ユキさんにネコ耳生えました。「ダーリン………どしたのそれ」
ラビチャにモモたすけてとユキに呼び出されたオレはびっくりした。
めちゃくちゃイケメンな相方に似つかわしくない白くて可愛い耳が頭についてるんですけど。
「起きたらついてたにゃ」
ん…………にゃ
にゃって言いましたぞ
「もしかして尻尾もあったりする………」
「あるにゃ。見るかにゃ」
服を脱ごうとしたユキを必死で止めた。
「いやいや脱がなくていいからモモちゃん死ぬからやめてぇぇぇぇ」
イケメン無理ですぅ
でも好きぃぃぃぃぃぃぃ
にゃって言われるだけでもギャップで萌え死にます
「ねぇユキ………耳触っていい」
「いいにゃよ」
「し………失礼します………」
ユキについたネコ耳が本物か気になったから(興味あったしね)ちょっと触ってみた。
「本物みたい。あったかい」
「にゃぁ………」
ユキがオレにすりすり頬ずりしてきた。
うちの相方マジらぶりぃ♡
「にゃははっユキネコ可愛いにゃ〜」
ってなでなでしてあげてたら不意に低い声で押し倒された。
「モモ………可愛い食べていい」
「''にゃ''じゃないの」
「モモがどんな反応するかちょっとね。可愛い僕は嫌い」
何このイケメン色気ありすぎるし。
ユキめちゃくちゃズルすぎるし。
オレがめちゃくちゃ好きなのわかっててやってくるんだから。
「好きぃ………」
「知ってる」
「ズルい………」
「モモだってそうでしょ」
「………優しくしてね」
「モモが可愛すぎるから難しいかも」
「もぅダーリンたらぁ」