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    kusekke_ura

    女体化だったりパロだったり。
    色々とごちゃまぜです。

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    kusekke_ura

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    先天性女体化むつの、ほのぼのいずにょむつ

    どこかの本丸初期刀の陸奥守。その姿はバグにより女性。
    女の子一振りだけでは大変だろうと、審神者は急いでなけなしの資材を叩き、とりあえず短刀達をたくさん顕現させる。
    弟や妹(?)の様な存在の彼らに、にょむちゃんは特に性差を感じずに過ごしていた。
    一緒に寝たり、お風呂に入ったり。
    あまり無理な進軍をしない審神者の方針により、ドロップする刀も短刀や脇差ばかり。
    自分より小さい男士に囲まれ、にょむちゃんはお母さんになった気分でのんびりと日々を過ごしていた。
    しかしある日、敵将撃破のドロップにより初めて大きな刀が本丸へとやってきた。
    それが、和泉守兼定だった。
    初めて見る自分よりも大きい刀ににょむちゃんはびっくり。
    しかし彼女は彼に対しても今までと同じように接する。
    本丸内を案内し、一緒にご飯を食べ、彼が早くヒトの身に慣れるようにとの手助けを惜しまなかった。
    そして、夜。
    和泉守の元へとやってきた短刀達は、彼を風呂に誘う。
    彼らと一緒に大浴場へとやってきた和泉守は脱衣所で全裸になると、風呂場へと足を向けた。
    そこには。
    「おっ、お前」
    なんと、洗い場には全裸のにょむちゃんが仁王立ちで立っていたのだった。
    「おんしの髪はこじゃんと長いき、わしが手伝っちゃる」
    豊満な乳房をぷるんぷるんと揺らしながら和泉守の背後へと回り込んだ彼女はその背中に抱きつくと、彼を風呂椅子へと座らせた。
    「」
    背中にムニッと当たる柔らかくも弾力のある感触に、和泉守は自分の意思とは関係なしに、本能で股間に熱を集めてしまった。
    慌てて首に掛けていたタオルでそれを隠した和泉守は「かっ、髪くらい自分で洗えらぁ!」と大声を上げてにょむちゃんを跳ねのけてしまう。
    彼を怒らせてしまったとしょんぼりするにょむちゃん。
    その場は短刀達と共に引き下がる。
    (ちなみにこの後、薬研が色々と和泉守に謝る)
    風呂場でのラッキースケベを終え、自室に戻った和泉守は未だ背中に残る乳房の感触に悶々としながらもさっさと布団を敷き、寝る体勢に入った。
    その時。
    「和泉守!一緒に寝ちゃる!」
    部屋ににょむちゃんが飛び込んできた。
    なんでも顕現して直ぐの頃、短刀達は元主の懐にいた記憶が濃いため、人肌恋しく夜泣きをしていたのだとかで、心と体が落ち着くまでの数日間はこうして彼女が添い寝をしてるのだ。
    「はぁ⁉オレは太刀なんだぞ⁉懐は間に合って…!」
    そんな和泉守の叫びを右耳から左耳へと流した彼女は、先ほどの風呂場での出来事を挽回しようと布団に潜り込むと彼の頭を抱えてその胸元にぎゅっと抱きしめたのだった。
    「」
    驚き固まる和泉守が大人しくなったと勘違いしたにょむちゃんは、そのまま彼の背中を掌でとんとんとゆっくりと叩きながら、子守唄を歌い始めた。
    ”土佐の 高知の はりまや橋で~”
    鼓膜を擽る優しい歌声と、体を包む柔らかい温もりと甘い香りに、和泉守はあっという間に眠りに落ちてしまったのでした。

    翌日、隣で寝間着をはだけ全裸状態で眠る彼女に兼さんが絹を悲鳴を上げ、その声で本丸中の男士が一斉に目を覚ましたのだとか。

    ※ちなみにこの後、にょむちゃんには薬研から保健体育の授業が課せられたのだとか。
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    ☺☺☺☺☺☺☺
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    recommended works

    Sasame

    DONE細雪んとこの獠香ちゃんさんは『浮気性』をお題に、140字でSSを書いてください。
    #shindanmaker


    原作以上の獠香ちゃん
    「香ちゃんってば、浮気性だったのね」
     あたしが持つスマホを覗き見した後、獠ちゃん悲しい……と、泣き真似をする獠に冷たい視線を向ける。
    「何言ってんの?」
    「おまぁこの前、新宿駅でナンパされてついて行こうとしてだろ?」
    「あれはナンパじゃなくて、ただ道を聞かれただけよ!」
     はぁ、と獠は息を溢して「とにかく今後男に道案内するな」と言われた。
    「あのね獠、あたしが浮気性なら今頃ここに居ないわよ!」
    「はぁ? それどう言う意味だよ?」
    「あたしが獠以外の人に興味がないから今でもここに居るんでしょ!」
     もう少しあたしを大事にしろ! と獠に向かって手元にあったクッションを投げたけど、簡単に受け止められた。
    「言ったな、じゃあお望み通りに」
     にやり、と獠が笑う。
    「えっ?」と声が出ると同時に獠の腕の中に閉じ込められた。
    「今からたぁぷり分からせてやるよ」と今度は肩に担がれ向かった先は獠の部屋。
    「ちょっ! 離してよ! 獠!!」
    「だぁめ! 香が浮気しようなんて考えないようにしないとな!」
     必死の抵抗も虚しく、翌朝、獠のベッドの上で「10%しかなかったのに……」と呟くと獠はそれさえも駄目だと 552

    matchajio36

    MOURNING【マイバジ】
    文字数オーバーしてしまってますがこのお題でどうしても書きたかった吸血鬼ネタがあったので書きました🙏(※マが吸血鬼です)

    貴方はマバで『いくらでもくれてやる』をお題にして140文字SSを書いてください。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/587150
    マイバジ 『いくらでもくれてやる』 ぢゅるり。血を啜る音が鼓膜を震わせる。首筋にかかる熱い吐息も、ねっとりと這う舌の動きも擽ったくて堪らない。バジ、と熱っぽく名前を囁き、未だ飢えの収まらぬ瞳で射貫くように見つめてくる万次郎の後ろ頭に場地は右手を伸ばし、ぐっと引き寄せた。再び首筋に顔を埋める体勢になった万次郎は一瞬息をのんだが、噛み痕から伝う真っ赤な血と唆られる香りに繋ぎ止めていた理性がぐらりと揺れた表情を見せた。離れようとする頭を逃さぬようにぎゅっと抱き込めば、諦めた万次郎は衝動のままに首筋へと被りつく。鋭い牙がブツリ、と新たに皮膚を突き破る痛みに顔を歪めながらも、場地は万次郎の衝動が収まるまで離れる気はなかった。血に飢えた幼馴染を助けたい、その為ならこの身がどうなろうと構わないから。必死に血を啜りながら抱き締めてくる万次郎の頭を、まるで子どもをあやすかの様に優しく撫で続けた。
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