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    三重@ポイピク

    好き勝手に書いてる文字書き。ツイステのイドアズにはまってます。Twitterはこちら→@mie053

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    POIPOI 24

    三重@ポイピク

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    イドアズで、勝手に子供作って育ててたアズくん話その②。今回はフロイド視点。例によって海の中、人魚に関して捏造多数。前回の話を読んでいないとわかりにくいです。

    #イドアズ
    idoas

    「アズールんとこ行こうかなぁ」

    薄暗い深海の中、フロイド・リーチは呟いた。今この場に居ない片割れのジェイド・リーチの耳に入れば、他からは慇懃にして陰湿と評判の笑みに陰湿さを更に足してフロイドの行動を阻止しようとするだろう。けれどフロイドとしては、ここ最近の自分にしては珍しいほど真面目に仕事をこなしている。今日だって、本来の予定なら南方の海域での仕事をこなしていたはずなのだ。それを予定より早く終わらせ、こうして慣れた海まで戻ってきているのだから、褒めてもらいたいくらいである。仕事についてきた部下達を持ち前の早さで振り切って泳ぐくらい許されるべきだし、アズールと久々に会う約束を取りつけても許されるはずだ。
    深度が深くなるにつれ光が遠ざかり暗くなる海の中、ぼんやりとフロイドは考える。ちなみに彼の希望だが、片方は既に叶えられている。本来なら5人程度の部下と共に動くのが常だが、どうにも1人になりたい気分のまま振り切って単独行動をしているのが現在だった。

    「先に連絡しないと会ってくんないしなぁ、陸に繋がる電話も家だし……」

    頭上から僅かに降り注ぐ光の代わりに自分の発光体を輝かせながらフロイドは言う。海の中の電話回線は主に2つ存在している。海中のみで使われる回線と、海と陸を繋ぐ回線だ。海と陸を繋ぐ回線は海中のみの回線よりも値を張るが、生家であるリーチの家には用意されている。元々陸で忙しく働いているアズールは、事前に約束ができない限りまず会えない。こういう時、陸と海で離れている不便さを痛感する。アズールも海に戻ればよかったのにという気持ちと、陸で思う存分働いているのが面白いのだろうという気持ちがない交ぜだ。気を紛らわせるために尾鰭を大きく揺らし、一気に速度を上げて潜っていく。途中で小魚を見つけ、小腹を満たすため食いついた。
    アズール・アーシェングロットは、フロイドの幼馴染であり、共犯者であり、恋仲にあった人魚である。出会ったのはエレメンタリースクールで、アズールを個として認識したのはミドルスクールに入ってすぐの頃。自分をからかい遊び道具にしていた他の人魚達に、尋常ならざる努力と執念で復讐する様に興味を惹かれたタコの人魚が彼だった。興味と敬意と愉快さを持っていただけだとフロイド自身は思っていたのだが、ナイトレイブンカレッジに入学して暫く、アズールに対して抱えた情に恋が含まれていることも自覚した。
    アズールの隣に立ち、誰にも隣を譲らず過ごしたい。アズールに、自分が隣にいることを望んでほしい。その為に必要ならば面倒な手順も努力も欠かさなかった。アズールはフロイドとジェイドの行動に小言を言うこともあったが、それでも自分の目的に合致した動きを一番に取るのが2人だと認識していたと思う。恋という情に関しても、アズールはその手の情に疎かったが、疎いなりに返していた。フロイドもジェイドも、アズールが返してくれる情が、どれほど捻くれた形だろうと喜んだ。自分達の情、その様々な姿を見せれば、新たな情が返ってくることが楽しかった。本当に、楽しかったし愛おしかった。幸せな時期だったと今でも断言できる。
    そんな幸せをあっさり壊したのは、進路を検討する時分。実家から海へ帰ってくるのだろうとしつこいほど確認され、鬱陶しさを覚えていたところに、アズールが告げた言葉だった。

    『卒業すれば陸と海に別れることになりますが、今生の別れでもありません。機会を作って会えばいいでしょう』

    強欲なアズールにしては随分とあっさりした言葉に、当時フロイドもジェイドも荒れた。元より気分屋で乱高下の激しいフロイドは、卒業まで何度アズールとぶつかったか覚えていない。いっそ無理矢理に陸に残ることも考えたし、実行しようとさえしたが、当のアズールが許さなかった。フロイド以上に衝突が激しかったのはジェイドの方だ。周囲に見せる部分の慇懃さはそのままに、アズールに対してフロイドでも驚くような執念を見せたことはまだ覚えている。他から見ればフロイドとアズールの衝突の方が激しく見えただろうが、実際に一番激しい衝突を繰り返していたのはジェイドだった。
    陸に残ることを許さず、あのつまらない家に、何の楽しみもない海に、アズール無しで戻れと言われた憤り。焦り。どんな方法を提案してもアズールは頑として頷かず、やがて卒業が近づいてきた季節。フロイドとジェイドは結託して、アズールを監禁する騒ぎまで起こした。そこで一番情に訴えて、陸に上がってから覚えた交尾も行って、思い返せばただの暴力でしかない行為をアズールに強いた。
    元より暴力を厭う性質などフロイドもジェイドも持っていなかったが、アズールに対してだけは別だ。その箍さえも外れるほど、余裕などなかったともいえる。問題に、というより犯罪の前科ができなかったのは奇跡に近い。被害者であるアズールが、不問にすると言ったからこそ。そんな慈悲を見せておきながら、結局彼は最後まで、フロイドとジェイドが陸に残ることを許さなかった。
    かくして3人の関係は盛大に拗れ、ナイトレイブンカレッジ卒業に至ったのだが、アズールは拗れた縁を完全に切ることはしなかった。卒業してから数ヶ月は音沙汰もなかったが、ある時アズールの方から連絡を取ってきたのである。陸に出てくる機会があるなら、その時に合わないかと。正直フロイドもジェイドも生殺しのような気持ちにしかならなかった。いっそ完全に切ってくれた方が楽だとさえ思ったが、断ることもできなかった。
    俎上の魚とはこんな気持ちなのだろうか。初めて魚側の気持ちを実感したような心地になりながら、フロイドとジェイドは、海に戻ってからも時折アズールと会っていた。跡取りとしてはジェイドが内定していたが、フロイドに自由が与えられるかといえばそんな事はない。後ろ暗い家業において、ユニーク魔法を行使できる魔法士を手放す考えなど毛頭ないのが彼らの生家だ。面白みを感じることが少ない仕事を、致し方なくこなしていく日々。仕事は海だけにとどまらず、陸に上がってこなすこともある。そういった機会にアズールと会い、離れてからも相変わらず意欲的に動いているらしい片鱗を覗き見る。
    思うままに生きているらしいアズールは、会う時期によっては疲労が伺える時もあったが、変わらず邁進しているようだ。フロイドもジェイドも隣に居なくとも、アズールは変わらず動くことができている。
    正直とても腹立たしかった。
    フロイドもジェイドも、欲しいものに手を伸ばすことが出来る状態で大人しく生きていられる質ではない。しかし現実として生家の力は強力である。そうなれば、選択肢は1つしか残っていない。早々に家業を引き継ぎ、権力を握ること。非合法を主な手段としている家である以上、継いでしまえば表立ってアズールと関わることは難しくなるだろうが、やり方はいくらでもある。目的のために途方もない試行錯誤を繰り返すこと、長期的な計画になろうと着実に成功を重ねて達成させることが確実だということを、フロイドとジェイドはアズールを見て学んでいる。

    (動き出してどんくらいだっけ……5年くらい? どんだけ準備しても足りねえとか。さっさとオレとジェイドの下につけよな)

    跡取りとその補佐という形のまま、現当主たる父親を退けさせるには力が足りない現状に歯噛みして、フロイドは大きく身を泳がせた。出来上がった体が奔放に泳げば、動きに合わせて潮流ができる。鱗を撫でる水の感覚を流して、気づけば随分会っていないアズールに約束を取りつけようと思った。家に置かれた陸との通話用電話機を使うしかないのだからと、速度を上げて帰路を急ごうとした、その時だ。フロイドの視界の隅に、光が走ったのは。

    「ん?」

    速度を上げようとした体を捻り、少し留まる。ただの光であれば気にもかけない。フロイド自身も発光体により光っているし、深海で生まれ育った人魚は発光体を持つ者も少なくない。フロイドが、今も視界の中で素早くちらつく光を気にしたのは、随分と見たことのある色合いだったためだ。薄暗い海の中で光る、青がかった緑。それは自分や片割れ、あるいは他の親類が持つ光とよく似ている。しかしフロイドが知っている者達の体躯から考えると、今視界に入っている光は随分と小さい。恐らく、フロイドの半分もないくらいだろう。稚魚といってさしつかえない大きさである。
    リーチの家に、稚魚といえる年頃の人魚はいない。

    「……なんか気になる」

    口に出したのと、尾鰭で進む先を変更したのは同時。しっかり認識すれば光は思いの外遠いが、速度はフロイドに比べればまだ遅い。これなら追いつけるだろうと、身を躍らせ海の中を進み始める。数十秒ほどで、光の主たちはフロイドが向かってきていることに気づいたらしい。速度を確実に上げ始める。
    逃げまどう様子に、フロイドは気づけば笑みを浮かべていた。久方ぶりの愉快さに、ここ最近では滅多に出すことのなかった最大速度まで上げていく。遠くで慌てたように散る青緑色の光は、時折2つの塊に分かれ、そうかと思えば傍に寄る。どうやら2匹いるらしいと見当をつけ、距離を更に縮めたところで、自分の泳ぐ海域が見慣れた場所に近いことに気づく。つい先ほど頭に思い浮かべていたアズール、その母親である女性が営むリストランテの近くだ。
    青緑色の輝きへ更に近づけば、やはり見えたのは2匹の稚魚。薄暗い海の中、発光体により浮かび上がる尾鰭1つの姿は後ろ姿しか見えないが、身体的な特徴はウツボの人魚を思わせる。再三言うが、この近辺でウツボの人魚と言えばリーチのものしか存在しない。一応は身内である他のウツボの人魚の記憶を一応頭に入れていたフロイドは思い返すも、該当しそうな人魚は思いつかなかった。
    そうなると捕まえて確かめるしかないと、更に上がる速度の中で笑う。笑った気配でも感じたか、小さな発光体を警戒のため強く光らせた稚魚達は、大きさから考えられる年頃にしては随分と速い。しかしそれでも、フロイドには及ばなかった。

    「もうちょっとぉ」
    「っ、ジェフリーもっと速く!」
    「これで最大なんだけどぉ!」

    近づいたことで聞こえてきた声もやはり幼い。慌てて海を蹴る姿は、なんだか小さな頃のジェイドを思い出す。鮫に襲われかけた時にこんな風に泳いだものだ。アズールと一緒に動くようになった頃には、魔法を交えながら撃退できるようになったけれど。近づいてくるリストランテのせいもあるのかそんな事を考えていると、警戒するように振り向いたウツボの稚魚の片方がフロイドを睨みつける。
    どこかの誰かを連想させる青い瞳は、顔近くの発行体を受けて緑を帯びていた。

    (あ?)

    ウツボの人魚の中では見たことのない、けれどフロイドにとって見慣れた色に首を傾げたのと、数回訪れたことのあるリストランテが視界に入ったのは同時だった。大きなシャコ貝を思わせる外観を見るに、どうやら客が入る出入り口側ではなく、従業員が使うバックヤード側に出たらしい。そのバックヤードへの出入り口付近に、黒々とした人魚の姿を見て、フロイドは目を見開いた。

    「ヴェール、ジェフリー! どこまで泳いで……」

    海の中、陸とは違う人魚の共通言語で誰か──おそらくフロイドから逃げようとしている稚魚の名か──を呼び、彼らの後ろから迫るフロイドに向けられる空に似た青い瞳。あからさまにやらかしたと言わんばかりの表情を浮かべてこちらを見ている、灰紫色の顔。今度約束を取りつけようと考えていた相手の、久方ぶりの人魚としての姿を視界に収めて、フロイドは瞬きを繰り返す。
    泳ぐ速度を落とすために数度旋回すると、ウツボの稚魚達はアズールのすぐ傍で止まった。すっかり成長しきったアズールと全長こそ変わらないが、上半身の作りが華奢で幼い2人がアズールを挟むように留まる。勢いが治まったフロイドは、固まっている3人の前にゆっくりと泳ぎ近づいた。

    「アズール?」
    「フロイド」
    「なに、帰ってたんだ? この稚魚ちゃん達知ってんの?」
    「ええ、少し帰省を。お前は確か、南方に仕事だと以前言っていませんでしたか」
    「そんなのすぐ終わったから帰ってきた。で、この稚魚ちゃん達何? どこの子?」
    「お父さん、この人魚急に追いかけてきたんです」
    「オレら普通に遊んでただけだったのに、なんなの? 絡んできてウゼー」

    久方ぶりに会えたアズールへ問いかけたフロイドは、ウツボの稚魚達がアズールに寄り添ったまま告げた言葉に固まった。

    「お父さん? は? この稚魚達、アズールの稚魚なの。……ウツボが?」

    自然と低くなっていく声に、アズールの顔が面倒さを隠さず強張っていく。この表情は在学時に見たことがある。フロイドやジェイドに言った方が厄介だと、アズール自身が判断した事が露呈した時に見せていた顔。つまり、この稚魚達はアズールにとって、フロイドに知られたくなかったものなのだろう。何より重要なのは、この稚魚達がアズールの子供だと言うならば。

    「アズールお前、オレとジェイド振った後に他のウツボと子供作ってんの? しかもけっこーデカいよねこいつら、いつ作ったの」
    「フロイド、落ち着きなさい。この子達は」
    「落ち着けるか。誰だよそいつ、さっさと教えろ絞め殺すから」
    「違う、話を聞け」
    「何も違わねえだろ」

    アズールへ近寄り、その腕を掴む。鱗に覆われた多少の硬さを持った体は、それでもフロイドやジェイドに比べればずっと柔い。こうしてしっかり触れるのはいつ振りだろう。触れるきっかけが最悪で、アズールが続ける言葉次第ではまた傷つけかねないが。つい力む腕に、アズールの顔が顰められる。アズールの両脇に居るウツボの稚魚達が睨み、警戒のため喉から音を出す。まだ幼い稚魚に、フロイドが負けるはずもない。視界にアズールだけを収め、更に追及しようと口を開いた時だ。
    ぽつりと、新たな声が響く。

    「お父さん?」

    アズールを呼んだのだろうとフロイドの中に怒りがこみ上げ、フロイドは声の主を探すため吊り上がっているだろう目で見まわす。声の主はアズールの後ろにいるようで、この場の誰よりも体が大きいフロイドは体躯を利用してその存在をすぐさま見つけた。そうして、自分を見上げて固まっている小さなタコの人魚と目が合う。

    「あ?」
    「アラーナ、中に戻りなさい!」
    「お父さんですよね、お顔が写真そのまま!」

    興奮したアズールそっくりのタコの人魚──どうやらアラーナというらしい少女は、灰紫色の顔に嬉しそうな笑みを浮かべる。てっきりフロイドの姿に威圧を感じて黙っていたのかと思っていたが、どうやら過ぎた興奮から口を開けなくなっていたらしい。彼女の下でうねっている黒い触腕が興奮を伝えている。しかもその触腕が薄く紫色に輝き始めたものだから、フロイドは首を傾げ、アズールは更に慌てた。見知らぬ幼いタコの人魚は、フロイドの顔を見てもう一度父と呼んだ。

    「アラーナ、光ってます! おさえて!」
    「お父さんはおっきいウツボって聞いてたけど、本当に大きいんですね……ヴェールとジェフリーもこんなに大きくなるのかな」
    「ヴェールとジェフリー? タコちゃん、誰それ」
    「タコじゃないです、アラーナです! ヴェールとジェフリーはそこにいるじゃないですか、お父さん名前知らないんですか? あれ……?」
    「アラーナ、お父さんって何? なんでこのでっかい人魚のことお父さんとか呼んでんの」
    「ジェフリー忘れちゃったんですか。おうちで写真を見せてもらってるでしょう、この人は私達のお父さんです」
    「写真……ああ、だから少し見覚えがあるんですね。陸に上がった時の写真しかないのでわかりませんでした」

    この場でもっとも小さい体躯のタコの稚魚の言葉に、ウツボの稚魚達も話し出して、何か納得できたらしい。フロイドは彼らの会話をただ聞いていただけだが、フロイドの様子を見て、なにかおかしいと気づいたらしい。自分を父と呼んだアラーナは、横長の瞳孔が目立つ金色の瞳で不思議そうに見上げてくる。瞳孔こそタコの人魚特有の形だが、瞳の色には見覚えがあった。
    思って改めて、少し冷静になった頭でアズールに寄り添うウツボの稚魚達の姿をよく観察する。フロイドを見上げながら威嚇するように発光体を光らせているウツボの稚魚達は、片方は垂れ目の青い瞳で、もう片方は海松色の吊り目でフロイドを睨んできた。その顔立ちは、自分とジェイドによく似ている。ここまで自分達と顔が似たウツボの人魚は、考えられる限り存在しない。
    睨み続けるウツボの稚魚達から目を離し、アラーナへ目を向ける。

    「タコちゃん」
    「タコちゃんじゃありません」
    「今何歳?」
    「? 今年で7歳になりました。お父さん覚えてないんですか?」
    「アズール」
    「なんです」
    「一応聞くけど、親父が相手とかないよね」
    「僕とお前達のお父上双方への侮辱と見なすぞ」

    絶対零度の声音で否定してきたアズールに、フロイドの周りで威嚇していた稚魚や戸惑っていたアラーナが怯えて体を震わせる。しかしフロイドは、恐ろしさどころか喜びを隠せなかった。ジェイドとフロイド双方に似ている父親が相手ではないというならば、今ここにいる稚魚達の親は確定したようなものだ。
    にんまりと笑みを浮かべたフロイドが何を察したのか理解したらしいアズールは、大きなため息を吐いて見上げてくる。冷静に、それでいて何かあれば攻撃に転じることも辞さない意思が見え隠れする瞳を向けられたのは、いつ振りのことか。

    「ジェイド、ここに呼ぶよ」
    「……個室を借りられるか聞いてきます」
    「喋れんならどこでもいーよ。オレらの家でもいいし。稚魚ちゃん達連れてくる?」
    「いいえ、絶対に借りてきます。だからお前も、さっさとジェイドを呼べばいい」

    断られることを見込んでの提案に、予想通り硬くなった声でアズールが返す。強張った表情は一見すると怯えているようだが、フロイドの目から見れば違う。腹を括って勝負に出る時の表情だった。
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