Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    potetittu

    @potetittu

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 7

    potetittu

    ☆quiet follow

    ※注意!
    ZERO INFINITISMプロローグネタバレ

    Tap to full screen (size:1447x2039).Repost is prohibited
    👏👏👏👏👏👏👏👏👏👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    potetittu

    TRAINING少しずつ描き始めているINFINITISM軸の「ジャマル漂流記(仮)」の一部です。設定がほぼ凄ノ王ですが色々混ぜ込んだ上にオリジナルの捏造を足しているのでもうなにがなんだかな状態です。起承転結の全体の内の転のプロローグ的なシーンなのですが、先に形にしておきました。後から組み込むときに描写を変更するかもしれないですし、初稿的な意味で出しました。
    少年と実のなる樹 少年には空気が必要なかった。
     彼は宇宙を漂流していた。何年、何十年、もっと永い永い間。ある目的があった。それをするために星を巡ってはまた旅をくり返していた。
     少年が空気を必要としないわけは、超能力があったからだ。超能力とは道具を使わずとも物を動かしたり、テレパシーが使えたり、テレポートができたりと多種多様だが、この少年の超能力は異常に飛び抜けていた。無から有を生み出すことができるのは、相当の精神エネルギーも体力も消費するのだが、彼はそのキャパシティが人の比ではなかった。
     あれだ――。
    行き着いた先は小さな惑星だった。重力圏内に入り、降下に身を任せながら超能力で衝撃を抑え着地する。まるで散歩にきたように身軽に降り立った様子に原住民たちは目を丸くした。
    1858

    recommended works