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    yoriri3

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    yoriri3

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    キスディノ

    俺はそわそわしちゃってた。こう見えても鼻はいいほう。
    「あ、ねみ」
    エレベーターの中でキースはぼやいてる。キースの目は重たそうに半開き。
    「もうお酒いっぱい飲むからだろキース」
    「すんませーん」
    昨日の晩お酒を飲んで夜遅くなったキースは、ふああとあくびした。するとキースの服の下あたりからふわりと香水のにおいが香った。
    今日のキースは香水をつけている。っていうのも昨日お酒が入ったキースはシャワーを浴びずにねちゃったんだ。お風呂に入ってないにおいをさせて仕事をするとリリーさんの鉄拳制裁が飛んできかねないからキースは香水をつけて出勤してるんだ。
    俺とキースはたわいない雑談をして会議室にいった。定期的な報告会だ。メンターである俺たちはルーキ―の様子について意見をかわす。途中リリーさんがキースの隣を通ったけどリリーさんは顔をしかめなかった。むかしキースは同じようにお風呂を入らなかったのをごまかすために香水をたくさんぶっかけてリリーさんにくさいってこっぴどく怒られたっけ。そういう意味ではキースは香水のつけかたが上手になったんだな。こういうところに俺は四年間を感じる。
    それはさておき。
    ジュニアくんやフェイスくんだけじゃなくて他のセクターのルーキーたちも力をつけてきている。よーしがんばるぞ。っていうかんじで報告会は終わった。

    「キース、ディノ」
    ブラッドが俺たちのそばにきて、書類をわたす。
    「あとで読んでおいてくれ」
    「わかった」
    ちらりとみると俺に関する事柄の書類だ。(一応、ほら俺は裏切り者だからね)
    でもぱっとみたかんじ前回をおなじような内容。キースはテキトーにファイルにぐちゃっと入れたのでブラッドの眉毛が一ミリぐらいあがった。
    「ブラッドも香水つけてるよね」
    俺は聞いた。
    「ああ、身だしなみでつけている」
    ブラッドの眉毛が一ミリ下がったのを確認して、俺たちは会議室を出ていく。みんなとは一足おくれてぞろぞろ廊下を歩いてエレベーターに乗り込んだ。
    「ブラッドってどういう香水つけてるんだ」
    俺は興味が出て聞いた。ブラッドの匂いは、どういえばいいんだろ涼しいかんじと甘いかんじがいっしょでそこに男の人!だあっていうかんじでドーンみたいな。うう、香水の説明がうまくできない。
    ブラッドはいくつか香水の名前をいった。あ、俺聞いたことあるブランドかも。
    「ブラッドはどこに着けてるのかな香水。キースは腰につけてたけど」
    「今日は首のあたりにつけているが、少しつけすぎたかもしれない」
    「え、そう?」
    俺はブラッドの首のあたりに近づいてにおいをすんすん嗅いだ。
    「多分だいじょうぶ!」
    俺がそういうとブラッドは「そうか」と言った。俺は思い出してブラッドとキースに聞いた。
    「そういえばブラッドとキースのイメージ香水って出てたんだっけ」
    「ああ」
    「そういやそんなの出てたっけか」
    ブラッドとキースのヒーロ―グッズにたしかあったのを通販サイトでみた。欲しいかもって思ったけど売り切れだったんだ。どんなにおいか気になって俺はブラッドとキースに聞く。
    「ブラッドはそれ使ってないの」
    「あまり好みのにおいではなかったからな」
    「キースは?」
    「あーいや、どっか引き出しに入れっぱなしだと思う」
    「ええ、気になるな、キースとブラッドのイメージ香水。再販するのかな」
    「うわ、買わせねえぞディノ。今月の引き落としいくらだと思ってんだ。おいおい聞いてくれよブラッド。ディノの奴、万能十徳スライサーみっつも買いやがったからな」
    「三つ買ったんじゃなくて二つ買うとひとつおまけになるんだよキース」
    ブラッドははあああ、とため息をついた。
    「イメージ香水が気になるなら仕事終わりに部屋に取りに来い。サンプル品を貰ったが俺は使わないからな、あとイメージ香水の話は、ディノのバージョンの話がきているぞ」
    「え、ほんとにわーいブラッド、ありがとう」
    俺のよこでキースが「ディノのイメージ香水?ピザのかおりじゃねだろうな」とぼやいてた。俺もピザのにおいがいいな。ほら自分の腕からピザのにおいがしてたら禁ピザも成功しそうだろ。



    今日の仕事が終わってブラッドの部屋に行って香水をもらって俺は部屋に戻って夕飯のピザを食べ終えてくつろいでいた。
    「ブラッドの香水ってどんなだろ」
    さいわいにも今日はまだルーキ達ふたりは帰宅してない。いっしょに遊びにいくんだって。なので俺はブラッドの香水を腕につけてみた。
    「へえ、ブラッドっぽいかも!」
    俺は腕をすんすん嗅いで思った。クールなキリリとしたかんじとセクシーなかんじがいっしょになって、なるほど。
    でもブラッドがつけない理由もわかっちゃった。
    「これって女性向けなのかな」
    ブラッドのイメージ香水はどっちかいうと女性が好んでつけそうだなって思う。
    「まあブラッドのファン、女のほうかおおいからそっち向けにつくったんだろ」
    キースはソファーで炭酸水を飲んでそういった。たまに炭酸水って言い張ってビールを飲んだりするけど、今日は正真正銘炭酸水だよ☆
    「へえ、でキースの香水は?」
    「あ、ーなんかどっかいったな」
    「え、嗅ぎたいのに」
    「捨ててなきゃどっかにはあるだろ」
    とキースはあくびをしていった。
    「キース、シャワー今日は浴びなよ」
    俺はキースをシャワーにうながした。ほうっておくと今日もシャワーを浴びなさそうなので俺は強引にキースのシャツを脱がした。んだけど。
    「………!!」
    シャツを脱がしたら、キースの香水の匂いが腰あたりがらむせるほど匂ったんだ。朝とちがって、ずんってくるようなにおいで俺はどきどきしてしまった。
    俺が固まってしまったのをみて、キースも「何照れてんだ」といって笑う。
    「ほらディノ、先にシャワー入れ」
    「え、でもキースは」
    「オレはその、あれだ…クソ長いトイレをいまからするから」
    「ああ、そう、じゃあ先にシャワー浴びるね」
    俺はどきどきしてシャワールームに駆け込んだ。キースって……大人!
    今日はえっちな事はしない日なんだけれど、俺はどきどきしてしまってシャワーで煩悩退散した。ブラッドがいうには日本では滝にうたれて煩悩退散する儀式があるんだって。俺はシャンプーで頭を洗いつつ、俺もシャンプーのにおいとかピザのにおい~なんていってないでたまにはキースやブラッドみたいに大人のっぽい匂いをさせてみたいなって思った。





    「はあ、しょうもね」
    キースはリビングでぼやいた。クソ長いトイレをするなんて言い訳で、ディノからブラッドのにおいがしているのが嫌で先にシャワーを浴びさせたのだ。
    キースは机に置かれたブラッドのイメージ香水を自分に振りかけてみた。
    「うわ、小言のにおいがする」
    まあこのイメージ香水はそれとなく隠してしまおうとキースは思う。匂い的にはフェイスが好みそうな匂いだと思うが、兄のイメージ香水だと知れば顔をしかめるだろう。というわけでこの香水はつかう機会はそうないだろう。
    「まあディノはシャンプーのにおいとかでいいだろ」
    キースはぼやきつつ、自分の香水のにおいが移ったディノのにおいが一番たまんねえと思っている。
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    yoriri3

    DONEキスディノ
    「…っ…えろ」
    オレは足元で動くディノの頭をなでて息を吐いた。ディノはオレのちんこを舐めてて、二人分の体重でオレのベッドがきしんだ。
    「…つ、…ゅ」
    ディノはオレのちんこの裏側を舌でれろーっと舐めていて、そのクソエロい姿にオレのちんこはますます元気になっていく。
    「はぁ…キース、きもちいい?」
    顔をあからめたディノの顔に。オレのちんぽの影がかかっている。いつも健康的なディノの顔にグロいオレのちんぽのコントラスト、は。あまりにも刺激的だった。
    「…おお、うん、きもちいい」
    オレはバカみたいな単語しか言えなくなって、そうくりかえす。ディノは口が疲れたみたいでオレのちんこから口を離した。ぷらんぷらんと勃起したままのちんこを持て余し、オレはディノのデコにちんこをこすりつける。さっきまで野球のナイトゲームを観戦しながらノートパソコンで書類をつくっていたディノは、頭の前髪をゴムで結んでいて。いつもは隠れているディノのおでこに全裸でちんこをこすりつけて、自分でもドン引きな変態行為をしている。ひくわーないわー。とか思うもののディノのデコやらほっぺたにちんぽをこすりつけて、オレはハアハハ荒い息をはいてるってわけ。
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