天使に“おやすみ”を。˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚
_彼女は、僕の天使だ。
「イデアちゃん 次の錬金術、ペア一緒に組もうよ。」
一コマめの授業が終わり、教室の中は生徒たちの賑やかな声で溢れている。出された課題に対する不満を漏らすもの、午後の授業で提出の予定の課題に追われるものなど様々であった。輝石の国出身の女生徒、ケイト・ダイヤモンドも次の授業でのペアを決めるべく、クラスメイトたちの中をかき分け、同じクラスの女生徒であるイデア・シュラウドの元へ駆け寄った。
この光景も見慣れたものであるのだか、当のイデアはというと怪訝そうに眉を顰めていた。
「君、僕以外にもペアになってくれる人なんていくらでも居るでしょ。君に気のある男子たちからの視線が痛いんですが。」
「えー、イデアちゃんと仲良くなりたいからじゃん?せっかくの女の子同士なんだし。」
2人の通うNRC学園は、全寮制の共学の魔法士養成所である。在籍する生徒たちは男子生徒が大多数を占めており、総数に対する女生徒の割合は圧倒的に少ない。そんなNRC内での女生徒の扱いは、主に二パターンだ。
一つは、非力な存在と見下されたり、逆に畏怖の対象と見られたりなどと、どちらにせよ“距離を置かれる”というパターン。そしてもう一方は、少数派ではあるが、ケイトのように上手く立ち回り、対等な存在として”友好的な関係を構築できている“というパターン。
イデアはと言うと、イグニハイド寮の寮長を務めるほどの魔力保有者であること、シュラウド家の関係者であることより近寄り難い存在として男子生徒のみならず、同性の生徒からも距離を置かれていた。
しかし、ケイトは違った。いつもイデアの姿を見つけてはせっせと声をかけ続けていた。
元より、周囲との不用意な接触を嫌うイデアとしては声をかけられることの方がストレスであった。しかし、ケイトの人懐っこさと、イデアの超えて欲しくないと感じる一線は決して超えてこないことに絆されていったのだ。彼女と過ごす時間に心地良さすら憶え、今では冒頭のようにケイトの存在を天使とまで形容するまでになっていった。
「フヒッ...まぁ、拙者と組みたいなんてモノ好きケイト氏しかいないでしょうし、ケイト氏の内申点の為に人肌脱いで差し上げるとしますか。」
口ではそう言ったものの、イデアの口元は笑みを浮かべていた。
数多くいる生徒たちの中から、たった一人を選ぶ場面でケイトがイデアのことを選んだという事実が、イデアにとってこの上ない多幸感を与える。
「なんでそういう可愛くないこと言うかなぁ?」
そう言ってケイトはわざとらしく頬を膨らませた。
「拙者みたいな純正陰キャに可愛さなんて求めんでもろて」
「えー。すーぐ悪態吐くお口以外はめちゃくちゃ可愛いじゃん。」
「…眼科行った方がいいんじゃない?」
そんな談笑をしながら、二人は実験室へと向かった。
「あ、ケイト先輩!次のパーティーの設営のことで確認したいことがあるんスけど!」
移動教室の途中で、ふと声をかけられる。声の主は、エース・トラッポラ。目元にはハートのスートが施されておりケイトと同じハーツラビュル寮に属する男子生徒だ。
同寮の後輩であることに加え、エースの弟気質な性格もあってか、ケイトには可愛がられている様子でマジカメでも、エースと共に映る写真がアップされた回数は数えられない。
彼女と仲のいい異性の後輩と言うことに、疎ましく感じてしまう。
「なになに、エースちゃんどうしたの?」
エースの元に駆け寄ろうとするケイトのことをつい、裾を引っ張って引き止めてしまう。
ツンと服を引っ張られる感覚に、ケイトが不思議そうにイデアのことを見つめる。
「...イデアちゃん?」
「あ、えっと、その.....。」
_やめて、置いていかないで。そんな言葉が口から溢れそうで、口の中の唾液と共に喉の奥に飲み込んだ。
「じ、授業...遅れるよ?」
目を泳がせながらそう答えるのがやっとだった。
「あはは。大丈夫だよ。直ぐ済むから!」
そう言ってケイトはエースとなんでもない日のパーティーの相談を始めてしまった。
イデアはその光景に吐き気を覚えた。
_嫌だ。やめて
_触らないで。僕の天使を汚さないで
_僕の天使を取らないで
そんな沸々とした感情が腹の底から滲み出る。
なんてことない、ただの寮内での業務連絡のはずであるのに、それ以上の意味があるのではないかと考えてしまう。
イデアがそんな仄暗い感情を感じることも最近では珍しいことではなくなっていた。
ケイトが異性の生徒と仲良さげに話していると、つい二人の関係が友人以上のものに進展してしまったら、と考えてしまうのだ。
ケイトがハーツラビュル寮の副寮長トレイ・クローバーと麓の街のカフェに出掛けると聞いた日には、喪失感や恐怖から眠れぬ夜を過ごしたものだ。二人でカフェに出掛けるという用事もパーティー用のケーキの構想を練るためだったというが、イデアの努力という名の妨害工作により実現することはなかったのだが。
ケイトが、話を終え、自分の元へ戻ってくるまではチリチリと胸の内を焼かれながら、この痛みに耐えるしかない。
「…よっしゃ、じゃぁ、よろしくお願いしますね!ケイト先輩!」
「も〜、しょうがないなぁ。」
楽しそうに話す二人の姿をジッと見つめる。二人が会話を始めてから3分も経っていない筈なのに、まるで何時間も待てをされているかのように感じる。
「じゃぁ、また寮で。」
「ばいばい〜。…ごめんね、イデアちゃん。待たせちゃて。行こっか?」
「う、うん。」
二人の話が終わったようで、ケイトがイデアに声をかける。ケイトがエースから解放されたことに、安堵の気持ちを覚え、イデアは口から仄暗い感情と共に二酸化炭素を吐き出した。
しかし、去り際のエースの“また寮で”という言葉が、まるで呪いのように頭から離れない。自分がケイトと別れた後に、寮でケイトと二人で会うのだろうか、彼は僕の知らないケイト氏のことを知っているのだろうかと考えると、緩和されたはずの嘔吐感がまた喉元まで戻ってくるのを感じた。
所属寮の違い、そればかりはイデアにはどうしようもない問題である。イグニハイド寮の寮長であるイデアがまさか転寮するわけにはいかないし(寮長でなかったとしても、自分がハーツラビュル寮でやっていける気はしないが)、ケイトがイグニハイドへ転寮するはずがないし。
考えても答えが出るはずもない問題をぐるぐると頭の中で反芻するのだった。
˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚
「え?いま、なんと?」
イデアからの突然の申し出に、オクタヴィネル寮長であり、モストロ・ラウンジの支配人であるアズール・アーシェングロットは言葉を失った。
「だから、人を存在ごと消してしまうような魔法薬とか、永遠に周囲の人間から認識されないようにする魔法薬って知らない?もし、アズール氏が力になてくれるなら、僕に可能な対価であれば何でも支払う。」
イデアの言葉にアズールは眉を顰めた。
「貴女らしくもない。」
アズールは、イデアにとって学園の中で数少ない気を張らずに会話の出来る友人であった。ボードゲーム部の先輩・後輩という間柄でもあり、アズールもイデアのことを尊敬に値する人物であると認識していた。そんなイデアから犯罪予行にも似た相談を持ちかけられたことに驚きを隠せなかった。イデアの提示する対価はアズールにとって大変魅力的なものではあった。
思わず首を縦に振りそうになるくらいには。
「幼稚な独占欲は、貴女の身も滅ぼしますよ?そもそも、お二人は恋人同士ですらないのですから、まずは順序を正すことを優先されるべきでは?」
しかし、冷静に考えれば考えるほど、容易に承諾ができる内容ではなかった。リスクがデカすぎる。
アズールの返答に対して、イデアも顔を顰めた。
「…用途については話していないはずたけど。アズール氏こそ、想像で判断を下してこんな上手い話を棒に振るなんて、君らしくもない。」
「ふん、なんとでも。ビジネスを行う上でリスクヘッジは最重要事項ですから。」
この件に関して、アズールが協力をしないという意を示した以上、話はここで終わりだとイデアは席を立ち上がる。
アズールも普段であれば、取引外での助言などは行わないのだが、つい引き止めてしまった。
「イデアさん。素直に想いを伝えてみればいいじゃないですか。ケイトさんも同じお気持ちかもしれませんよ?」
「はっ。貴重なアドバイス、ありがとうございまーす。」
イデアは自分を嘲笑するように笑うと、アズールを見ることもなくボードゲーム部の部室を出て行ってしまった。
一人部室に取り残さたアズールは、不器用な友人のことを考えながら深いため息を吐いた。
_天使が、僕と同じ気持ちだなんてありえない。
誰に聞いた訳ではないが、イデアは心の中でそう確信していた。
アズールとの契約が成立しなかったとなると、やはり全て自分でなんとかするしかない、とイデアは下唇をグッと噛み締めた。
ケイトの存在をこの世から消すとなると、まず最初に浮かんだ方法はレセの河だった。ケイトと関わりのある人物の中から、ケイトの存在の記憶を消し去るという方法。この案の問題点としては、過去も現在もケイトがあまりに多くの場所、人と関わりを持っているということだ。ケイトの知り合い全員の記憶を書き換えていたのではキリがない。
魔法薬での認識の阻害については、アズールが難色を示したことや、さまざまな文献を読み漁ってもイデアの求める効果にピッタリと該当するものがないことから、現実的とは言えないのだろう。
そうなると、出来れば避けたかったことであるが、やはり仮死の魔法薬を作ることがベターだろうか。
仮死の魔法薬をケイトに飲ませ、保護という形でなんとか嘆きの島のS.T.Y.X(ステュークス)の保護施設に幽閉できないだろうか。
学園でオーバーブロット寸前の学友を魔法薬を使用してなんとか眠らせた。心身の安寧が確保出来るまでは本部での保護が必要だという筋書きだ。大切な学友であるため、管理は自分に任せてほしいと進言し、適当な頃合いを見て、帳簿へは”心身の安定が確信できたため、返還“と記載しておけばいい。彼女の親族へはオーバーブロット時に身体の損壊が激しく、治療は困難であったと通達を送ろう。
そうして、彼女は、やっと僕だけの天使を手になる。
「待っててね、ケイト氏。」
小さな声でそう呟き、イデアは準備に取り掛かった。
˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚
_あと少し。あと少しで、僕の天使は、本当に僕だけの天使になる。
真夜中の植物園に人影がある。そのふたつの影は、小さなテーブルを囲うようにして佇んでいた。
「珍しいね。イデアちゃんから誘ってくれるの。」
そう嬉しそうに微笑むのはハーツラビュル寮に属する女生徒、ケイト・ダイヤモンド。
テーブルに並ぶソーサーの縁を指でなぞりながら手の中のスマホを見つめていた。
そして、そんなケイトの姿をジッと見つめるのが、イグニハイド寮の寮長であり、ケイトのクラスメイトのイデア・シュラウド。
「…別に。ただの気まぐれ。…嫌なら帰っていいよ。」
素っ気ない言葉のようにみえるが、その言葉が彼女の本心ではないことは、彼女の頬の赤さから容易に想像が出来た。
ケイトもそのことに気がついているようで席を立つことなく、イデアのことを見つめた。
「またまた、そんなこと思ってないくせに。」
「…からだ、冷えても知らないよ。早く飲みなよ。」
そう言って、イデアはケイトに紅茶を飲むように促す。まだ湯気のたつ、温かい紅茶だ。
陶器の茶器には不釣愛なプラスチック製のティースプーンが添えられていた。
「イデアちゃんは飲まないの?」
「せ、拙者は、エナドリ派なのでお構いなく。」
カシュッと缶のプルタブを開く無機質な音が、静かな植物園の中で嫌に大きく聞こえた。
「ふーん。じゃぁ、いただきます。」
ケイトの細い指先が、カップの持ち手をゆっくりと握った。持ち手を握った手と反対の手をカップに添える。陶器もまだ熱を持っている様子で、カップの中の紅の熱を逃すべくフーッと息を吹きかけた。白い湯気がケイトの視界を歪める。
そんなケイトの姿を、イエローアンバーの瞳が鋭く見つめていた。ケイトがカップを手にしてから、あと十五センチ、十センチ、三センチ。とカウントしながらカップと唇の距離を瞬きもせずに見つめ続けている。
唇がカップがあと少しで触れる。その瞬間を待ち侘びていたかのように、イデアの喉がゴクリとなる。
その時、何かに気がついたかのように、ケイトの動きがピタリと止まった。ティーカップか唇から離れ、ソーサーの上に戻されてしまう。
もしや、カップの中の異物の存在がバレてしまったのではないかとイデアの背中に冷汗が伝った。バクバクと肋骨の中で心臓が暴れ回っている、その音がケイトに聞こえてはいないかと不安に駆られる。
「ど、どうかしたの?」
イデアの問いかけに、ケイトが小さく舌を出して微笑んだ。
「グロス落とすの忘れてた。せっかくのいいティーセットなのに。危ない危ない。」
そういってケイトは形の良い唇に、薄く塗られているグロスをナプキンで拭った。
イデアはケイトの動作を急くような気持ちで見つめていたが、ふと、自分の中に焦燥感だけでなく、安堵の思いが生まれていることに気がついた。
あと少しで計画通り、天使は永遠に自分だけの天使になったはずであったのに。
_イデアちゃん、明日は一緒にランチ食べようよ!
_イデアちゃんの髪って、キラキラしてて綺麗だね。
_見て!イデアちゃんの好きそうなネコがいるよ!
そう、自分に声をかけるケイトの姿が脳裏に浮かぶ。
全身の産毛がぶわりと逆立つのを感じた。
「じゃぁ、改めて。いただきます。」
グロスを拭き取ったケイトが、再びティーカップを口へ運ぶ。グロスを拭き取っている間にいくらか熱が冷めたのか、躊躇う様子もなくティーカップの縁に口を付ける。
その光景に、ヒュッと喉がなった。カチカチと顎が鳴り、涙が溢れる。
「だ、だめぇ!!!!!」
気がついた時には、イデアはケイトからティーカップをひったくると地面に投げつけていた。
地面に散らばったティーカップの破片が、月明かりに反射してキラキラとまるで星空のように輝いている。
突然の出来事に訳が分からず、ケイトは目を見開きイデアのことを見つめていた。
「イ、イデアちゃん?どうしたの?」
「うっ….」
優しく問いかけるケイトの姿が、イデアの視界を歪める。
溢れ出した涙は留まることなく、頬を濡らしていく。
「ごめん。…ごめんね。ごめんなさ…」
涙を流しながら謝罪の言葉を繰り返している。
ケイトは口を挟むことなく、イデアの次の言葉を待っている。
「…僕は、ケイト氏に、誰のものにもなって欲しくないんだ。」
「僕のことを置いていかないで」
「ケイト氏が…誰かと恋をして、愛を育んで、子供を作るだなんて…考えただけで吐き気がする…。そんなことになるなら、誰とも結ばれず、永遠にひとりぼっちでいて欲しい…。」
「ケイト氏には、僕だけの天使でいてほしい…。」
嗚咽共に自分の中の仄暗い感情を、天使だと崇拝すらしている相手に吐露している。
こんな姿を見て、彼女は呆れてしまうだろうか、軽蔑されやしないか。と不安になる。その不安が更にイデアの流涙を誘発させた。
ケイトが椅子から立ち上がり、イデアの隣に歩み寄る。きっと、気持ちが悪いとなじられ、見放されてしまうに違いない。ケイトの表情を見るのが怖くてギュッと目を瞑る。
しかし、待てども待てども頬の痛みも、自分を責めるような言葉もなかった。
恐る恐る瞳を開くと、天使は僕を慈しむように微笑んでいた。
「もぅ〜、イデアちゃん大洪水じゃん。涙拭きな?浮腫んじゃうよ。」
そう言ってケイトは優しく、イデアの頬を伝う涙を拭った。
「せっかく可愛い顔してるのに、台無しだよ。」
柔らかい表情を浮かべたまま、ケイトはイデアを抱き寄せた。
ケイトの温もりに触れ、少し落ち着いた様子のイデアは恐る恐る引っかかっていた疑問を口にする。
「…ケイト氏、怒ってないの?」
ケイトのカップに毒を盛り、手にかけようとしたのだ。真実を直接伝えたわけではない。しかし、察しの良いケイトのことだ、イデアの先ほどの行動から、きっと気がついているに違いないのに。
「…怒ってないよ、だから、もう泣かないで。オレもイデアちゃんのこと大好きだから。」
ケイトの掌が、慰めるようにイデアの背中をさする。途端に、彼女の胸の中でべしょべしょと涙を流しているだけの自分が、酷く情けなく思えた。
「うっ。….ひぐ….」
そんな情けない顔を見られたくなくて、顔を背けるように、彼女の胸に顔を押し付ける。突然のことにバランスを崩し、ケイトとイデアは2人で地面に倒れ込んだ。地面の泥や自分の涙や鼻水で彼女の服が汚れてしまうかもと一瞬脳裏によぎったが、その思考は、彼女の柔らかな胸の温もりと、その内側から聴こえてくる音にかき消された。
トクトクと鳴る規則正しい拍動があまりに心地よくて、この音が聞こえなくなるのは惜しいと感じた。
イデアはゆっくりと瞼を閉じ、やがて意識を手放した。
ケイトは、胸の中の天使が意識を手放してからもずっと、イデアのことを撫で続けていた。
「もう。直ぐに考えすぎちゃうんだから。…ふふ。可愛い寝顔。心配しなくても、オレはとっくにイデアちゃんのモノなのに。」
イデアの瞼に優しく口付けた。
_おやすみ、イデアちゃん。
˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚
結局、僕の天使は僕だけの天使にはならなかった。
そもそも、彼女が天使だという前提が間違っていたのかもしれない。
それを、あの日の夜にケイト氏の身体の中から聞こえた鼓動に思い知らされた。不整のない、まさに洞調律。僕たち哺乳類の正常な心音だ。
そう。彼女は、僕と同じ人間だったのだ。僕が勝手に天使だと夢想していただけ。
彼女を天使にするのは、もう少し後でもいい気がした。だから、その時が来るまでは、今まで通り、彼女との学園生活を続けていこうと思います。
だから、それまでは、_おやすみ、僕だけの天使。
♦︎happy end♢
˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚
うしろがき
閲覧ありがとうございました…
豆腐ですʕ•ᴥ•ʔ
女体化百合オンリーの開催ありがとうございました...!
素敵なイベントに参加できてとても嬉しく思っています...!
天使におやすみを。についてですが、仄暗い嫉妬話.....大好きです。
女の子の嫉妬は可愛い...!
※デケの場合女の子でなくても当たり前に可愛いのですが...。
大好きな相手で幸せになってほしいのに、自分以外の相手と一緒にいるのは許せない。みたいなジメジメした想いが本当に大好物で.....泣
植物園でのお茶会パートは本当に書くのが楽しくて、そのパートを1番に書き終えてしまいました笑
拙いお話でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございましたʕ•ᴥ•ʔ