花の中˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚
【監督生に問われたるモストロラウンジ支配人の物語】
ーえぇ。あの日、植物園から涙を流しながら走って出て来るケイトさんとぶつかったのは僕です。
僕はあの日、植物園で栽培している果実の採取に訪れていました。どういうわけか、レオナさんには足を踏み入れないようにと釘を刺されましたが、こちらにだって予定がありますから。モストロ・ラウンジの新作スウィーツの開発を遅らせる訳にはいけません。
はい?その時のケイトさんの様子ですか?ーふむ。大きな瞳から大粒の涙を零して、何やら只事ではなさそうな雰囲気を感じましたね。涙を流しているのが、あの、いつも陽気でにこやかなケイトさんでしたので、僕は大層驚きました。植物園の入り口から、ケイトさんの走ってきた方向を見ると、イデアさんの姿が見えました。ケイトさんが走っていかれた方向を何か言いたげな表情でジッと見つめていました。これは、僕の想像ですが、きっとケイトさんは、イデアさんに何か心無い言葉でも投げつけられたのでしょうね。お可哀想に。あんな彼女の表情は初めて見ました。慈悲の心で、彼女のことを慰めにいってもよかったのですが、僕では役不足そうでしたので当初の目的に専念することにしたのです。その甲斐あってか、とても素晴らしいスウィーツが完成しました。よろしければ、監督生さんもご友人を誘ってぜひ、ラウンジにお越しください
は?他に誰か見なかったか、ですか?ーイデアさんを見た時、視界の隅にリドルさんと、リドルさんを羽交い締めにしているリリアさんを見た気がします。
【監督生に問われたる赤き女王の物語】
ケイトとイデア先輩に?ーあぁ、確かに僕はあのニ人のあとを追って植物園へ行った。校庭をあのニ人がなんとも言えない表情を浮かべながら歩いて行ったからね。もし二人が、校則第六条「学園内での魔法を使用した私闘は禁ずる」に違反する行動をとるようであれば、ハーツラビュル寮長として、二人を止めなくてはいけないという思いがあったから。
結局、あの二人は校則を破ったのか。って?ーいいや。僕の心配は杞憂に終わったよ。それは喜ばしいことだったけれど、あろうことかイデア先輩に数口、何かを言われたケイトは、顔を赤くするとワッと涙を零して泣き始めたんだ。二人とは、いくらか距離が離れていたから、何を話していたかまでは分からなかったけれど、イデア先輩の発した言葉がケイトの琴線に触れたことは明白だった。全く、僕のトランプ兵を泣かせるだなんて度し難い。女性同士のトラブルに首を突っ込むのもどうかと思ったが、やっぱり僕はうちの子が可愛いからね。これは、僕の欠点でもあるのだけれど、頭に血が昇ってイデア先輩の首を刎ねようとしていたんだ。まぁ、それはリリア先輩によって止められたのだけれど。
ーえ?リリア先輩とは一緒に行動していたわけではないよ。どういう訳か僕がマジカルペンを手にしたところで、背後から急に羽交締めにされたんだ。
【赤き女王を羽交締めにしていた茨の谷の次期王のお目付け役の物語】
うむ。間違いない あれは、甘酸っぱい青春の一ページじゃ クフフ、微笑ましいのう。イデアのやつが勇気を出して、ケイトに声をかけた時には手に汗握ったわい。部活の時も何度かイデアの話をしておったし、ケイトも満更でもなさそうじゃ。つい、感極まって涙腺にきたんじゃろう。植物園の花々の影に隠れてニ人の行く末を見守っておったのに、リドルのやつがマジカルペンを構えて乱入しようとしたのには驚いた。まったく、リドルを止めるのには骨が折れたわい。
ん?二人が何を話していたのか知っているのか、とな?ー勿論じゃ。わしは耳が良いからのう。植物園でのことも、その前、その後の話まで、このプリチーなお耳でバッチリ聞いておったぞ。クフフ、あの日から、二人の様子を見るのが楽しみでならん。なんじゃ、お主も二人の動向について気になるというのか?うーむ。教えてやりたいのは山々じゃが、部外者のわしがお主らに話をするというのは野暮だというものじゃろうて。まぁ、そう急くでない。わしがお主らに話さなくても、いずれお主らも知ることになるじゃろう。そのタイミングがいつになるかは、わしの知るところではないが。
本人たちから聞くのが良いが、どうしても気になるというのであれば、レオナに聞いてみるがよい。あの植物園は、レオナがよく寝床にしておるようじゃしのう。なにか新しい話が聞けるやもしれんぞ?なにか、面白い話があれば、わしにも教えてくれ
【植物園を寝城にしている第二王子の物語】
ぁ あの日、草食動物たちが何を話していたのか?ーさぁ、知らなねぇな。生憎、俺はあの日、植物園を離れてたんだ。俺が居ない間のことなんか知るかよ。俺は今から昼寝をするのに忙しいんだ。とっとと失せろ。
チッ。ギャーギャーうるせぇな。あぁ、わかったよ。話してやる。で、何が聞きてぇんだ?
植物園を不在にするのに、人払いをしたのは何故か、って?ーなんだ、知ってやがったのか。イデアのやつに頼まれたんだよ。あの日のあの時間帯に、植物園を使わせてほしい、ってな。別にあそこは俺の縄張りって訳じゃねぇ、勝手にしろ。って言ってやったら、俺にも出ていって欲しいんだとよ。なるべく人が近づかないようにして欲しいとまで頼まれちまった。俺に直々に頼みに来るなんざ、よっぽどのことだったんだろ。それも、いつものタブレットでなく、生身で来やがった。カイワレとはいえ、女に頼られたとあっちゃぁ、無下になんてできないからなぁ。それにケイトのやつも噛んでるらしいじゃねぇか。イグニハイドとハーツラヴィルのお姫様方の恋路を邪魔して、馬に蹴られたくないからな。…結局、アズールやリドルなんかは、俺の忠告を聞かなかったみてぇだが。まだ何かあるのか
どうして色恋話だと思ったのか、だぁーハッ。レディの顔色を見て察せられないようじゃ、オンボロ寮の監督生様もまだまだ青いな。
さ、テメェの聞きたがってることには全部答えてやった。さっさとヴィルのところに行きやがれ。
なんでヴィルの名前が出てくるか、って?ー約束の時間が過ぎたあと、ケイトと話し込んでるヴィルのやつを見かけたんだよ。お前、あの日のことを知っているやつに話を聞いて回ってるんだろ?ここにいても俺様の邪魔だ、とっとと行きやがれ。
【トランプ兵の頭を撫でていたトップモデルの物語】
あの日、ケイトと何を話していたか、ですって?ーアタシ、面白半分の傍観者に人のプライバシーをベラベラと話すのは嫌いなの。悪いけど、他を当たってくれる? ーふーん。泣いていたケイトのことが心配で?リドルがイデアのところに乗り込もうとしている?あら、そんな話になっているの。全く、仕方ないわね。勘違いで痛い目に遭わされたとあっちゃ、流石にイデアが不憫だわ。
あの日、アタシはケイトとイデアのことについて話していたのよ。イデアに取り返しのつかないことをして嫌われてしまったかもしれないだなんて泣き付かれて、何事かと思ったわ。理由を聞き出そうにも、泣いていてお話にならない。泣き止ませるためにしばらくあの子の頭を撫でていたの。何よりも、泣き続けることでケイトの瞼が野暮ったく腫れてしまうことだけは避けたかったから。だって、せっかく綺麗な顔をしてるんだもの。浮腫んで台無しになるなんてナンセンスよ。
え?ケイトはイデアに何をしたのか、ですって?ーふん。別に何もしちゃいないわよ。勝手にあの子が嫌われたと思い込んでいただけ。もし、万が一にも傷つけてしまったとしても、あの後またイデアと話をしたようだから、もう和解だって済んでいるはずだわ。
結局、二人があの後どうなったのか、って?ーそれをアタシに聞くだなんて、それこそお門違いね。女の秘密は周囲が暴くものではないもの。アタシからの話は、ここまで。どうしても気になるのならば、あとは直接、当事者に確認してちょうだい。
【加害者と疑われる青髪の少女の告白】
あの日の植物園でなにがあったのか、って? ーえ?!ちょっと待って、な、なんで君がその話を知っているの?レオナ氏には口止めをしておいたはずなのに...。……そうだよ。あの日、ケイト氏のことを植物園に呼んで、不本意ではあるけど彼女のことを泣かせてしまったのは僕。別に、僕だって好き好んで泣かせたわけじゃないから。
えっ、一体どんな話をしていたかって?_う、そ、そそ、そんなこと、どうして君に話さなきゃいけないの…。は?顔が赤くなってるって、そんなこと君に関係ないでしょ。もしかして、全部知った上で聞いてきてるの?だとしたら、性格悪過ぎ…。
………わかったよ。隠しても無駄そうだし。
事の発端は、ケイト氏のあの一言。まず、ケイト氏と僕は元々はただのクラスメイト。僕なんかに構って何が面白かったのか知らないけど、僕が教室に行くと決まってケイト氏が話しかけてくるんだ。最初は煩わしいだけだったけど、いつの間にか教室でケイト氏と当たり障りない話をすることが日課になっていった。NRC生では数少ない同性の生徒だし、まぁ、慣れたらそんなに居心地の悪いものでもなかったかも。授業でもペアを組んでくれたり、さりげなくクラスメイトの視線の盾になってくれたりして、感謝できる部分もあったっていうか。気づいたら、ケイト氏のことが気になるようになってきてしまって。は?いや、はい。オタクチョロすぎとか、それだけで?とか、言いたいことはわかってるけど、人付き合い苦手な拙者からしたら大したことだし。監督生氏の価値観で語らんでほしいっていうか…。
とにかく、そんな経過を辿ったの。でも、好きになったところで、ケイト氏が僕のことを、僕と同じベクトル・熱量で好きかどうかわからないし、正直思いを伝えるつもりはなかった。でもある日、放課後の教室でケイト氏が言ったんだ。“イデアちゃんのこと、好きかも”って。ケイト氏は、僕には聞かれてないと思っていたみたいだけどね。クラスで一番の陽キャで、同性だけじゃなく男子生徒からも好かれているマドンナなケイト氏が僕のことが好き、だなんてなんの冗談?って思った。でも、誰かに向けて言った言葉でなく、独り言として呟いた言葉だったから信憑生は確かだと思ったんだ。
問題はここから。ケイト氏が授業でペアになってくれるのも、毎日飽きもせず話しかけてくるのも、断られることがわかってても僕の部屋に来たいと進言してくるのも、時折惚けた顔でジッと僕のことを見つめてくるのも、全部僕のことが好きだからだって思ったら、ケイト氏のことがとても健気で可愛らしく見えてきちゃって、僕も舞い上がってしまったってわけ。だって、仕方なくない? 僕だって健全な女子高生なんだから、多少は恋愛にだって興味が湧いたって言うか…。
だから、あの日、人目を避けて僕はケイト氏を植物園に誘ったんだ。恋人同士のするデートの真似事のつもりで。あの時間帯の植物園は、ガラス越しの夕日の暖かい光が、色々な花を照らしてるのが綺麗で、ほら、ケイト氏のいうマジカメ映えってやつ?彼女に見せたかっただけ。ケイト氏が喜んでくれたらいいなって。
は?僕がケイト氏に告白をしたんじゃないのか、って?ーそれは、違う…よ。信じられないかもしれないけど、ケイト氏が僕に告白したんだ。アザレア・ローズマリー・ベゴニアなんかの花に囲まれながら、ケイト氏が言ったんだ。ー“イデアちゃんのことが好き”って。今までの僕なら、陽キャの揶揄いかと疑うところだったけど、ケイト氏はそんなことする子じゃないってわかってたし、ケイト氏が僕のことを好きなこともわかってたから、こう言ったんだ。ーずっと知ってたよ。って。そしたら、どういう訳かケイト氏が、顔を真っ赤にして…あれは、ブチギレ寸前のリドル教官にも匹敵する赤さだったね。ふっ…可愛かったな。….は!これは別に惚気とかではなく と、とにかく、顔を赤くして、僕からの返事を聞く前に、涙を流しながら走って行ってしまったんだ。いや、追いかける訳ないじゃん。運動神経抜群のケイト氏に、引きこもりオタクが追いつけっこないことなんて分かりきってるし。ーあぁあ、泣かせてしまった。って謎の罪悪感に苛まれて動けなかったんだ。植物園で起こった話はこれで終わりだよ。君が探していたケイト氏を泣かせた犯人は僕だ。これで満足した?
え?思っていた話と違う、って?ーいったい、監督生氏がどんな内容を予想していたから知らないけど、君は僕に植物園での話しか聞かなかったじゃない。ど、どうして、聞かれていないことまでいちいち説明しないといけないの? 根暗陰キャ女の恋愛事情なんてこれ以上聞いたって面白くもなんともないでしょ。こ、このこと不用意に尾鰭をつけて言いふらすようであれば、監督生氏の黒歴史、失態などなどを全世界に向けて発信致すので宜しく。
ケイト氏がどこにいるか、って?ーそんなこと僕が知るわけないじゃん。どうせまたどこかで写真でも撮ってるんじゃないの?
【涙を流していた♦︎スートのトランプ兵の告白】
あはは、なになに?なんかもう噂になってる感じ?そうだよ。あの日の植物園でオレはイデアちゃんに告白したんだ。
本当はさ、そのあと気まずくなったり気持ち悪がられたりしたら嫌だし、卒業までこの思いはオレの胸の中にしまっておこうって思ってたんだけどね。でもさ、あの日、イデアちゃんに誘われた植物園で見た光景がとても綺麗で、イデアちゃんもすごく嬉しそうで…つい錯覚しちゃったんだ。恋人同士のデートみたいだって。ただの友達同士だったのに笑っちゃうよね。1人で浮かれて、イデアちゃんには伝えるはずもなかった言葉が口から飛び出ちゃったんだ。つい、“イデアちゃんのことが好き”って伝えちゃった。いっそ、冗談だと思われたり、笑ってくれたら誤魔化せたんだけどね。そんな思いとは裏腹に、イデアちゃんはオレに“ずっと知ってた”って言ったんだ。もう、心臓が止まっちゃうかと思ったよね。オレってそんなにわかりやすかったかな。とか必死に絡みに行くオレをイデアちゃんはどう思ってたのかなとか考えたら、もう顔から火が出そうなくらい恥ずかしくなちゃって….。
え?泣いていたのはどうしてか、って?ーあ、もしかしてオレが失恋して泣いてたと思ってる? あはは、あの後はね、オレが恥ずかしさに耐えきれなくなって逃げ出しちゃったんだ。泣いていたのは、イデアちゃんの答えを聞くのが怖くなっちゃったから。思いを伝えたのはいいけど、まさかイデアちゃんがオレの気持ちに気づいてたとは思ってなくてさ。優しいイデアちゃんはオレの気持ちに気づいきながらも嫌々一緒にいてくれたのかな、オレが気持ちを伝えてしまったことで今までの関係性が壊れちゃうかもって…一人で勘違いして泣けてきちゃって。逃げた先でヴィルくんに泣きついて、叱られて、その後またイデアちゃんと話をしたんだ。
ヴィルくんに何を言われたか?ーえっとね、“泣いてちゃ、あんたが何を言いたいか分からない”、“人の話を最後まで聞かずに飛び出してくるなんて礼儀知らず”、“ここに居たってあんたの悩みは消えないんだから、自分の手でケリをつけて来い”。要点だけ掻い摘むとこんな感じかな?オレが泣き止むまで側に居てくれて、イデアちゃんとちゃんと最後まで話をするべきって叱咤されたの。そのお陰で、その後またイデアちゃんとちゃんとお話しすることが出来たんだ。ヴィルくんには、感謝しても仕切れないよね。イデアちゃんも目を見開いて驚いてたな。ーさっきは、話を最後まで聞かずに飛び出しちゃってごめん。もう逃げないから、イデアちゃんの返事が聞きたいな。ってもう一度イデアちゃんに言ったんだ。そしたら、髪の毛の先を可愛いピンク色に染めちゃってさ、耳を澄まさなければ聞こえないような小さな声だったけど、確かに言ったんだ。“僕もケイト氏のことが、好き”って。また、涙が出ちゃいそうだったけど、今度の涙はなんとか我慢した。だって、オレたち両想いってことじゃん?涙より、笑顔の方が相応しいもんね 嬉しくなってイデアちゃんに抱きついたら、イデアちゃんもギュッてオレの身体を抱き返してくれて。
ーえへへ。うん、オレたち、あの日からお付き合いすることになったんだ。毎日、超ハッピーだよ!
【二人の幸せを喜ぶ宴好きな大富豪からの祝福】
おめでとう ケイトとイデアは付き合うことになったんだよな めでたいぜ 友達が幸せそうにしているのは、自分のことみたいに嬉しいよなぁ。でも、俺、二人がそんな関係だなんて、全然気がつけなくて…。もっと早く気がつけてたらなぁ、二人に協力したりできたかもしれないのに。ま、過ぎたことを考えても仕方ないよな!
そういえば、今日の朝も並んで登校してるのを見かけたぜ!なんていうか、お互い思い合ってるのがこっちにも伝わってくるっていうか、イデアがケイトのことを優しそうな目で見てたり、ケイトもいつも以上にににこにこ笑ってたりして、めちゃくちゃ幸せそうだったんだ!
この間の寮長会議で、イデアのやつにお祝いの宴を提案したんだが、_”ヒッ。イヤだ。絶対に辞めて “って震えて走っていっちまったぜ。なんでだぁ?
部活の時にケイトのやつに提案しても、_”流石にそれは恥ずかしいかも”って。顔を赤くしてた。遠慮することないのに。ジャミルとも相談して、今回の宴は見送ることにしたけど、その代わり、二人が結婚する時には、サプライズでケイトとイデアの知り合い全員招待する大きな宴を開いてやるって決めてるんだ きっと忘れられない思い出になること間違いなしだな 二人の結婚が今から待ち遠しいぜ
宴の会場いーっぱい、二人の好きな花で埋め尽くして驚かせてやるんだ。植物園を告白の場に選んだくらいだし、二人とも可愛い女の子だから花が好きだと思うんだ。花の中の宴!最高だろ?
♦︎はっぴーえんど♢
˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚˚✧₊⁎⁎⁺˳✧༚
はしがき
閲覧ありがとうございました…
□豆腐□です...ʕ•ᴥ•ʔ
女体化百合オンリーの開催ありがとうございました..!
参加することができてとても嬉しく思っています。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、こちらのお話は、芥/川/龍/之/介の「藪の中」という小説の形式をオマージュして執筆させていただいた作品です..!
さまざまな視点から語られるイデケイちゃんの馴れ初め話。いつか書きたいいつか書きたいと思っていたので、小説を書きながらとても楽しく感じていました。
webオンリーで書く機会をいただけてとても嬉しいです。こういった場がないとらなかなか書きはじめられない人間なので、、泣。
インタビュー?とは少し違うかも知れませんが、他のキャラクターの話を聞きながら少しずつ物語の展開が明らかになっていくというものでしたので、わかりにくく感じる部分もあったかも知れませんが….。
拙い文章ではありましたが最後までお付き合いいただきありがとうございましたʕ•ᴥ•ʔ