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    jejeCH4

    @jejeCH4
    JeJeのシティーハンター創作垢です。
    原作者様や版元様とは一切関係ない、二次創作なお話です。
    こちらや、その他の私のアカウントでアップしたお話の無断転載・二次使用等は、固くお断り致します。

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    jejeCH4

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    貴方はJeJeんちの獠香で『どこかで響いた銃声』をお題にして140文字SSを書いてください。

    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/375517

    どこかで響いた銃声 微かな乾いた破裂音が耳に届く。と同時に、獠は駆け出していた。その音の出どころに気付いた獠は「あいつ……」と小さく吐き出すように呟くと、歌舞伎町の裏路地に回り込んだ。
    「今のは威嚇よ! 早く、その子を離しなさい!」
    「うるせえっ! テメェは関係ねぇ! 引っ込んで……うぐぁっ……!」
     香が片目を瞑って、その男の左太ももに照準を合わせようとした瞬間、鈍い打撃音と共にその男が崩れ落ちる。
    「獠っ!」
     その男から解放された少女が気を失って倒れる寸前で、獠の腕がその細い身体を受け止めるのを見た香は、思わずホッとして叫んでいた。
    「ったく……威嚇射撃する前に、オレを呼べっつーの」
     少女を左腕で抱き留めたまま、倒れた男の拳銃を抜き取った獠は、呆れたように香にそう苦言を呈す。
    「だって……獠に連絡してる間に、その子が連れ去られちゃうって思ったのよ。だから威嚇射撃すれば、獠が気付いてくれるかな? って思って」
     撃鉄を戻したローマンをハンドバッグに仕舞いながら香がそう告げると、獠は「おいおい」と苦笑する。
    「まぁ確かに、おまぁの銃の音はオレには分かるからな」
     そう言いながら、獠はニヤリと口の端を上げて笑う。
    「でしょ? 信頼してるわ、パートナーさん」
     自慢げな表情でそう告げる香に、獠は眉尻を下げながら「でも、あんまり暴走すンなよな」と笑みを浮かべると、目の前で倒れている男の回収を頼む為に冴子にメールを打ち始めた。
     昼間でも薄暗い歌舞伎町の裏路地に立つ、香という光に目を細めながら。
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