4️⃣1️⃣、🐝、🐆、💪、🐴、🖤の場合4️⃣1️⃣「え、大丈夫」
急に隣を歩いていたはずの彼女の姿が消えてびっくりする。
「ごめん、恥ずかしいよね。」ってころんだ彼女に言われて「全然」って即答する4️⃣1️⃣くん。
「それより痛いとこは」って訊いて来る。
できた彼氏さんだなぁって思ってたらその間に抱き上げようとするからちょっと待ってがど止まらないし、何とか抱き上げは回避する彼女ちゃん。
「あ、歩けるから。」
「でも、」
「ほんとに、ほんとに大丈夫。」
なんて言い合う仲良しカップル。
🐝「おーい、大丈夫」
なんて、やまびこポーズで訊いて来る🐝くん。
あまりの恥ずかしさに、「だいじょばないです。」と言っちゃう彼女ちゃん
「俺もよく転んでたから大丈夫だよ」
恥ずかしくない恥ずかしくない、なんてよくわからない慰め方をする🐝くんに、「それ、どこが大丈夫なの」って訊く彼女ちゃん。
「俺とおそろいだし、一人じゃ恥ずかしくても隣に俺がいたら恥ずかしくないっしょ」って言う
。
確かに、隣に誰かいてくれたら恥ずかしさもマシかもなんて思い始めたら、「じゃーはい、」って掌を差し出してく🐝くん。
「もう、転ばないように手つないでこーよ。」ってニッコリな🐝くんにキュンってする。
🐆「なーなー、とりあえず立ち上がってくれね」
転んだ恥ずかしさでなかなか立てない彼女ちゃんをツンツンするのが🐆くん。
「無理、恥ずかしすぎる。」
「転んじゃったなら仕方ないだろ、立てないのか心配になるから立てるなら立ち上がってくれね」
って言う🐆くんに「なんか今日の千切くん優しいね。ダサって笑われるかと思った。」って立ち上がる彼女ちゃん。
「〇〇の中での俺の印象悪すぎじゃねしねぇよ、そんなこと。」って吹き出しながら笑っちゃう🐆くん。
そんな🐆くんをじーっと見てたら前から来てた自転車に気づかなくてぐいっと引き寄せられちゃんう彼女ちゃん。
「っぶねぇ。」
って抱き寄せられられながら呟く🐆くんに、「ナニコレ、ドラマじゃん。」って呟いちゃう彼女ちゃんでした。
💪「よし、そのままじっとしとけ。」
転んだ彼女ちゃんに「前か後ろどっちがいい」って意味のわからない質問をする💪くん。
恐る恐る後ろって答えると「よし、そのままじっとしとけ。」って言われて気づけば💪くんの背中に乗ってる。
彼女ちゃんはその速さに頭がついていかず、ずっと「」状態。
「く、國神くん。私歩けるよ。」
「でも、痛いだろ。」
転んだ時に足首ひねってたのすら分かっている國神くん。
近くのベンチまでそのまま彼女ちゃんを連れて行って座らせる。
足首と怪我の状態だけ見てコンビニで必要なものを買ってきてくれるまさにスパダリヒーロー。
「ごめんね、せっかくのデートなのに。」って泣きそうな彼女ちゃんに対して、頭ポンポンして「デートならまたすりゃいいだろ。」って言ってくれる。
そのままお家まできちんと送り届けてくれるそんな💪くん。
🐴「ちっ」
転んだ瞬間に、舌打ちするのが🐴くん。
転んだし、舌打ちされたし泣きそうな彼女ちゃん。
だけど、そんな彼女ちゃんの目の前にすぐさま膝をついて「そんな痛かったのか」って聞いてくれる。
その後はおぶってベンチまで行くし、ケガしたところを見てすぐ必要な物買ってきてくれる。
手当もすごく丁寧な手つきだし、触れる時にいちいち「触るぞ」って声をかけてくれるそんな紳士。
「ごめんね、どんくさくて。」
って彼女ちゃんが言うと、「お前の鈍くささなんて把握済みだ。把握してたのにも関わらず怪我させた。悪かった。」って返事をするのが🐴くん。
本当は、大切な彼女の体に傷ができてしまったのが許せなくて舌打ちしたんです。
🖤「痛いの痛いの、とんでった。」
転んで恥ずかしさのあまり一瞬立てない彼女ちゃんの背中をさすさすしながらそんな事を言うのは🖤くん。
「痛いの痛いの飛んでけー、じゃないの」ってそんな🖤くんが可愛くて可笑しくて笑っちゃう彼女ちゃん。
「笑った笑った。」
ホントは、知ってるけどわざと間違える🖤くんなのか、普通に間違える🖤くんなのかは本人しかわからないです。
ただ、🖤くんのおかげで気持ちが和む彼女ちゃんがいるのは間違いない事実。
立ち上がった彼女ちゃんに「痛いか」ってちゃんと気遣うことのできる🖤くん。
彼女ちゃんの方は、可愛いし優しいしで頭の中がとても忙しくて大変で痛みを感じない程度。
ただ目ざとく彼女ちゃんの膝から出血してるのを見つけて、近くの公園で傷口洗わせるし、消毒も走って買いに行ってくれる。バンソコウは持参のサメのバンソコウならかわいい。