〜記憶を奪われ自分のことを忘れてしまった恋人を救う五条〜 最近、非術師を襲っているある呪霊。
人の記憶をエサに活動するその呪霊に五条の恋人である夢主が襲われた。眠り続けてしまった夢主を心配する五条。
そんなとき、目が覚めた夢主。
声を掛けると返ってきたのは、
「どちら様、ですか……」
自分のことを忘れていた。
(あいつの仕業かーー)
五条、すぐに呪霊を探しに。
だが、なかなか見つからない。
かくれんぼが得意でうまく五条達の目を掻い潜っていた。そんなあるとき、夢主の前にまた姿を現した呪霊。
夢主の記憶の味が気に入ったらしく、もっと欲しくなりやって来た。拘束される夢主。大きな口が夢主の頭を丸呑みしようとしたとき、五条登場。
「誰のもんに手出してんだ」
ぶちギレて赫でバーン。
夢主を腕の中に閉じ込める。
(よかった。今度は間に合った……)
腕から伝わってくる温もりを堪能。
逃げようとする呪霊にトドメ。
爆散した呪霊から夢主から奪った記憶のカケラが出てきて、夢主の中へと返っていく。
「……さ、とる君」
記憶が戻った夢主。
「…遅いよ……」
どれだけ僕が待っていたか……
ふふっ、と笑いごめんねと告げる夢主。
お互い抱き合いハッピーエンド。
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という、ストーリーです。