トンチキドリーム集(時系列はバラバラ)
・腕4本の猿と仲良くなって赤紫の土埃から逃げた。家のベランダがなぜかカフェになってて、当時しょっちゅう行っていた公園が何故か砂漠だった。逃げてる最中に夢だと気づいて目が覚めた。猿の他にもう一人仲間がいた気がするけど覚えてない。
・真っ白な空間で学校の椅子に座らされてて、目の前には筋骨隆々で色黒なバスケットボール選手の頭だけをセキセイインコ(青いの)に変えたような人がいて、その人がドリブルするのを延々と見せられた。
・薔薇のアーチがあるお屋敷に住むとても歌のうまい男の子とそれに惚れた薔薇の二人の話を俯瞰で見せられた。
薔薇は男の子の側に並んで歌を歌いたくて毎日祈っていたらいつしか男の子そっくりな人間になれたが、それの代償と言わんばかりに男の子はなぜかどんどんと薔薇になっていく。
やがて完全に薔薇になった男の子は庭の薔薇に紛れ、人間になった薔薇は男の子の両親に「行方不明の息子そっくりだ」と拾われる。男の子が姿を消したことを知った薔薇は嘆き悲しみ、毎日男の子への思いを込めた歌を歌うようになる。薔薇になった男の子は誰にも気付かれないままその歌を聞いている。
・古いホテルか何かに宿泊してた。
イルカの顔を正面から見たような変な形の石仮面がベッドの下に落ちてて、おもしろ半分でつけてみたらなんかテケテケみたいな上半身だけのロングヘアおじさん(そんなに美形でもない)と説明書みたいなんが急に出てきて、それを読んでみるとどうやら「このお面を一度でもつけると呪われてやべえ怪物が5分に1回くらいのペースで襲ってきますがそのおじさんが消し炭にしてくれるのであなたが死ぬことはないです、でもちょっと血が飛ぶからそれは掃除してね(意訳)」とのこと。
読んでる間も突然なんかもののけ姫のタタリ神みたいなキショイのがどこからともなく現れてこっちに来るけどおっさんに消し炭にされて…ってのを繰り返している。
「いやマジで誰がなんのために作ったの…?」と思ってたら目が覚めた。
・サスペンスに出てきそうな、典型的な洋館に宿泊してた(自分以外にも何人かいた)。案の定密室で殺人事件発生、しかしその遺体に誰一人として見覚えがない。
「えっ誰…?」と騒然としたところで目が覚めた。
・↑の夢を見てすぐに二度寝したら見た。同じく舞台は洋館。さっきのとは別に続きじゃなかったけどメンツは同じだった。庭や倉庫で切断された手や足が見つかるものの、洋館に宿泊している人間は全員無事。「誰の…?」と騒然とする。しかも数えてみたら出てきた手が左右一対とかじゃなくて右手2本とかでマジでわけわかんなかった。
困惑した女性が「み、右手が2つある人だったのかしら」とか言ってて面白かった。
・バックルームのプールみたいな部屋をマイクラで作ったみたいなそういう場所にいた。床も壁もタイルが敷かれてて、上を見ると天井みたいに上を覆う感じで水が浮いてた。けっこう分厚かった。
私はなぜだかそこから出なければならないらしくて、壁にかかってたはしごから水の中に入って上へ上へ泳いだ(私は泳げないはずなのになぜだかこの夢の中では泳げた)。水はきれいだし差し込んでくる光も綺麗で、でも本当に水が分厚くて泳ぎきるまで息が続かなくてものすごく苦しかった。上に向かって伸ばした指先が空気に触れた瞬間目が覚めた。
寝てる間に息止めてたっぽくて本当に息苦しくて、起きたら汗びっしょりだった。
・荒野と砂漠の中間みたいな荒れ果てたところを旅をしていた。
ドラクエのゴーレムみたいな魔物を連れてるめっちゃ有能なお姉さん(具体的にどう有能なのかは知らない、でも夢の中の私は有能な人として認識してた)と出会って、どういうわけか私はお姉さんに「一緒に行きませんか」って交渉してた。色々と交渉したけどお姉さんはずっと否定的で、「でもあなたにとっていい話でしょう」って聞いたら、「あいにく私の目は節穴と名高いんで、私にとって魅力的な話は基本信用しないようにしてるんだ。ごめんね。」って振られた。
・当時よく通ってた公園(猿と土埃のやつで砂漠になってたのと同じところ)から自転車に乗って家に帰る途中。ひょっとすると夢の中で公園で遊んでたのかもしれないけどそこの記憶はない。帰り道からしか覚えてない。
カオナシをちょっと可愛くしたようなバケモノが道の脇にいて、「何あれ…」と思いながら通り過ぎた。
通り過ぎたのに前を見るとまた道脇にいて、何度通り過ぎてもまた前を見るといる。どんどん間隔が短くなってて、猛烈な恐怖を感じながら自転車を走らせた。
庭に自転車を駐めて玄関に飛び込んで扉を閉めようと振り向くとすぐ背後にいて、半ば半狂乱になりながら勢い良く扉を閉めた。
…閉めたところで冷静になって、急に「なんでこんなのにビビらなきゃいけないのか」と腹立たしくなってきて、怒りのまま扉ブチ開けてまだ扉の向こうにいたそいつをぶん殴った。バケモノから「も゜ぇ!」みたいな悲鳴が聞こえたところで目が覚めた。
・新興宗教の本拠地の近くの旅館に泊まってそれを見学する、みたいなのに参加していた。どういう経緯だったかは思い出せない。同じ旅館には大学生くらいの男とかお婆さんとか若い夫婦とかもいて、その人らも見学に来てた。
宗教の内容自体はよく覚えてない。ミイラみたいなのが「教祖」って呼ばれて飾られてた(よくよく考えたら教祖の即身仏とかだったのかもしれない)。いかにも胡散臭い、何かのキャラならCV石田彰になってそうなお兄さんが取り仕切ってた。「ご見学の方々もいらしていますからより一層深く祈りましょう」的な。
同じ旅館に泊まっていた大学生のお兄さんがなんかずっと何もないところに祈ったり知らない人と話したりしてて気味悪かった。「何に祈ってるんですか?」ってお婆さんに聞かれて、「いや、ここに仏壇があるじゃないですか。祈っとこうと思って」とか答えてた。「どなたと話してたんですか?」も聞かれてた気がするけど、そっちの答えは忘れた。
これもどういう経緯で知ったか忘れたけど、「一度信じてしまったら二度と疑えなくなる呪いがある」みたいなのがオチだった。例の胡散臭いお兄さんが教えてくれた。
お兄さん、「本当は1ミリもここの神のこと信じてないけどなんか面白いからこの宗教で働いてる」みたいなこと言ってた。おもしれー男だった。