ファイ穹(ねんどろ)設定色々不明 ふわっと読んでください「んーー・・え、何・・?」
ファイノンが目覚めると、拳くらいの大きさで小人のような小さい生き物が目の前にいた。
『きゅう・・』
その小人は彼にとっての愛しい恋人ーー穹の名を口にし、寂しそうな表情を浮かべたのだった。
「おはよう、丹恒。ねぇ、起きたら奇妙な生き物?が居たんだけど、何かしらないかい?」
ファイノンの指し示す奇妙な生き物ーーそれは彼の頭部に座り込んでおり、寂し気な表情を浮かべてポツリと言った。
『きゅう・・』
「しかも何故かずっと穹の名前を呼んでるみたいなんだ・・」
「・・・小さいな・・。これはお前か?」
「え?」
「見た目はお前にそっくりだろう」
「えっ、これが・・!?あ、イタタタっ・・髪の毛引っ張らないで!」
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