世界を殺せ、愛のために。-序章-　檻の中は楽園だった。
　僕にとって地獄というものは、暗闇の中をたった独り誰かに対する怒りや憎しみ、妬みを抱えて生きていくことだった。どうして僕が、どうして僕だけ、何故、何故です、と答えのない問いをただひたすら思案する日々のことだった。
　だからこそ、白く明るいなにものからも守られた空間はまさに安寧の地であった。それにここには僕以外にもたくさんの人が同じ境遇で存在していて、独りではないことが何より大きかった。
　例えここが、何か恐ろしいことを企て実行している施設だとしても。僕たちがその計画の為に利用されていたとしても。この先起こる"何か"が、決して幸福と呼べたものじゃなかったとしても。

中敦-休息日*性转
*馋敦妹于是铲了哎我想吃敦妹饭…
*虽然已经过了但是圣诞节快乐
*舔 xue
*如有不适请即刻离开，谢谢配合
*警视厅干部中x社畜敦

今天是休息日。
晨曦的阳光透过窗户洒进房间，黑色帽子、半指手套和细框眼镜杂乱无章地躺在地上。
作为资深社畜的中岛敦本来可以睡到下午五点再起床。前一晚被一天天精力充沛的男朋友摁在落地窗前折腾了许久，可怜的小穴又红又肿，看起来已经没有办法再承受男人的再次进入。
“唔…中也先生…不要舔那里…啊…”但是一大早中岛敦就被闹醒，脑子迷迷糊糊的也知道是自己男朋友在作乱。她细长的手指紧紧抓着雪白的床单，灰白色的长发铺散在枕头上，宽大的被子高高隆起，看不见里面的景色。
被子下的身体什么都没穿，昨晚清理完套上的睡衣不知道什么时候被她亲爱的中也先生剥的干干净净。两条腿屈起分开，赭发男人整个人缩进了被子里，脑袋埋在她分开的双腿间用柔软的舌头舔弄着敏感多汁的花穴。

【ヴェラン】甘い約束　午前零時。日付を跨ぐ前に帰宅したかったけど、大通りでいきつけのレストランのおじちゃんに掴まって、無理だった。
　色々夜食を持たせてくれたから、滅茶苦茶ありがたいけど！
　恋人のランちゃんと愛猫のムートが待つ家に、俺はいつでも、一刻も早く帰りたいからな～。
　駆け足で帰宅すると、ムートが軽い足取りで玄関へ出迎えに来てくれた。ピンと伸ばした尻尾をぷるぷる細かく震わせて、熱烈歓迎してくれる。
「わはは！　ただいまー、ムート！　いい子にしてたか？　って、いつも仕事熱心でいい子かー！」
「ニャー」
　玄関でしゃがみ込み、両手でムートの頬を撫でくりまわした。気持ちよさそうに目を細め、喉をゴロゴロ鳴らしている。
　城内パトロールがムートに与えられた仕事だ。特に書庫は熱心に。