バレンタイン前後の🐝🍸のなんやかんやこちらへの好意が分かりやすいハッチンを可愛いとは思うものの、「将来のある若い子が自分と付き合っても良いことはない」とも思ってるウララギさん。
2月に入りバレンタインデーも近づき、ウララギさんは夜風で今の時期に出している手作りチョコとは別に、ヨカゼのメンバー3人のために特別なチョコを作ろうとする。
その時にふとハッチンの顔が脳裏に浮かぶが、ここで特別なチョコを贈っては変に気を持たせてしまうのではと気づいて、ハッチンへのチョコは作らないと決める。
それでもお店に来てチョコをねだるようなら、夜風用のチョコを渡そうとも考えたりする。
バレンタイン当日、ハッチンは予想通り開店直前の夜風にやってくる。
今夜の夜風ではバレンタインデーライブを予定していて、メンバー全員がいつもより早めに来店していて、ハッチンはウララギ以外のミューモンがいた事に驚くが、まあいいや、とウララギさんに近づいていく。
チョコの催促かと思いきや、逆にウララギさんに綺麗にラッピングされたチョコをプレゼントしてくる。
「オレがチョコ渡すのもアリかなって!」
と照れ笑いするハッチンにウララギさんは驚きながらも少しときめいてしまって、一応お店用のチョコを渡すんだけど、それだけではいけない気がして、思わず「ホワイトデーはちゃんとお返しします」と約束しちゃう。
それを聞いたハッチンが「ファッ!?じゃあ、デ、デッ…デートしてください!」と勢いでデートのお願いをしてくる。
カウンターでハッチンとウララギさんのやりとりを見守ってたジャロ君やクースカさんは「いったー!」「勇気出したね」と盛り上がるし、しばらく考えた後に「…良いですよ」とOKしたウララギさんにリカオさんは驚いたりする。
ハッチンもダメ元でお願いしたからウララギさんに受けてもらえると思ってなくて、「マジで!?」と1番驚く。
デートの予定を取り合うからと、ウララギさんと連絡先の交換もして、ハッチンは半ば呆然としながら夜風を後にする。
メンバーが待ってるライブハウスへ歩き出してからじわじわ実感が湧いてきて、「ファーーーっ!」と叫びながら駆け出すハッチン。その勢いでライブハウスのドアを開けて開口一番「ヤス!デートするぞー!」と叫ぶのでメンバーに「は?」て顔をされる。
それからなんやかんやでホワイトデー近くの日曜日にデートすることになったハチウラと、心配してそのデートを尾行するヤスリカって言うのを考えてた。