銀高ss「銀さん、今日はあの人と一緒じゃないのね。」
馴染みの店の売り子に通りすがりに声をかけられた。
「あのちょっと怖い雰囲気の人。喋ったことはないけど…。」
ようやく相手にピンと来た。高杉の事か。
「あー、今日はちょっと寝込んでてな。」
「あら、そうなの。じゃあこのプリンとかお土産にどう?喉越しいいわよ。」
さりげなく売り込まれてしまった。あいつ、プリン食うかな。腰痛だから胃腸は元気なはずだし。買い出しにと家を出た時は大分不機嫌そうだったので、これで手を打ってもらおう。
じゃあ、と自分の分も購入して2つのプリンを受け取った。
「ここだけの話だけど、」
娘が耳を貸せ、とジェスチャーしてきたので近づいて耳を傾ける。
「あそこの店の子。銀さんのあの人のこと、気になってるみたいよ。」
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