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    ウェブオンリーにて公開予定、「跳んで、うさぎさん」前日譚編です!先行公開いたします😊以前公開したものを少し修正しました。23日は前日譚編と当日編を纏めてpixivアップ予定でございます~
    どうぞよろしくお願いいたします🙇‍♀️

    跳んで、うさぎさん〜バニー祭り、前日譚〜バニー祭り、それは子供の成長と子孫繁栄を願って人々がうさぎの格好をしたり、うさぎを模したお菓子を食べたりするお祭り行事である。
    そしてニューデルスタにて、祭り前日の独特な賑いを聞きながらテメノスとソローネはとあるカフェで向かい合っていた。
    「…衣装を提供くださりありがとうございます、ソローネ」
    「うんまあ、服の調達はちょろかったからいいんだけどさ…ほんとに着るの、それ?」
    「仕事ですので。仕方ありません、腹は決めています」
    「あ、そう。知ってると思うけど、大分際どいよ?それ」
    「うう…分かってますよ…ですが、仕方ないでしょう。明日は、かつらや化粧よろしくお願いします」
    「ほんとにやるんだね〜。頑張って異端審問官様」
    「…気が重い」
    げんなりとした様子でテメノスはソローネから衣装の入った袋を受け取った。
    その袋には、夜のバニー祭りを楽しむための大人の女性用衣装がその中には入っていた。
    「毎年、この祭りで違法なお菓子や子供たちの誘拐が特にこのニューデルスタで頻繁に起きています。祭りに参加する女性神官がバッドトリップするお菓子を掴まされて、という被害情報も聞きました。そんな非人道的なことを流石に教会としても聖堂機関としても放っておけません」
    「それで、あんたが囮調査すんの?」
    「はい。女性神官や女性騎士にやらせるには危険すぎる、ということで白羽の矢が私に立ちました…たって…しまいました…うう…」
    「中肉中背の背格好で、」
    「はい」
    「それでいて一人で賊をぶっ飛ばせるくらいには実力があって」
    「ええ」
    「化粧と衣装で誤魔化せそうな」
    「うう…」
    「30歳童顔異端審問官さま」
    「…」
    「ご、ご愁傷さま」
    顔を反らしながらソローネはプルプルと震えている。笑うなら笑うといい。
    「…この歳でこんな格好するはめになるとは思いませんでした」
    「ご、ごめん。くっ、ぷぷっ!いつだったかあんたが神官様のお祈り教えてくれたみたいに大人のお姉さん達の演技でも教えてあげようか?」
    ソローネが楽しそうに笑う。
    「いりませんよ、そんなの。勝手にやってきた輩を片っ端から審問します」
    「はあ〜〜〜、ふふっあははっ!それじゃあ、とびっきりの美女にしあげてあげるよ」
    「…よろしくお願いします」
    テメノスは物凄く不満そうに言葉を返した。
    明日に期待する街の人達とは裏腹にテメノスの気分は最底まで落ちていく。
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    stickey_game

    DONEロイテメ、思いつきで書いちゃいました😘チャーチスモッグ(透け透けインナー)テメとイチャイチャするロイです💕❤💕
    (SUKEBEはしてないので一応全年齢です💕)
    揺蕩う劣情 ロイは一瞬、眼の前の光景に我が目を疑った。
     森の妖精か、あるいは泉に住む女神の水浴びを目撃してしまったのかと本気で思ってしまった。
     森深くにある小さな泉。そこに白い素肌にチャーチスモッグのみという格好でテメノスが静かに水面に浮いていた。小さな泉の水面にはふわりふわりと半透明の布が伸びやかに揺蕩っている。濡れたチャーチスモッグを自由に泳がせながら、気持ちよさそうにテメノスは泉をゆったりと漂っていた。
    (……まるで高尚な画家の描く絵画のようだ)
     泉へ注がれる柔らかな日光を纏いながら優雅に漂うテメノスの姿に、ロイは思わず感嘆のため息をつく。自分の愛する恋人はこんなにも美しかったのか、と魅入られてしまう。普段から「綺麗だ」「可愛い」と幾度も思いテメノスへと数え切れないほど伝えていたが、今のテメノスはそんな言葉さえも飲み込んでしまうくらい清らかで神秘的な美しさに包まれていた。ほんのりと冷たい水の心地よさを全身で感じながらふわり、ふわりと揺蕩うテメノスの姿にロイは静かに焦がれていく。
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