中村のはなし（仮）「…悪い。今日は帰るわ」

　部活終わりには、駅前のファーストフード店でチームメイトと反省会をするのが恒例となっていた。とはいえ反省会とは名ばかりで、要はただ集まってダベりたいだけである。ひとり抜けたところでどうということはないが、断り方がこの友人にしては少し珍しいな、と思った。

「そうか。じゃあまたな」

　理由は聞かなかった。気分じゃねえからやめとくわとか、家の用事があるからとか、気分にしろ予定にしろ何かしら言って帰ることは時々あった。今日はそれをしないということは、言いたくない訳があるからだろう。

「女かな？」
「さっきスマホ見てたぜ」
「女か…」
「………いや、無いな」
「彼女が出来たとして女優先するタイプに見えるか？」

【冷战组】风*文中一切情节均为搞cp而设定，不代表作者zz立场
*有角色死亡


summary：美国吞并了整个地球，成为世界唯一的国家，其他国家意识体都一个个消失，只剩下美国一人。

我走进街边那家麦当劳。
走向靠着落地窗的角落里那张双人桌，坐下，呼出全息菜单。就如同之前做过成百上千遍的那样。我不记得我是从什么时候开始来这里的了，大概是这家店没开多久吧，那应该是上世纪八十年代，有一百多年了。也不知从何时开始，我每次来都总是坐在这个位置，就像是身体内部有导航。尽管全息技术出现已有十多年，我仍然不大习惯这种方式，随身带着手机。八十年前嘲笑英国明明有了手机还在坚持用座机的我如今也成为了下一个他，而英国已经不在了。想到这里我感到鼻头一酸，于是赶紧把注意力集中到菜单上去。一个双层芝士牛堡，一份薯条，一杯可乐。这样的搭配我吃了一百多年，但仍以每周五顿的频率吃着。街角视野很好，人群熙熙攘攘，在早上八点半这个黄金时段赶往各自的目的地。上班族在红绿灯边紧张地盯着某个地方，大概是在看全息窗口上显示的时间；几个穿着校服的女孩子说说笑笑地走过，对新的一天充满期待；小型飞行器反射的光芒使一个老人眯上眼睛，不满地嘟囔着什么。