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    leeya_up

    2020年発行【Summer RE:wars2】のパスワードおまけSSの保管庫です。
    その他女体化左理♀ヒプクエジョブチャレンジなどの置き場。

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    りいや@leeya_up

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    leeya_up

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    前にほめて箱に入っててお題ではないけど書いた、左理の媚薬もどきの話。
    再録本とかにはいれないのでここにおいておく。

    #左理
    wineLover

    媚薬もどき 顔が見てぇと思えば行けばいい話だ。そう思ってた。けど実際、山ん中片道一時間以上かけて会いに行くってのはそもそも現実的じゃねぇんだよなぁ。つってもあいつもどっか行く時はきちんと断り入れてくるし、そうじゃねぇなら野営地にいるってことなんだから、どこにいるかわかんねぇよりいい。

     街に住んでりゃ俺と銃兎みてぇにクッソ忙しくても顔を合わせるタイミングはあるが、理鶯はマジで呼ぶか行くかしねぇと会えねぇ。だんだんそれが面白くなってくんだよなぁ。夜中にふと、ああ、なんか寒ぃな今日、りお抱いて寝てぇな、とか思っても出来ねぇの。理鶯のメシ食いてーって思っても仕事がヤベェ時は食えねぇ。けどなんでかイライラはしねぇんだよな。あいつをねじ曲げるくらいならこのまんまの方がよっぽどいいと思ってっからかもしれねぇが。まぁとにかくここしばらくウジ虫どもにかかりきりで寝る間も惜しんで害虫駆除に駆けずり回った俺様は、明日っからようやくゆっくり出来るって理鶯に連絡を入れた。見てんのか届いてんのかわかんねぇがとりあえずな。報連相は大事だろうが。とりあえず今日は帰ったら酒飲んで寝るぞ…。あーサウナも行きてぇけどな…。さすがの俺様も疲れてっからこれでサウナ入んのはちょっとヤベェ。風呂ん中で寝ちまわねぇようにしねぇとな…。

     つって、家に帰ったら電気がついてた。消し忘れたかと思ったが玄関に見慣れたブーツがある。
    「りお?」
     ビビって声が裏返ったクソが。キッチンで作業する音がして、ひょこっと理鶯がこっちにツラ出した。相変わらずちっこくてかぁわいいツラしてんなぁ…。
    「お帰り、左馬刻。明日から休みだと聞いたのでね…。食事の準備をしておいた。風呂も沸かしてあるが…空腹で入ることは推奨しないな」
    「おお、ただいま。んだよ、来るなら来るって言えや」
    「サプライズだ」
    「ビビったわ、マジで」
    「では成功だな」
     理鶯は嬉しそうに笑ってた。あー、調子狂うな。合鍵渡してやった時はなんでこんなもん渡されてんのかわかんねぇってツラしてやがったのに、使い所はきっちりわかってんだからさすが軍人。抜けてるとこもあるけど、理鶯は決めるトコは決める。テーブルに並んでんのは俺が好きなモンばっかり。でっけぇ肉。うまそ。にんじん? ピーマン? あー見えねぇ見えねぇ。

     メシ食って休憩して、風呂の前に少し休憩しろって理鶯に言われてリビングのソファーに座ったらもうダメだ。やっべ、立てねぇわ。ぐでんぐでんで身体の骨が抜けたみてぇ。
    「はは、さっすがに疲れた…」
     風呂も入れなかったり、手入れも満足に出来なかった髪をぐしゃぐしゃに掻いて後ろに流す。やっぱベタついてんな…風呂に入る気はあんだが動けねぇ。
    「なぁ、りーおー、お前、身体流したり髪洗ったりしてくんねぇ?」
     腹が膨れて身体ん中がぼんやーりあったけぇと、だんだん、頭ん中も…なんだ、あれだ…、とろくなってく…。がく、と一瞬、首が落ちかけた。はは…ねむてぇ…。
    「このままでは風呂で寝落ちするだろう…。これを飲むといい。疲労回復に効果がある小官特製ドリンクだ」
    「ん~…おお…」
     りおがさしだすなんかを、おれはうけとった。りおーの手が、おれのて、ささえて…ああ、せなかもささえて…、ん、なんだこの匂い…っ、…っ! オッエ!!
    「~ッ!!」
     グラスを口に押し当てられて流し込まれたのは強烈な匂いと味の理鶯特製ドリンク。前に銃兎と飲んでぶっ倒れたのとは別モンだが強烈だな! 口に入れちまったら吐くわけにいかねぇし飲み下す。ベロが苦ぇ。喉が熱い。腹ん中から匂いが込み上げてくる…っ!
    「…効果はあったか?」
     理鶯の低い声が耳元で聞こえた。甘い、音。理鶯の熱い手が俺の太股に乗ってる。擦って向かった先は…ってオイ、マジで疲れてんだよ、俺は使いモンになんねー…ぞ…っ、おお?!
    「は?」
     疲れマラってヤツか? にしては痛ぇぐらいにチンポ勃起してんだがなんだこれ?! じわじわ汗が浮いてきて背中が熱い。理鶯の手は俺のベルト外しにかかってるし、ちっせぇ口からベロ覗いてるし、これはあれか、精力剤みてぇなモンか。
    「りお、待て」
     風呂入ってねぇし、いや昨日も入ってねぇんだよ。さすがにそれはと押し留めようとしたが、理鶯には効かなかった。俺の手掻い潜ってチンポにむしゃぶりついてくる。もうそうなったらアレだ。眠いとか怠いとか風呂がどうとかどうでもいい。目の前のご馳走を食わねぇわけにはいかねぇからよ。それに、マジでチンポ痛ぇんだわ、なんだこれ、おい、理鶯、お前マジで何やったんだこの野郎! 答えなんか今はもうどうでもいい。とにかくこの熱をこいつに注ぎきりたいだけだ。

     結局、一睡もしねぇまんま気付いたら朝だった。二人でいつの間にか床に転がってて、べったべたのどろどっろで、まぁでもとりあえず風呂ってなって、今、俺と理鶯は二人で風呂に入ってる。身体も洗うし髪も洗ってくれるんだとよ。
    「昨日のアレ、なんだ? マジでやばかったわ…」
     ザーメンと一緒に魂まで出るんじゃねぇかと思ったわ。つか、絶対ちょっと出た。理鶯は俺の前髪を撫でて小さく笑った。
    「疲れた様子の貴殿が…魅力的だったのでね」
    「んなモン、どこがそそんだよ」
    「うむ…、髪を掻き乱して掻き上げたところが…よかった。…小官を抱いている時、似た表情を見せることがある」
     すり寄ってきた理鶯の丸くて小さい頭を掴んで俺はがぶりと鼻を囓ってやった。そうかよ、まぁお前とヤんのは結構、ギリギリのとこまでいってる感じあるからな。
    「だったらもう一戦ヤッてやろうか、アァ?」
     理鶯の青い目が丸くなって輝いた。それから恥ずかしそうに長い手足を折り畳んでバスタブん中でちっこくなった。なんでそこで照れんだよ、面白い野郎だな!

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    leeya_up

    DONE前にほめて箱に入っててお題ではないけど書いた、左理の媚薬もどきの話。
    再録本とかにはいれないのでここにおいておく。
    媚薬もどき 顔が見てぇと思えば行けばいい話だ。そう思ってた。けど実際、山ん中片道一時間以上かけて会いに行くってのはそもそも現実的じゃねぇんだよなぁ。つってもあいつもどっか行く時はきちんと断り入れてくるし、そうじゃねぇなら野営地にいるってことなんだから、どこにいるかわかんねぇよりいい。

     街に住んでりゃ俺と銃兎みてぇにクッソ忙しくても顔を合わせるタイミングはあるが、理鶯はマジで呼ぶか行くかしねぇと会えねぇ。だんだんそれが面白くなってくんだよなぁ。夜中にふと、ああ、なんか寒ぃな今日、りお抱いて寝てぇな、とか思っても出来ねぇの。理鶯のメシ食いてーって思っても仕事がヤベェ時は食えねぇ。けどなんでかイライラはしねぇんだよな。あいつをねじ曲げるくらいならこのまんまの方がよっぽどいいと思ってっからかもしれねぇが。まぁとにかくここしばらくウジ虫どもにかかりきりで寝る間も惜しんで害虫駆除に駆けずり回った俺様は、明日っからようやくゆっくり出来るって理鶯に連絡を入れた。見てんのか届いてんのかわかんねぇがとりあえずな。報連相は大事だろうが。とりあえず今日は帰ったら酒飲んで寝るぞ…。あーサウナも行きてぇけどな…。さすがの俺様も疲れてっからこれでサウナ入んのはちょっとヤベェ。風呂ん中で寝ちまわねぇようにしねぇとな…。
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