【凪玲】前男友的狗小博美正叼着球睁着圆溜溜的大眼看着御影玲王，那疯狂甩动的尾巴像个奋力舞动的拖把。
放下手机，他叹了口气接过小球。在这布满柔软地毯的客厅和小博美玩起抛球游戏。
狗是他养的没错，但是也并不准确。这只狗名义上的主人其实是他的前男友，凪诚士郎。
当初他们如胶似漆，开始思考要二宝。养狗便提上了行程。
他想要的是那种带出门威风凛凛的中大型犬，聪明漂亮。像边牧，德牧这种。但是凪却一样相中了这只小博美，一米九的个子把两个月大的博美抱在怀里和拎鸡仔似的。
大狗相对小狗而言更加沉稳，也没那么爱叫。小狗总是聒噪粘人的，他们两个都是经常要满世界跑的人，养只小狗他是害怕狗会得分离焦虑症。
他试图说服凪，平时他说什么就什么的凪一反常态地倔。非这只小博美不可，而第一次见面的小博美像是认了主一般乖巧地被抱着。放到地上也是迈着小短腿去找凪。

【凪玲】凪诚士郎想要被宠爱的一天在他生日的今天，玲王变小了。不是十几岁的青春少年，也不是七八岁的可爱小男孩，是走路都走不稳只会咿咿呀呀叫唤的小婴儿。
他这次的生日玲王早早就准备好了。他们提前一天飞到了这个小岛上，打算好好地享受二人世界，玲王答应了今天要加倍地宠爱他。
但是看着在床上咬着他衣角的小小玲王，凪诚士郎不免苦恼起来。
他特意买的草莓味安全套今天是用不上了。
他的衣服对于宝宝玲王来说实在太大了，他拉开玲王的行李箱开始翻找合适的衣服。
“这个....可以吗”从玲王的行李箱里掏出一件轻薄透肉的薄纱外套，外套里面夹在一条极为性感的内裤。
最终还是拜托前台去购买了一些婴儿穿的衣服，他不得赞扬自己的先见之明，在玲王提出一起去无人岛时断然拒绝。

【凪玲】美梦“凪，原来你在这里吗？我们找了你好久啊。”迷迷糊糊地睁开眼睛，凪诚士郎看到了一个巨大的玲王。
他就这么被玲王从茶壶地倒了出来，揉着眼睛迷糊地打量这四周。今天的玲王穿得很好看，头顶还有灵动的猫耳，身后巨大的尾巴在一甩一甩地。如果睡在这毛茸茸的尾巴里，他大约可以一直不醒来。
凪站在长长的桌子上，和一旁的陶瓷茶杯一样高。桌子上摆满漂亮的餐具还有娇艳的鲜花。是漂亮的白玫瑰，里面还点缀这一点薰衣草和满天星。
凪摸了摸自己的鼠耳朵，看着玲王那漂亮的紫色眸子变成一竖紧紧盯着他。
“玲王......”他伸出手想要让玲王把他捧起来，他这小小的身板走起路来实在太吃力了。
“洁他们说给你准备了蛋糕，应该很快就到了。”玲王并没有回应他，背过身走开了。

◆ 雷鳴

　窓の外が光る。ピカッ、ゴロゴロ。獣の喉が鳴るときみたいな音に、玲王の肩がぴくりと跳ね上がった。空の様子が気になるのだろう。玲王が読んでいた本から顔を上げる。そのとき、俺と目があった。三人掛けはあろうかという大きなソファーの上で、ぴったりと玲王にくっつきながら、玲王の横顔をずっと見つめていたから、必然的に俺と視線がぶつかる。

「……なんだよ」
「別に。レオのこと見てただけ」
「見られてると集中できねぇ」

　ぱたんと本を閉じる。本当は雷の音が気になるくせに、俺の視線が煩いから、なんていう理由を口にする玲王が可愛い。
　またしても空が光った。玲王の肩も雷の音に合わせて小さく跳ねる。

「カーテン締めてくるね」

「……お、れーお」
　ハッとして、声がする方に視線を向ける。どうやらぼんやりしていたようで、凪が「おんぶして～」と腕を伸ばしながら潤んだ目で俺を見下ろしていた。レオも酔っちゃったの？　なんて尋ねる凪の方がいつもよりポヤポヤとしていて、どことなく足取りも覚束ない。そんな俺も変わらず足元が危うくて、ふわふわと浮いているような心地だった。
　数十分前まで飲んでいたアルコールがそうさせるのか、はたまた隣に凪がいる嬉しさで気持ちが弾んでいるのか。今の俺にはよく分からないが、気分は頗るいい。
　そして、気分がいいのは凪も同じなのだろう。ふらふらと光源に吸い寄せられる羽虫のように凪が車道側を歩いていこうとするから、俺は慌てて凪の腕を引っ張った。飲み屋が連ねる駅前から少し離れた住宅街とはいえ、夜になってもそれなりに車通りがある。案の定、白い車が猛スピードで横を通り過ぎていった。