お前なんて嫌い　お前の全部全部が俺のものだったらよかったのに。でもそんなことは叶わないから、せめてずっとそばに。友達として隣に居させてよ。

　とか言うと思った？なんて。

「俺たち卒業しても一緒にいそうだよね」
「気に食わないけど、そんな気がする。」
「お酒飲めるようになったらさ、2人で飲みに行ってどっちがお酒強いか勝負しようよ。」

　回りクドい謳い文句で俺のそばにいてほしいことを示唆してみるけど、絶対に俺は卒業したらお前となんか虚しさが勝って話せないし。絶対にお前は意外と淡白だから俺なんて気にならないだろうし。

　なんて切ない恋なんだろう。気持ち悪い。

「デュースはさ、どんなコと付き合うんだろうね？」

　聞きたくもないくせに僅かな可能性に期待してしまう俺は多分世界一馬鹿だ。

今までの原稿の備忘録今まで出した本の備忘録


『お前の夢が叶いませんように』

　私のデュエスの世界観の基盤になるような本が作りたくて、同性愛の壁と、それに伴う将来に悩むエースくんと好きなもんは好き！周りなんかどうでもいいだろというデュースの正反対な考えを上手くまとめて一つにしたかったのでこうなりました。
　

　仕事中にふと蝶々モチーフってエモくね？となり、蝶々が交尾してるシーンを描いて妊娠とか生命の繋がりを意識させよ！ってなって描きました。蝶々には輪廻転生とかそういう意味があるっぽいですよ。私は韓国アイドルのRed Velvetのにわかオタクで、その曲の一つにPsychoという曲があるのですが、そのMVがなかなかにエモくて…その中に蝶々が飛び立つシーンがあって、それがね、エモいよね（語彙力）おすすめです。よく参考にさせていただいてます。冥婚モチーフのティザーなんですけど、それも…だいすき。宗教チックで若干のホラーなんですけど、儚さと少しだけ幼い可愛さがあって、やっぱそこが薄暗い雰囲気といい感じに喧嘩して狂気を感じるんです。いいですね。そんな話を描きたいです。脱線しました。