🖤、🐆🖤「好き、好き、何度でも言う。」
きっと、諦めない精神は強いと思う。
負けない·折れない·諦めない。
だから、断られても好きなものは、好きという。好きになってもらえるまで言う。
「おはよー、黒名くん。」
「おはよ、好きだ。」
レベルで告白するし、言われた側の🌸ちゃんは最初「なっ」ってなるけど、次第に慣れて「会話しようねー。」って流し始める。
あまりにも流しすぎてると、怒った🖤くんに手首掴まれて無言であんまり人が来ない廊下の隅に連れて行かれるし、「拗ねた拗ねた。」って頬を膨らませた🖤に真っ直ぐ目を見て伝えられる。
「ごめんね。」って🌸ちゃんが謝ると、🌸ちゃんの手首掴んだまうずくまり「〇〇、好きだ。俺じゃだめか」って顔を伏せたまま泣きそうな声で言われちゃうから、本当に自分のことを想ってくれているんだって改めて自覚する🌸ちゃんも同じようにしゃがみ込んでうずくまっちゃう。
🐆「俺、諦めるつもりねぇから」
絶対、タイプが真逆じゃんって感じの🐆くんに想いを告げられてから、絶対ドッキリだとあちこち見回す🌸ちゃん。
ドッキリだって思い込んでるから、少しムッとしちゃう。
「私をからかって面白いですか」とまで言っちゃうし、そんな風に怒られると思わなかった🐆くんもびっくりしちゃう。
「いや、だから、好きなんだって。」
「………ごめんなさい。」
もう一度伝えても🌸ちゃんの姿勢は変わらないのは分かったから、「わかった。からかってないって分かればちゃんと考えてくれるんだな」って訊く🐆くんに、「それは、その話は変わってくると思うんだけど…。」って言葉を濁す🌸ちゃん。
「じゃあ、見てろ。俺が本気だってちゃんと分からせてやる。」
にっ、て笑ってその場は離れていく🐆くん。
そこから、日直の仕事とかしてたら真っ先に手伝いに来るし🌸ちゃんが1人の時を狙って話しかけてくる。
絶対逃さない。
「あの、千切くん。」
って🌸ちゃんから話しかけられるようになったらもうこっちのモン。
「俺のこと、好きになってきた」って笑顔で聞いてくるし、「前よりは、」って答えられたら「じゃあ、もっかい告白してもいい」って訊いてくる。