Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    うりゅー

    過去作とイベントの展示スペース。
    オクタCPなしと、イドアズ作品が置いてあります。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🍄 🐙 🏀 🐚
    POIPOI 18

    うりゅー

    ☆quiet follow

    七章オクタ編前に描いたやつです!
    フロってどんな夢を見るのかなと思って真剣に考えた結果のオレの考えたさいきょうの
    アズールになりました。
    おまけの超次元アズール(イナイレパロ)。脳内にこういうフォントが浮かんだ。好きな人だけワロてください。

    Tap to full screen (size:1444x2048).Repost is prohibited
    ☺☺☺☺👏👏💖💖💖💖👏👏💘💖💖❤❤❤❤👏☺💖☺💜💜💜☺💜💜👏👏👏👏👏💖💖💖💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    うりゅー

    PASTジェとアがメインのイドアズ。体調崩しそうなアズールに気づくジェイド。カッコいいジェイドを描こうと考えたネタを漫画にしたら、そうはならなかったので、ネタはそのままにリベンジした小説。甘々。
    センス・オブ「夏の限定メニュー、どうしましょうかね」
    「うーん、夏だし〜、スタミナつくように肉とか?」

     開店前のひと時。VIPルームに三人が集まると、軽い打ち合わせや、雑談などをすることが多い。部活や寮長会議などもあるため、毎日というわけではない。その日によって二人のときもあれば、僕一人しかいないときもある。この時間は、僕らが恋人という関係になる前から変わらない。
     そう決めているわけでもないのに、モストロ・ラウンジが出来てからは、放課後や休日にVIPルームに自然と集まるようになっていた。

     今日は部活もなく、三人とも揃っている日だった。開店まではまだ少し時間がある。せっかくなので、次の限定メニューについて考えようと呟くと、フロイドが案を出す。ソファーに座っている僕に寄りかかり、肩に頭をのせてきた。「重い」と文句を言おうと思ったが、言ったところで聞かないことのほうが多い。すぐに離れる確率は、経験上一割ほどだ。正直なところ、重いし、邪魔なときもあるが、嫌なわけじゃあない。だから諦めて、メニューについて考える。
    12205

    recommended works

    gohan_oic_chan

    PAST行マリ
    卒業後同棲設定
    なんか色々最悪です
    証明 朝日を浴びた埃がチカチカと光りながら喜ぶように宙に舞うさまを、彼はじっと見つめていた。朝、目が覚めてから暫くの間、掛け布団の端を掴み、抱きしめるような体勢のまま動かずに、アラームが鳴り始めるのを待っていた。
     ティリリリ、ティリリリ、と弱弱しい音と共に、スマートホンが振動し始める。ゆっくりと手だけを布団の中から伸ばし、アラームを止める。何度か吸って吐いてを繰り返してから、俄かに体を起こす。よしっ、と勢いをつけて発した声は掠れており、埃の隙間を縫うように霧散していった。
     廊下に出る。シンクの中に溜まった食器の中、割りばしや冷凍食品も入り混じっているのを見つけると、つまみあげ、近くに落ちていたビニール袋に入れていく。それからトースターの中で黒くなったまま放置されていた食パンを、軽く手を洗ってから取り出して、直接口に咥えた。リビングに入ると、ウォーターサーバーが三台と、開いた形跡のない数社分の新聞紙、それから積み上げられたままの洗濯物に囲まれたまま、電気もつけずに彼女はペンを走らせていた。小さく折り曲げられた背が、猫を思わせるしなやかな曲線を描いていた。
    13177