『クソ長妄想考察第一章・宙の塔、よくよく聴いたらなんかしんどくない?』宙の塔、つみきを積んで、幸福の国をめざそう!なんてめちゃくちゃポップに表現してるけど、彼がいるのってもしかしてこれ、地獄…なのでは…?🕖くん、自分の現在地について何も気にしてないけど漠然と上に行かなきゃ、自分の幸せ、幸福の国(天国or現世)は上、という認識はしており、絶対に組み上がらない(元通りにならない)石を積み上げては崩される、これはもう賽の河原や……
亡くなった子供が送られる三途の河原なので厳密には地獄に落ちた、わけではありませんが、苦行を強いられる、という意味ではやはり地獄なので…いやでもその前提だと子供の魂ころされとる……大人になれないってそういう…?子供の心(本当の気持ち)をころしてきた報い…?いや全然違うかもしれないですけども……個スト後だとフィルターかかっちゃうよ……もうどこ見ても灰色がかってる……
なにがしんどいって賽の河原の石積み、本来は両親の為だと石を積まされすぐ鬼に崩されるっていう一種の精神的拷問なんですよね……でもそこはアンハッピーに愛されしボーイ、「慣れ」のせいで「無意味な行い」とされているそれに絶対にあるはずの無い「希望」を見出しているんですよね……自分がこれを積み上げて雲の上まで登れたらみんな幸せな国に行けると…本気で信じて必死に地獄から抜け出そうと…たった一人で…足掻いてるんですよね……本人がこんなに希望に満ちてるのに、外から見てる側がこんなしんどいことってあるんですね……
そして地獄(暫定)から抜け出すためには石積み(本人の努力)だけではなく、その努力を認めた菩薩(他者)の力が必要なので、おそらくそれが🕕ちゃんの蜘蛛の糸(許し)、かと思うんです……
まあその点についてはデパート時点で🕖くんめちゃくちゃ頑張った+🕕ちゃんの優しさと大好きな家族へのおもいで無事に和解、後は二人でネバーランド(地獄)から抜け出すだけなんですよね。二人の間にあった地獄は。
【天マ家修復の個人的あれこれ】
残った両親との地獄、本来の蜘蛛の糸で言う同じ地獄から這いあがろうとする他者を蹴落とす行為で糸が切れてしまう、なんですが、🕖くんは家族相手にそんな所業絶対にしないのでやはり🕖くんが脱出した後、残った二人の両親の考えと、それを引き上げる側の「子供たち二人が差し伸べる手」がきっかけとして必要なんだろうな…と…
🕕ちゃん、あの濃ゆい家族の幸せを溢さないように堰き止める最後のダムのような役割を担っていたように思います…
🕖くんの発達したいなし(棘ごと飲み込む)スキルを見るに、おそらく最終防衛ライン🕕ちゃんの少し手前のところで🕖くんが目につくタイプの浮き棘岩や波を🕖くんなりに防波堤として受け流してくれていたんだと思うのですが、🕖くんも全て見えていたわけじゃないので鈍い(メンタル強)故に全く見えなかった水底から流れる(精神的、もしくは関係の内面的)棘岩も全て敏感に察知して受け止めていた(顔色を窺う、愛玩できるお人形に徹する)🕕ちゃんに少しずつヒビが入っていったのかなぁ、と思いました……
🕕ちゃんがひたすらこれらを耐える(父親への疑問、両親への不満を一切口にしない、母親の機嫌をとり続ける)ことがもしできていたら、喧嘩はしつつもそれぞれ確かに愛はあったはずなので「家族」の形自体を辛うじてもうしばらくは保つことができていたかもしれませんが、🕕ちゃん、個ストで🦋との出会いシーンが端折られてたんですよね……
これ多分かなり前の段階から絶望ピーク(表面張力ギリギリ)の状態を長いこと耐えて耐えて耐え続けていたんだと思うんです……そんな我慢強い🕕ちゃんが揺らいだのは【好きだから信じる、約束を守る】を指針にしている🕕ちゃん、普段から「両親が喧嘩をしている姿を見ている」こと、そしてその場ではうそつき!とはいっていましたが、やはり「大好きな(信じている)おじさんが言っていた」という要因が重なってしまい、どちらが正しいか分からず母親にたずねてしまった、という一連のながれで崩れてしまったのかな、と思っています…
そしてその後も同じように長い間地獄を生きていた🕕ちゃんにとっての救いの糸はおそらく自分の中に閉じ込めたままになっているほんとうの🕕ちゃんを救うこと、なんだと思うんですけど、多分それができるのは塔の中から助け出してくれる王子様(🕖くん)、だといい……な…誰よりも🕕ちゃんの幸せを本心から願う、いつでも味方になってくれる、(唯一無二の)🕕だけのお兄ちゃん……
で、この家族が壊れてしまった最大の要因である【それぞれの愛し方のスタンスの違い】というか、他者との向き合い方の違いを他の比較的知っているケスタの子たちと並べて考えてたんですが、
🕕と🕔、🕒と🕖のスタンスとやらかしポイントが割と似てる感じなんですよね…
・まず、「約束」を守ることを「好き」の証明とする🕕
=相手にも同じく約束を守ってもらうことで自分への「好き」を示してもらう、もしくは自分が「愛してもらうため」に相手との「約束」を守るスタンス。(好き=信じること、を行動で証明する)
母親との「ずっと一緒にいてね」という約束を守るために「側に置いてもらえるかわいいお人形「ぼくではなく私」の🕕ちゃんでいる」ことを徹底し、ようやく「おしゃれを学びお化粧をマスターし、完璧な「私(見た目も所作も完全な女の子)」」という中身の伴った形を完成させたはずなのに、その母親からの否定により「約束」の対価である「可愛がる、愛してくれること」を反故にされた→うそつき!
※この部分、🕖とこっそり会っていた期間(このとき母親との約束を破ってしまっているが、同じくらい大好きなひととの「約束」がバッティングしてしまった結果)以降、🕖やおじさんが「うそつき」になり、離れて行った後に残った唯一「うそつきじゃない」当初の母親との約束「お母さんが一番」「ずっと一緒」「「ぼく」よりも「私」が良い」を必死に守っているうちにいつの間にかこの「約束」自体が「可愛くあること」=「愛される」という方程式に変わり、最終的に「可愛くなくなればいらなくなる」という強迫観念(呪い)にすり替わっている。
そして【うそつき=自分(が守った大切な約束)を愛し(返して)てくれなかったひとたち】、という裏切り者の意味合いで使われる言葉なのでたとえ約束をしていない些細なことでもウソをつかれる、うそつき、騙す、ことは全般人一倍嫌っているのかもしれません…(憂さ晴らしにナンパ男をからかって遊んだ時の自己嫌悪)
勝負事(心理戦)や素直になれないときの照れ隠しとかは流石にノーカンかもですが…
そしてこのスタンスの傾向は、母親に愛される(目にとめてもらう)ために「特別」な人間になろうと芸能界でひたすら上をめざす🕔と同じで、【大切なひとから愛されるための「手段」を人生で一番の最優先事項としている】
🕘くんが言ってたように「気が合いそう」な二人は自分が一度決めたことは何があっても実行する、「大切なもの、ことに対する責任感」が他者よりもかなり強い、真面目な努力の子たち、という意味が大きいのだと思います。(残りは得意分野への意識とプライドの高さ、目標へ向かうために耐えることができる圧倒的我慢強さ、弱みを見せない負けん気、沸点低めなど(探せばもっとありそう…)※本来我慢強い🕔くんの瞬足ネバラン落ちはおそらく体力限界とメンタルブレイクが同時にきたことが原因かも(彼の精神は過去の5オー時代が光として一時的に癒してくれていたので…)
でもこのスタンスは序盤🕓おじ(社会に揉まれて疲れた大人)のような【守れない約束はしない】といったセーフティ(自分を含めたお互いを守るための確実な責任)が一切考慮されていないため、🕔🕕はどちらも尽力する目標(手段)が努力で補える範疇を越えるとそれ以上に頑張ってしまい、最終的に心身とも壊れてしまいます。なのでもし幼少🕕ちゃんがひたすら耐える選択をしていたら、両親の離婚よりも先に🕕ちゃんが壊れる、という最悪の結末になってしまっていたと思うので、ある意味では崩壊のきっかけを作ったおじさんが🕕ちゃんを助けた、という形になっているのだと思います…!
・そして一方の🕖、おそらくですが、自分から愛を示す(手段)という概念がまだありません。
元々考えることが苦手(自認)な🕖くん、時間経過による変化を知らない(実感できない)ため、一般的にいう「今更」の感覚が分からないのではないかと思いました。体は大きくなっているのに、大人じゃない、という自認がしっかりある+誕生日おめでとう!の部分(幼少期に遊んでいた、どれが🕕ちゃんのお気に入りのオモチャかちゃんと覚えているのは、うれしいや楽しいはしっかり覚えている、ということ、そんな子が大切な弟誕生日忘れる…か…?「約束」もちゃんと覚えてるし…」)。
🕖くんはおそらく今まで会えずに言えなかった(ずっと言いたかった)分のおめでとうをそこで言っただけ(ほんとに忘れてた描写どっかにあったらすみません)だと思うので、優先順位をつけられないみんなへの行動(今までは多分目の前のひとから順に対応してた)の中で(おめでとう然り)後回しになっていただけで本当はしなきゃいけない「約束やその場でやろうとしていたこと」自体は全部覚えていて、けどその順番が回ってくる頃には相手が去っている(時間経過で関係や信頼度が変化している)という「離れた原因(今更)」が分かっていなかったんじゃないかなぁ、と思うなどしました。
その前提でいくと、宙の塔での「見てて大丈夫 大人になれば どこへも行ける 宙に墜ちる前に」は、優先順位をつけ、必ず君(🕕)のところに行く、手遅れになる前に、的な言い回しっぽく見えなくもない…のでは…?(雲の上の幸福の国を目指しているのに宙へおちる、なので黄泉、というか寿命の言い回しで「時間制限」を理解できた、という感じの…)
そしてこの🕖くんのスタンスは、本当に欲しいもの(愛情、人とのつながり)の正体を知らないまま、それを求めるための手段(歌)を守るために本来欲しかったものを切り捨てて失ってしまった🕒と同じ、(別ベクトルで)コミュニケーション壊滅的不器用くんたちの本末転倒自爆パターンです。
目の前のことに一生懸命な🕖くん、上記に書いた通り「みんな」を優先しようとして、そのとき(物理的に)遠くにいるひとたちが後回しになっている事実に気づかないうちに結局本当に大切を含むほとんどのものを取り落としてしまっています。二人ともそれぞれのやらかしポイントに関しては「自分がまちがってた、変わらなきゃ」という結論にいたっているので、あとは現実世界で自分がその間違った行動をせざるを得なかった原因(🕖選ぶ(自分で選ばなかった方を捨てる、間違えて失う)恐怖心、🕒難しい(と思い込んでいる)他者(価値観)への理解)と戦わなきゃいけない、という部分がもうひと頑張りポイントかと思われます……頑張って…ほんとに、ほんとにあともう少しだよ……二人とも……
そして天マ家について……
家族が分裂してただでさえ半分まで溢れた幸せがさらに🕖くん離脱でさらに崩れ落ち、残った僅かなもの(唯一残った母親からの愛情)をまもるために必死でお化粧をする🕕ちゃんの心はもうボロボロで、その姿すら突然「恥ずかしい」などと否定し始めた母親に絶望し、その一番最悪のタイミングで現れた🕖くん(しかも誕生日じゃない!)にブチギレダム完全崩壊の末ネバランへ……
🕕ちゃん、幼少期を見るにそのままのびのび思うままに育っていたらファッ×!なんて言葉出ない子になってたと思う(多分)んですが、そこも今までぶち当てられ続けてたまった棘が身体から突き出てる状態なのかも、と思いました…
🕕ちゃんの願い、愛されたいは一見自分だけの願いのように見えて家族の幸せの要になるものだと思いまして、🕕ちゃんが気を遣って我慢しなくていい、本当に幸せな家族になるためには一体なにが必要なのか…を考えてました…
まず、なぜこうなってしまったのか、ですが、父親と母親は本当に二人にそっくり!というのがおそらく一番の原因であり鍵、と思ってます。上記の【愛し方、向き合い方の違い】の部分です。
父親、こちらは無論、🕖くんの彼女のくだりと全く同じ、(私は彼の一番じゃない?)という疑念が出てしまう振る舞いです。🕖くんとちがうのは、父親が母親を選び、結婚まで辿り着いている、という点なのですが、これが逆に父親にとっての「一番、最たる愛情の証明」になってしまい、彼の中で完結してしまったため、🕖くんでいう「離れ離れになっても揺るがない」な考えが悪い形で出てしまった+仲良くしていた相手が女性(まぁそっくりですものね…そりゃあ、いくらでも寄ってきてしまいますよね…ましてや勘違いして舞い上がってしまうほどの真摯で優しい対応……)という最悪すぎるコンボが決まり、挙句まだ幼い我が子にまで不安な顔で訊ねられてしまえば妻としてはもう限界、だったのでしょう…と勝手に想像しています……
(けど父親、「母さんに寄り添えなかった」といっているので、やはり誤解を生んでいただけで本当に不貞はなかったのだと思われます。しぬほど紛らわしいだけで…)
そして個ストだけ見ると完全にヒールにしか見えない母親、こちらは「🕕ちゃんのそっくりさん」です。上記のスタンスと父親の出会った頃は美人で気立がよくてーなどの証言と曲のあれこれを照合していくと、やはり彼女も🕕ちゃんと同じく「みんなに愛される完璧な女性」として自分自身をひたすら磨くタイプなのではないか、と思いました。
そして同じかわいい、を磨く理由として🕕ちゃんと決定的に違っている(と思われる)部分は、「大好きなひととの約束」として愛情を示すために母親の好きな「かわいい」を徹底した🕕に対し、母親自身はおそらく「(みんなが理想とする)完璧な自分である」ことで得られる他者からの評価(賞賛)を愛情(幸福)の基準としている、のだと思われます。
幼少期の「より女の子にちかい姿の息子」に「過去の自分」を重ね合わせ、「当時の理想の姿(素敵なドレス、言葉遣い)」に仕上げ、周囲から「本当にかわいい子」と評価され可愛がられることを🕕の幸せと信じて疑わなかった。(自分がそうだった)=【自慢の子】
そしてもうひとつの🕕ちゃんと衝突していた部分、それぞれが「目指す理想の姿」の判断基準ですが、
「それを決めるのは「私(自分)」よ!」
「いいえ、いいえ。それを決めるのは「周りの人」よ」
と、やはり母親の方は「他者の評価」を基準にしていることが名言されていたので、ご近所さんから言われた「息子さん変わってますね」の一言で今までのこだわりをあっさり捨てて意見を変えてしまいました。(他者にもしきりに「かわいい?」を確認していた🕕の無意識的な考えははっきりとはわかりませんが)
そしてそれを🕕ちゃんは「いらなくなった」というラベルがもうじき貼られようとしている、と思い込んでいますが、母親は多分、自分がいらない、ではなく「ご近所に指をさされる可哀想なリッカちゃん」を「恥ずかしくない普通のリッカくん」にしたかっただけ…なのではないかと……だから本当に愛は…ある…はず…多分、きっと、メイビー…!
なので過去のその辺の女の子よりもかわいい!と褒められたリッカちゃんについては今でも「自慢の子」であり、ご近所さんから言われてはじめて「リッカくんがかわいいから気づかなかったわ。そうよね、もうあの格好は普通(他人評価)、変、なのよね。あら私ったら、恥ずかしいわ」くらいの考えで、自分の考えも含めた「私なんだか恥ずかしくなっちゃって…」なの、かなぁ……
で、🕕ちゃんですが、あんなにはっきり「恥ずかしい」を伝えられて傷ついても家から出ていく、自分から離れることはしません。やっぱり自分自身が壊れるまでは必死に抵抗しようとしてたんだと思います。(そこは🕔くんと同じ、口では時々「周りは自分の価値をわかってない」的なことを言いつつも、心の底では「そう思われない自分が悪い」と思い込んでいる)
そして🕖くんが言った「お誕生日おめでとう」の部分で「兄に誕生日すら覚えていてもらえない自分になってしまった」で心が折れ、もう「お願い」に頼るしかない、でついにネバラン落ちになったのだと……
(この二人(🕕🕔)のしんどくて好きな部分はあくまで「ただ周りに変化を求める」ところではなく「そうしてもらえる自分であろう」と真っ先に自分自身を変えようとするところ(愛される自分、特別な存在)……好き……)
そこでどうすれば天マ家の禍根を解消し、また幸せな家族に戻ることができるのか……
母親、🕕ちゃんと同じく、かなり長い間夫への疑念と闘ってたんだと思うんですよね……
他者の意見を行動の判断基準にするタイプだとすると、自分の中で溜め込んでいる間は離婚という決断にはいたらず、夫婦喧嘩までにとどまっていたのだと思うんですが、そろそろ本当の限界(壊れそう)が近くなったところで決断をする踏ん切り(信じるか離れるか)をつけるために他者(探偵)へ意見を求めることにしたのかと…
しかしその結果を待つ前に別の他者(息子)がその疑念を口にしたことで心が折れ、🕕ちゃんのうそつき!然り夫に関するもの全て(嫌いな部分(性格)もそっくりな🕖くんごと)拒絶する、という結末に……
だとすると、母親の信頼回復に最も重要なのは「外部(他人)の立場から断定される潔白の真実」…!一度他者からの意見+心の疲弊で離れる決断をしてしまっているので、おそらく証拠のない生半可な言葉はもう響きません。
つまり、探偵(プロ)の立場からおじが確固たる証拠を提示すること……!!
探偵業を畳まず、今まで諦めずに続けてきた意味が、ここで輝いてしまう……!!!!!
もう何年も前の証拠を探せなんて完全な無理ゲーでしかありませんが、それをやりきることさえできれば……あの子たちを、その家族の幸せを取り戻すのは……君なんだ、アズマくん…!!君が、ヒーローに……なるんだよ……!!!!!
という流れが!!!みたい!!!!!!!
過去の証拠(何年も前の超難易度依頼)を死ぬ気でかき集める🕓おじ→そこから証明される父親の潔白、というかそもそも疑われる要素を作りすぎ、の喧嘩両成敗で我が子たちからの「「ごめんなさいして!!!!」」で夫婦の禍根潰し、両親は辛い思いをさせた🕖くん、🕕ちゃんからのお許しを経てようやくマイナスをゼロにする家族関係……そこからはみんなで本心から笑って怒って積み上げて、崩れそうになっているところをみんなで直して、前よりももっともっと大きくした立派な塔に、どうか今まで以上の目いっぱいの幸せを注いでいって欲しい……
【目覚めend後の🕕ちゃん】
その後のエンディング絵で出た兄弟の姿ですが、🕕ちゃん、完全に男の子になった、というわけでは無さそうだったので希望ハピエンとしては、
元々は母親の呪いとして首をしめていた「かわいい」が🕕ちゃんの中でいつの間にか本当に「好きなもの」に変化していて、けれど女の子だけに存在する過去の母親の真似事だったそれではなく、本来の「男の子だけどかわいい」🕕ちゃんだけの「誰にも真似できないかわいい」を大切にする楽しいおしゃれができる未来(そういう「ありのままの自分を好きになるおしゃれ」みたいなコンセプトのブランドとか立ち上げてたら尚熱い)が実現してたらめちゃくちゃいいなぁ、と思うなどしました……
(その🕕ちゃんの隣にいる🕖くんは人気ブランドリッカ(仮)の専属モデルとして世界に名を轟かせてしまうのかもしれない……一緒に世界を飛び回ってても良い……)
番外編
【🕖くんの性格について考える】
個人的、単純そうに見えてよくよく見ると一番謎めいている、一番大事なもの以外に向ける本心がぼんやりした子ランキング第一位、🕖くん。
この世の万物に対してとりあえず全部好き、よく分かんないけど好き!みたいなことを常に言いそう(※個人のイメージ)なのに、本編よく見ると割と「嫌い、嫌」がある。特に無機物。あとは普通に物理的な痛みや身体的脅威。
🦋さんや他の人たちの言う「愚か」「臆病」のマイナス総評を見るに、本来はめちゃくちゃ怖がり、がちらちらしているので、「他者からの拒絶(嫌われる)などのマイナス感情」を人一倍恐れた結果、ネガティブ(精神的マイナス)に対する認識を自身で無意識に麻痺(深く考えないように)させて自己防衛しているんだろうな…と思いました…
🕖くん、楽しいときの笑顔は無論、日常での怪我した!痛い!ここ暑い!の不快顔(素直な反応、表情)はするのにそれ以外のシリアス、敵対する場面だとそこがチグハグになる気がするんですよ…
🕖くん、🕕ちゃんとは逆に感情に疎い、とは書いてますけど、それもしかして自分のマイナス感情含めて麻痺らせた結果…なのでは…??対戦時、人と敵対したときいつも無邪気で優しい顔が「無」の笑顔になるやつ、ネコさんへの「ほんとうは嫌だけど(笑顔)」というセリフもあるので、争うこと、攻撃すること、されること自体は本当に嫌で、けど多分、これまでにそんな逃げられない「嫌(攻撃、ではなくおそらく選択しなかった(相手の判断で選んでもらえなかった方の)選択肢への未練)」が多すぎて、体が(その選択肢から)逃げないように心だけを「嫌」から守ることが上手になってしまったのでは…??(「うん(きみの名前は)どうでもいいかな!」のところ…いつもならそんなこと言わない…敵、味方、負けないために倒さなきゃいけない場面、「嫌」が邪魔になってしまう…から…なの…?)
本当はあの部屋にいたかった、でも父親が選んだことなら、きっと正しい、みんなが幸せなら、嬉しいから。(そして麻痺させてころされつづける「自分の中の「嫌」」……)
間違えるばかりなので選ばなくなった🕖くん、選ばなかったせいで持ちきれずにほとんど取り落としてしまう彼がそれでも前を向いた結果、たくさんの「まちがい」が彼にもたらしたのは、どんな小さなものでも拾う力なんだと個人的に思いました。ネガティブな状況から良いところを拾う力、常に幸せな最善の道を諦めずに探す力(賽の河原ネバーギブアップ精神)です。(ネコさんの手足と尻尾でもっとたくさん叶えられる、などのルールの抜け道提案然り)
壊れてしまったものは拾っても直すことが苦手な彼の力だけではどうしようもありませんが、拾ったものを集め、諦めて離れ離れになってしまった他のみんなに「はじめからまた」を笑って提案できるのは多分、彼なんだと思います……
【他、部分的細切れな個人的メモ】
(兄弟の共通点)
妨げになる障害物はバチボコに破壊する(楽しい!)やっぱり色々溜め込んでる…よね?→せっかくの夢の中、存分に発散してほしいな……と思うなどしました…
(ネバラン🕖くんの王子様スタイル)
幼少期、外からこっそり🕕ちゃんに会いにいく構図、ファンブックラフで衣装も相まって完全に【王子様とお姫様】のあれでしたが、これはネバラン直前の時系列でいう、
【嫌でも大人になっていく(けどなりたくない)】→【塔の中(「かわいい🕕ちゃん」という母の呪い)に囚われ自分に魔法をかけ続ける姫】と
【いつまでも大人になれなかった(けどもう選ぶことを決めた🕖)】→【塔の上で自分を待っている姫を幸せにするため迎えにいく王子】の構図…なんでしょうか……良……
【他キャラ相性など雑記!】
現状発送待ちの🕑様以外ひととおり聴き終わったのですが、それぞれの似た傾向とか相性の良さそうな組み合わせとかが自分の中でなんとなく分かったようなきがしてきて、ぷちケスタの「サンキューの日」とか(ただの自分の解釈だけど)ありがとう、は今までの細かいところ含めて全部覚えている🕖くんの本心からの「ありがとう」に、嘘かどうかがわかるのでどれのことかは分からないけど「本心の感謝」を素直に受け取る🕘くん、とか、🕒🕖くんの「本当に伝えたいところが伝わらず誤解を生みまくる」似たもの同士、とか。(本人同士も表面上正反対なので噛み合わなくてお互い「?」なのがかわいいね…)
あとは夢の中で存分に遊んでくれチームの🕖🕗🕛くんたち……普段できないことを全部やってほしい……(🕖くんの全力に付き合えそうなのは現実にいなさそうだな…という意味合いで🕗さんほどの相手は他にいないと思う)
…と色々書きましたがぼんやりしてたものを自分の中で多少まとめられた気がします!(合っているかどうかは別として)
書きながらおじの探偵要素めちゃくちゃ必要で重要なやつ……とか一人で盛り上がってたんですけども、やっぱりそこ含めてのみんながはっぴ〜なエンドが見たいですね……
もしかするとみなさんの地雷解釈などがそこらに埋まっていたかもしれないんですが、ただの個人の妄想でしかないのでそこはどうか切り捨て御免しておいてください……
以上死ぬほど長い妄想書き殴りでした!
読んでくれた方、もしいたらありがとうございます!不快感のない暇つぶしになっていれば幸いです!
(※どこか読み間違い、勘違いしてるところなど気になるものや他なにかあればお声かけください〜〜!)