ジャージを借りに来た彼女ちゃん日向「ピッタリじゃんぴったり…」
自分のジャージを着ている彼女を見て、にこにこしながら寄ってくる日向くん。
自分のジャージを着てくれてる彼女が可愛すぎて嬉しい反面、サイズ感がそんなにブカブカじゃないことちょっと不満。
「俺、まだ成長期です」
「え」
「まだ、身長のびるので」
「は、はい。」
「伸びるので」
なんて言ってびしっと敬礼する日向くんでした。
月島「どう考えてもでかすぎるでしょ。」
彼ジャージしたいからってジャージを借りに来る彼女ちゃん。
絶対ブカブカ格好悪いから、って思うものの言って聞くタイプの彼女じゃないから渋々渡す。
受け取った瞬間目を輝かせている彼女ちゃん、ジャージを羽織ると案の定腕は出ないしワンピースみたいになってる。それでも、めちゃめちゃ満足げな彼女ちゃん。
「なんか、月島くんに抱きしめられてる気がするね、これ。」
なんて、すごくニコニコしているのでたまらなくなって、「抱きしめてほしいんだったらそう言えば」なんて言いつつバックする月島くんのお耳は真っ赤っ赤。
黒尾「はいはい、でかいですよねー。はいはい、黒尾さんのだからそりゃ黒尾さんのにおいするわ。」
彼女さんがジャージ貸してーってるんるんしながらやってくるもんだから、「ん。」ってすぐ渡す黒尾さん。
彼女さんがキャッキャしながらジャージを羽織るのを椅子に座って愛しそうに見てる。
…ように見えて心の中は大忙し。
(うぉぉおおっ、彼ジャージ。なにこの子こんな可愛いことすんのはぁなんかもうキレそう。)
一通り彼女さんがキャッキャした後、座った状態で後ろから彼女さんを引き寄せ自分の上に座らせる。
「何、黒尾くん。」
って訊いてきた彼女さんに対して「もう心臓痛い。可愛すぎてダメージ食らってる。」って彼女さんの肩に頭をうずめる黒尾さん。
研磨「はいはい、でかいですよねー。虎、うっさい。」
彼女さんが黒尾くんにジャージを借りに来た時のやり取りを移動教室の途中に猛虎くんと見てた研磨くん。
彼女ちゃんがジャージ貸してって言いに来たとき、「いいよ。」って渡してあげる。
なんだかんだ言っても170センチ位身長がある研磨くん。普通に彼女ちゃんがジャージを着るとすこしぶかぶかな訳で、「でかいですよねー。」って言う。
その様子を見てた猛虎くんが何かもの言いたげに見てるのに対してすぐに「うっさい、」っていうものの猛虎くんはまだ何も言っていませんよ。
「あと、あげないから。」
って彼女さんを抱き寄せて猛虎くんを睨む研磨くんでした。