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    YunanoRose

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    YunanoRose

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    脱色85。
    ヤッてはいないけど最後に匂わせあるので一応18↑
    passは18↑?の問いかけに対してYだけ大文字のはい。
    付き合って数ヶ月経った2人のある日。
    この続きを書く予定は無いので供養物。

    #ノイザエ

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    YunanoRose

    PAST過去に書いて友達に見せたグリウル待ち合わせ短編。唐突に始まり唐突に終わる山なし落ちなし意味なし。
    待ち合わせ「待ち合わせをしてみたい。」
    隣で本を読む相手から突如として告げられた言葉。本当に唐突過ぎて一瞬何を言われたのかわからなかった。同じ部屋に住んでるのだから待ち合わせも何もなくねぇか?と首を傾げる。
    「この本に書いてあった。でぇとには待ち合わせが必須なのだろう?そして相手を待つ間の気持ちは何にも変え難いものだと。そしてお前は俺に人間らしくなってきたと言った。ならば今ならその気持ちが分かるんじゃないかと思ってな。」
    淡々と告げる相手の気持ちが分からんでもない。確かにこいつは今まで感情が人一倍抜け落ちている感覚はあった。ましてや自分から何かをしたいなど言うこともなかった。そんな彼からの欲求だ。彼氏としては叶えてやりたいという気持ちもある。うーんと考え思いついたのは部屋を出る時間を30分程ずらして現世に行くって言うのはどうかということ。流石に感情に疎い相手でも30分も待てば何かわかるんじゃねぇか。そう提案してみると嬉々として頷かれた。ならば早速と計画を立て明日決行することにした。そしてどうせなら何かプレゼントしてぇなぁ。その方が喜ぶかもしれねぇし。そう考えながら翌日を迎えた。
    1427

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    瀬菜悠貴

    MOURNING個人サイトで公開していた作品で2004年作。

    BLゲーム「王子さまLv1シリーズ」で王子×従者(カナン×セレスト)。写真、のお題で書いたものです。カナン視点。
    「うん?」

     調べ物をしようとして書庫から持ってきた本を机に置いた拍子に、ひらりと何かが床に落ちた。

     ―――…? 写真…?

     床に落ちた一枚の写真を拾い上げて僕は眉を顰めた。
     そこに写っている人物。
     それは僕がよく知っている―――彼だった。
     しかし、今と比べて新緑の瞳は心なしに大きく、顔立ちも幼い。
     あどけない表情で微笑んでいるその姿は……まるで天使が微笑んでいるようで。
     何故こんな写真が本に挟んであったのか。
     思う事は沢山あるが、今そんな事を考えてもどうしようもないのも解っている事で。

     ―――確か、アルバムが在った筈だな…。

     ふと思い立って僕は自分が持っているアルバムが収まっている本棚へと足を向けた。



    「……ふむ」

     僕はおやつを運んできたセレストの横顔をじっと見ていた。
     こうしてみると……やはり写真の面影は所々残っている。
     流石に輪郭は大人の男の其れになってはいるが。
     伏せると意外に長い睫毛が表情に影を落として。

    「…? どうかされましたか? カナン様」

     お茶の用意をしていたセレストが僕の視線に気付いたのか、困惑したような表情で問い掛 2184