きみの一等賞をちょうだい　金色の髪を持つ男だった。
　アズールの恋人の話である。狡猾にして悪辣、されどとびきり賢く美しいかの商人のお眼鏡にかなったのは、一体どんな人物だろう。そう学園中がざわつくなか、挙げられるのはただ髪色ひとつであった。
　黄金。ヴィル・シェーンハイトのような眩いプラチナブロンドではない。その傍らのルーク・ハントのような華やぐカナリアイエローとも違う。たとえるなら、言いかけてとある生徒は口を噤んだ。所属する寮の理念に基づいた熟慮の結果であった。
　アズールの恋人は黄金を宿していた。暗がりでこそ映える静かなきらめきを持った黄金を。誰かの瞳を彷彿とさせるような美しい黄金を。


　恋人がいることによって得られるメリットは多い。恋の“こ”の字も知らずして、アズールが男の告白を受け入れたのは、慎重な損得勘定の結果であった。交際を始めて今日で一週間が経つが、今のところアズールの計算に狂いはない。どころか、目算以上の嬉しい利益がもたらされつつある。

【日赤】说喜欢我之前写的日向赤苇伪嫂子文学…

❗木兔赤苇同居背景，不是真嫂子是日向理解错了（其实原本是ntr，但写到后面以这两个人的道德感实在n不下去，所以改了设定👉🏼👈🏼

黑狼队休赛期一起去木兔家中聚餐，日向带了饭团宫的饭团和一盆向日葵。

“哈？日向你想吃饭团我可以让阿治在家做好带过来的。”

“太麻烦啦，而且照顾一下宫老板生意嘛。”

“这盆土了吧唧的向日葵倒是挺像你。”

“什么！西堤boy了不起吗？！”

赤苇听到门口的吵嚷，不等对方按门铃就开了门，被两朵巴掌大的向日葵挡住全部视线（*一米八前二传手的巴掌还挺大的吧），从花盘后探出笑得比花还灿烂的一张脸：“赤苇前辈，打扰了，上班已经很辛苦了休息日还要被打扰，这是送给您的花。是我在自己家后院里种的。”