🦎の憂鬱🦎「はぁ、」
🌺「カミロ、また私に変身してあなたへの告白を断ったでしょ」
🦎「うん、イザベラが言えば効果覿面だから。次は本物が従姉弟のために断ってくれるとか、どう」
🌺「いいわよ、ついでにあなたの想い人は振り向きそうもないことも話しておこうか」
🦎「えっぼ、くの想い人」
🌺「顔を戻して、驚きすぎて目が離れてるわ。」
🦎「………僕に想い人なんている」
🌺「あら、違ったかしら。うちの二番目の妹のこと。あの子、最近様子が変なの。花を見つめてぽーっとしちゃって。」
🦎「ミラベルが花を見て」
🌺「あら、噂をすれば。」
🦎「誰なの、あの人。」
🌺「さぁね…その内紹介されるんじゃない」
🦎「ミラベル」
🦋「……なぁにぃ〜怖い顔して?」
🦎「悪いけど、マドリガル家で話し合いの時間なんだ。ミラベルを連れて行くよ。」
🦋「それなら、朝「行くよ、ミラベル。」………カミロ、一体なんだって言うのあと、離してくれるとうれしいな~?」
🦎「僕はアントニオじゃないからその話し方やめてよ。」
🦋「…突然人の話に割り込んできて不機嫌そうにしてるあなたが、アントニオより大人だっていうの」
🦎「……それは、イザベラが君にその、素敵な人が出来たんじゃって…だからその。」
🦋「そう…カミロ寂しいのでも何も変わらないよ。私たちはマドリガルで、私とあなたは従兄妹。じゃあ、もう行くね。」
🦎「……………だから、そうじゃなくて。はぁ。」