Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    serize7b2

    @serize7b2

    二次創作でBL小説書く人のアカウントです。Twitterで上げた画像小説の保管庫。たまに絵。
    感想ポスト📫(匿名・アンケート形式)→ https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe8yD1yDtBkzB503MAVW2ibVrpfRRBxRBxK87nL61Sfvp6HNQ/viewform

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 19

    serize7b2

    ☆quiet follow

    ⚠️BL/ジェネセフィ
    【あらすじ】全年齢
    叫べ!この想い!幼馴染による謎の特訓が今、始まる──!
    ※一部の誤字はpixiv掲載版で修正します。

    雰囲気…微ギャグ
    かっこいいG様はいない。
    ジェネセフィアンソロジー発行カウントダウン企画で書き下ろしした作品です。
    web初出…2024年7月26日

    #BL
    #腐向け
    Rot
    #小説
    novel
    #ジェネセフィ
    #セフィ受
    sephiReceiving

    Tap to full screen (size:630x928).Repost is prohibited
    💖👏👏👏😭💖💞💞
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    other8e

    MOURNING幸せであれ
    ※しじみ食べたことないので食感は検索してみたけど実際のところ知りません
    「嶺二」
    ぼくの名前を呼ぶ声にゆっくり目を開けると、ベッドの端に腰をかけたランランの姿があった。
    「おはよう、嶺二。やっと起きたな」
    ランランはぼくの頬をそっと撫でてふわりと微笑む。少しくすぐったい。カーテンの隙間から射し込む陽の光が、ランランのまだセットしていないふわふわの髪の毛を明るく照らしてきらきらと輝いている。
    「いまなんじ?」
    身を起こしながら聞くと、7時だと教えてくれた。ちょうどいい時間だ。
    体を起こしたものの疲労の残る体はまだ少しだるくて、ベッドの上でぼうっとしてしまう。ランランの小さく笑うような声が聞こえたかと思うと、ぎしりとベッドの軋む音と唇に優しく触れる感触。それにうっとりとする間もなくランランはぼくから離れて、物足りなさを感じて見上げるぼくの髪を大きな手でくしゃくしゃとかき乱した。
    「ちょっとー!」
    「目ぇ覚めただろ?朝飯作ってあるから早く顔洗ってこい」
    「うん」


    着替えは後回しにして、顔を洗って歯を磨いてリビングに向かうと、美味しそうな匂いがぼくを待っていた。
    「わー!すっごい!和食だ…!」
    テーブルには、お味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並んでいて、どれもまだ白い 2846