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    arubaren

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    牧場物語すっき
    攻略本からカキカキ

    #牧場物語
    Story of Seasons

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    遭難者

    MOURNING玉蘭と木蓮のはなし
    玉蘭はハクモクレンを指すみたいですが…薄目でお願いします 焦
    「藍湛、知ってたか?玉蘭は東贏で木蓮と呼ばれているそうだ。昔、師姐に教えてもらったんだ。」


    まだ寒さが残る季節。相変わらず美味い天子笑を飲みながら、ほころび始めた白い花弁を見上げる。




    『──阿羨、玉蘭のことを東贏では木蓮というらしいの。』




    そう教えてくれた師姐を思い出す。
    あれは、雲深不知処の座学に参加する少しまえだっただろうか。花の名前をひとつ知ったことで何故そんなに嬉しいのか当時は不思議だったが、あまりにも嬉しそうに笑う師姐見ているとこちらも幸せな気分になったのを覚えている。
    今ならあの時の師姐の気持ちが少しわかる気がする。


    『──違う花なのに、同じ木に使われるなんて不思議ね。』


    「蘭」陵と「蓮」花塢の二つの違う花の名を持つ木がある。まるで両家を繋ぐように感じたのだろうか。普段なら気にならない些細なことに、何やら運命のような縁を感じて嬉しく思ったのだろう。
    いつも優しく俺達を包んでいてくれたけれど、師姐だって幼い少女だったのだ。あの時の師姐は恋をしていたのだと、今ならわかる。


    「木に咲く蓮とは何だか妙だけど、雲深不知処で蓮を見られるとは思ってなかった 1893

    みなも

    SPOILER白々明け、クリア後のうちの子、ヒューゴくんのおはなし
    ちなみにヒューゴくんの外見は後遺症で吸血鬼のときに近いという設定
    おめめの黒かった部分のみ白に戻ってます

    先輩後輩の会話が互いへのセクハラに聞こえて不快に感じる人もいるかもしれません
    ま、それも気にしないくらい気の置けない仲ということでひとつ……
    不愉快でしたら申し訳ありません~!
    私が!耐えきれなく!なったら!下げる!!
    その後のヒューゴくん『映像制作会社、明け方に襲撃か』
     都内××区の●●ビルに入っていた▲▲会社が本日未明、何者かによって不法侵入されていたことが分かった。
     内部はガソリンらしきものを撒かれたうえで放火された疑いがあり、同会社は全焼。また電子機器類は破壊されたうえで、内部のデータ類はオンライン上に保存されていたものも含めすべて消去されていたという。
     なお同会社は都内暴力団の傘下であり、所謂アダルトビデオの制作・編集を行っていた会社であるが、ビデオ出演の強要等、違法な営業を繰り返していたとして、本事件発生前より 捜査が進められていた。警察は今回の襲撃についても、会社内部をよく知る者の犯行として捜査を進める予定。

     その日、都内のいくつかの新聞の隅に、小さな記事が掲載された。
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    はるもん🌸

    MOURNINGまだ魏無羨は弟子たちを引きつれたまま帰ってこない。泊まり込みになると聞いてはいた。魏無羨が不在になってから二日目の午後、気づけば魏無羨の事ばかり考えている。なかなか家業に集中できずにいる自分に気づき、冷泉で少し頭を冷やそうと考えた。冷泉に体を落とし、心が落ち着いてもやはり頭に魏無羨がよぎる。あの笑顔を思いだすと、自然と胸がじんわりとあたたまる。愛しい。そう思った時、一つの旋律が藍忘機に流れた―――
    藍忘機の鼻歌「…~♪」
    魏無羨は耳を疑った。
    (まさか藍湛の…鼻歌?!)
    いてもたってもいられなくなった。彼は急いで服を脱ぎ、ザブンと冷泉に入る。

    * * *

    今回の夜狩りの監督は大変だった。新参者の姑蘇の弟子が複数いて、それぞれ腰を抜かしそうになったり手が震えるものがいたりしたのだ。
    「俺が14歳だったころはもっと男らしかったぞ」などとぼやきながら静室に戻ろうとしていたその時、
    曲がり角でばったりと藍思追と遭遇した。

    「魏先輩」
    「思追、どこにいくんだ?さっき帰ってきたばっかなんだからヘトヘトだろう。なんだその本の量」
    「夜狩りでの魏先輩を見ていたら、まだまだだなと思いまして」
    「それで、その量の本を今から読むのか?やめろやめろ。勉強なんて寝てからやれ」
    1843