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    龍馬さんが以蔵さんと付き合ってると思ってる話
    以蔵さんが男ビッチだよ

    #fgo
    #腐向け
    Rot
    #帝都騎殺
    #龍以
    dragonTo

    龍馬さんが以蔵さんと付き合ってると思ってる話6 盗聴、盗撮を続けながら(犯罪です)龍馬は以蔵と付き合っている。
     以蔵が龍馬の知らない相手に抱かれているのを確認しながら気分を見ながら抱き方を変えていく少しずつ僅かばかりに主管手管を変えながら。
     自分一人に溺れてしまえばいい自分の腕の中しか満足できなくなればいいと思いながら。
     龍馬がどれだけ以蔵を満足させても全く変わる様子がない。
     飲みに誘われただけだと思えば、いきなり連絡が入ったセフレの元へ行くし、かといっていきなり龍馬が誘ってくれば声次第では来てくれる。
     こんなにも気分屋だっただろうか?と思う。
     とにかく以蔵はあっちにふらりこっちにふらりと居場所が落ち着いていない。
     だがしかしわかることはある、本当に龍馬が疲れてしんどいと思った時には必ず来てくれるのだ、そこはやはり長年培ってきた情があるのだろう。
     よほどに取り込み中でない限りは自分を最優先にしてくれるのが嬉しい。
     だけどもそろそろ決着をつけたいのも本音。
     我慢も限界だということだ。

     鼻歌交じりに機嫌よく安アパートに戻り鍵穴に鍵を差し込もうとするが、それをやめてドアノブを躊躇いなくひねると鍵が開いていた。
    「今日は、約束しとらんよな?」
     真っ暗な部屋にぽつりと静かに、だが両足を揃え背筋を伸ばし帰りを待っていたのだ、何時間そうしていたのだろうかわからないが、安アパートを借りている本人の帰宅を日が暮れて真っ暗になった部屋で待っていた。
    「話があります」
     真剣な声で、いきなりの言葉、そんな言葉にも動じることもなく、まずは部屋に明かりをつける。
     正座した龍馬の前に静かに鎮座している一台のスマホが置かれて座るを待っているのだ。
     こうなった龍馬から逃げるのは至難の業だ、さてさてと仕方なくスマホを挟んで胡坐をかいて座り込む。
    「以蔵さん、僕は以蔵さんに××年×月×日に好きだとお伝えしておりますね」
     うっわ、こいつなにと思う、年数まで言うんかいと思いながら、
    「ほうじゃの」
    「それで以蔵さんはそれに快諾をくれて、僕達は両想いになりました、そこまではあっておりましょうか?」
    「両想いっちゅうか、肉体込みの友じゃろ」
     悪びれた風もなくさらっとそう返す。
    「以蔵さん、僕の好きはですね、以蔵さんをただ一人の人間として好きなんです、そこに友以上の感情があります、これは現在進行形です、そこをまずご理解いただけていないようですので、改めてこの場を持って話し合いをしたいと思います」
     スマホは、まだ動かさず、とんとんと龍馬の以蔵への好きを言い募る。
     全てを話しきるまで黙って聞いたのだが、
    「ですので、以蔵さんは、今日までお付き合いをしていただいている僕以外のセフレとはきっていただきたいのです」
    「嫌じゃ」
     龍馬の言葉に間髪入れずに拒否を示す。
    「どうしてですか?」
    「わしは気持ちえいことが好きじゃ、やき、おまん一人じゃ体が満足せん、セフレは切らん」
    「堂々浮気宣言ですか?」
    「宣言しちょらせん、おまんとわしの好きの意味がちっくと違うだけぜよ」
     その場から逃げようともせず話をまだ続行できている分は良いが話し合いにすらなっていない。
     龍馬は自分一人だけのものになってほしい好き、以蔵は自分が気持ちいいようにしてもらうために龍馬を含む複数人を好き、話は平行線のまま、そこで初めて龍馬はスマホを起動させる。
    「以蔵さん、条件を出します」
     盗聴と盗撮で録画と録音を再生させ、以蔵が女を抱く男に抱かれる姿を見せてやる。
    「僕は、女役はできませんが、男役はやります、だから今から以蔵さんをこの録画の通りに抱きつづけます、それで満足できたなら僕だけの以蔵さんになってください」
     悪趣味なと思いながらも録画されたその画面を見て、
    「お優しいおまんが?わしを満足させるためにAVの男優みたいなことするがか?」
    「以蔵さんのためならいくらだってできます」
     にぃっと口の端を上げる。



    「おう、ほいでの、わし、今、監禁されちゅうきに、もういけん」
     やはりご機嫌な声でセフレに一人ずつ電話をしていく、もちろん、龍馬のいない時、そして龍馬が知らない、もう一台のスマホを使ってだ。
     向こう側では、それ犯罪だろだとか、助けにだとか、まあそれで満足してんの?とか言われるが全く気にしていない。
    「は?ぁあ、なんちゃあない、あいたあ、こいでもうわしんこと置いていけんきの~」
     呑気な声で笑いながら言ってやる。
     呆れた拗らせっぷりだと向こう側の相手に言われる。
    「そうさせるんわ、龍馬やきの、わしのせいやないわ、ま、そういうわけやき、ほいたらの」
     大変にご機嫌な声できって、初めて龍馬の知るスマホを起動させ広い部屋を歩き回り龍馬の仕込んでいた盗聴器・盗撮の危機の電源を確認しながら歩く。
     さてこれで、あの勝手な甘えたな男は二度と自分を離すまいと確信した、セフレはこれで全員きった、だが、龍馬には決してそれを伝えない、まだ遊び回っているように見せつけてやらねばならない。
     なんせあの男は自分に執着しながら、本当によく他所を向いて、何かを決断した時は躊躇いなく自分を置いていってしまう薄情な奴なのだから。
     以蔵は龍馬に盗聴されていることも盗撮されていることもわかっていた、スマホのパスワードだって簡単にわかるようにしていたのだから、案の定アプリを仕込んでいた。
     だからスマホの向こうで見て聞いている龍馬にたっぷりと『見せてつけ聞かせて』やったのだから。
     さて、今生は監禁されてしまったようだし、せいぜい、自分一人に尽くしてもらおうか、なんといっても自分には龍馬の手によって自由がとられ不自由にされてしまったのだから。
     時計を見れば仕事は一段落したと言っていたから、真っ直ぐに戻ってくるだろう。
     今日の夕食はなにをするか、キッチンに立たせるのが好きだし、とにかく自分の前で自分の為に色々としてもらえるのが嬉しいようだ。
    「酒の注文だけしとくかの~」
     鼻歌を歌いながらラインを送る、夕食の細かな買い出しとつまみ、そして上等な酒だ。
     快適で不自由な監禁生活が、この先ずっと続くのだった。
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