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    秋月蓮華

    @akirenge

    物書きの何かを置きたいなと想う

    当初はR-18の練習を置いてくつもりだったが
    置いていたこともあるが今はログ置き場である
    置いてない奴があったら単に忘れているだけ

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    秋月蓮華

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    宇宙シリーズを久しぶりに書いてみたくなったので
    描いてみたが途中で終わったやつ
    ふらんすぶんごうもいます

    とちゅうのやつとある星があった。
    星中に白い花が咲いている花畑。それはかつて滅んだ時代に咲いた花。花々が咲き乱れる星に一つの大きな城がある。
    それは、かつての抗いの結果であり、封印の結果であり、現在は、

    「松岡、おかえり!」

    「ただいま帰りました。島田君」

    数人だけが住む場所となっていた。
    城に松岡譲が帰ってくると、彼を出迎えたのは左目が赤く、右目が青い少年だった。島田清次郎という。
    彼は文庫本を手に持っていた。この城に住んでいるのは松岡と清次郎とあと一人だけだ。

    『どうだった?』

    少女のような、女性のような声だけがした。この城の主である。出てこないのは出たくないからか、それとも力を使っているからか、
    松岡の恩人でもある彼女は松岡に用事を頼んで送り出し、松岡は用事を終えて帰ってきた。

    「頼まれごとは終わりました。詳しいことは後で。いい子にしていましたか。島田君」

    「していたぞ。お前がいない間、小説を読んでいたんだ。古代文字の勉強もしていた」

    「……島田君にご飯はちゃんと食べさせていましたか?」

    『ごはんぬきにはしていない。たべさせていた』

    「宇宙船の操縦を教えろと言ったら、高性能宇宙船があれば覚えなくてもよくないかと言われた」

    「貴方は別に覚えなくても生存できるからいいですが、島田君は覚えなければなりません。旧時代の船は高性能ですが……」

    『ぎそうがたいへん』

    貴方とは城の主について言っている。松岡にとっては恩人であるのだがたまに行動が斜め上だった。
    松岡が用事で出かけている時、この城には城の主と清次郎だけになるのだが、前に出かけていた時など、古代文字を覚えられなかったご飯抜きとか
    していた。それは止めさせた。清次郎は宇宙船の操縦を覚えたいらしい。

    「今回はどこに行っていたんだ」

    「賑やかな星に行っていました。楽しかったですよ。お土産もたくさん買ってきましたので」

    清次郎は好奇心で一人だけで外、星の外に出るようなことはしていない。松岡と城の主の約束を守っているのだ。
    一人前になったら、星を出て好きに過ごしていいと。宇宙は危険だから自分の身を何とかできるようになるまでは出てはいけないと。

    「宇宙海賊になるための準備はすすめているぞ!」

    「よいことです」

    よいことか? と聞いたら言われるかもしれないが海賊は自由だ。憧れているのだろう。清次郎と松岡はまず休むことにした。



    「徹底的にやったね。”抑止力の使い”だっけ」

    「ああ。ポー様が言うには前時代関係者であるようだが」

    とある星の、とある屋敷。
    宇宙警察の上層部にいる男の屋敷が破壊しつくされていた。残骸しか残っていない。それを調べに来たのはアルチュール・ランボーと
    シャルル・ボードレールの二人だ。彼等は別の星の主であるエドガー・アラン・ポーに雇われている。
    前時代、旧時代、どちらも呼ばれるが、この宇宙は一度、終わっている。
    そういわれてもランボーにはわからないのだが、終わっているらしい。大多数の者たちは意識をしていないのだけれども。
    かつての時代を滅ぼした要素をまた出さないようにしているのが抑止力であり、抑止力の使いはその手駒らしいのだが、
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