんじゃないかなと。
    だから、忍が生きることが、先生の救いになる。そんな結末にしてみました。……正直後付け感が凄くて納得はいってないけど。
    元々忍に救われる立場ではなく救う立場としか見てなかったからな。叶うならば、と思ってたけど……けれどあれ以上のことはできなかったし、、
    それでも、書きたい関係は書けました。
    「いきなさい」には、「行きなさい」と「生きなさい」の二つの意味を込めました。
    今後忍は、松陽の願い通り、銀時達と共に支え合って生きていくと思います。


    歌舞伎町や吉原はマジで関わる暇がなかった!
    いや無理!ヅラ辰馬でさえ関われてないのに!
    な、名前くらいは出せたんじゃないかな……銀魂キャラ多すぎるよ……
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    tamahibari369

    DOODLE今回のシリーズの核心の部分の補足というか。
    ここまで読んでくれる人おらんだろうけど置いとく。読んでくれたら嬉しい。
    今回のシリーズでテーマになっていた“救い”について私は個人的に、ただ生き延びることが“救い”ではないと考えています。
    虚だって死にたがっていたし、忍だって4回目の転生で最初から「もういいよ」って言ってたし。ただ長く生きることだけが救いじゃない、そう思ってこの結末にしました。
    逆に忍は「いつ死んでもいいや」くらいに思っていたので、最初から最後まで銀時を中心に、誰かに尽くすためだけに動いていた。だから銀ノ魂篇最後で「自分を救うために」という課題を投げつけられてかなり混乱してたんですね。

    話が逸れたけれど、あれだけ救っといてアルタナ組の命を救わなかったのは、生身の人間である忍の限界を兼ね合わせた結果と、私の中で「救い=長生き」ではないから、でした。

    松陽先生と朧は忍が生まれる前からアレだったのでどうにもできず、高杉は銀ノ魂篇で忍が宇宙サイドに行けば救えたかもしれない、けれど真選組がある・白夜叉の影再来・オリ主vs虚が見たかった・朧の行動、これら含めて考えた結果、地球側に来てもらうことになりました。
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