Green-eyed monster「あー……止めだ、止め。お前と話してると、緑の目に睨まれちまう。鬱陶しいったらありゃしねえ」
雑談中のプラネットが、突然そんなことを言い出した。どういう意味だと問う前に立ち去られ、サンシャインは一人途方に暮れる。
「何なんだアイツ……」
意味の分からないことを言われた上に、置き去りされてしまった。本気でよく分からないが、今度のスパーは楽しくなりそうだ。
知らず拳を握りしめていれば、視界の端に影が落ちた。振り返って息を呑む。
「アレの行動はおおよそ謎に満ちているような気もするがな」
同僚のザ・ニンジャが佇んでいた。その上、素知らぬ顔で話しかけてくる。
いくら悪魔六騎士の筆頭と称される自分であっても、流石にこれは心臓に悪い。半ば後退りながら、誰しもが思うだろう問いをぶつける。
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