一緒に暮らそう理由はお前だお風呂上がりには、腰辺りにタオルだけで出るのは普通なこととだれでも思うだろう。とくに一人暮らしたらな、それは今俺がやったところ。
だが、ここは俺の部屋じゃない。
[パジャマでいいか?スウェットのほうがいいか?]
[スウェットがいい]
分かったと返事を返すと、俺は寝室に足をはこんだ。
もう一度言う。ここは俺の部屋じゃない。
だが、キッチンはもう俺のものみたいないつも使用したお皿やほかの食器の場所は完全に分かってた。寝室もそうだった、普通に入って、クロゼットを開くと、その中の一部は俺の服と下着が置いといた。
ここは、俺の部屋じゃない。
自分のパジャマに着替したら、頼まれたスウェットとその下着を取って、風呂場に戻る。
[的場、着替はここに置いたぞ]
[うん、ありがとう]
的場の着替を置いたら、俺はキッチンに迎える、まるで自分のもの、冷蔵庫を許可無しで開く中身をチェックして、晩飯はどうするかっと考えながらあれこれ冷蔵庫から取り出した。
[いい匂い〜]髪を乾くしながら風呂場から出た的場が俺のところに近づけている。[なに作るの?]
[肉じゃがだ。お前、冷蔵庫ほとんどなにもないぞ!]
[キッチンは桔梗のテリトリーでしょう?勝手に補充すればいいのよ]
[そうか?じゃ次来たときそうする]
的場は頭にタオルのそのままでキッチンから離れていた、気のせいかもだが、[明日でもいいのに]ということ的場から聞こえている気がする。
ここの数ヶ月は、週2〜3回くらいに的場のところに泊まってた。最初は仕事で一緒に居たほうが曲作りも早くなるため、お互いのところに泊まり込んでいたが。作業最中にいつも参考にした本がないと困っているらしいので、俺は的場の部屋に居たほうが彼か作業的にはやりやすい。その後、仕事じゃないときでも的場はいつも[今日は泊まってて]。今日はまさにそうだった。打ち合わせ後、新しい歌詞出来上がったから見て欲しいという誘いが、そのまま日が落ちるまで的場の部屋にいて、風呂も一緒に入って、そして今一緒に食事をしている。
[な、的場]
静かな食事の中、俺を見えずに的場が[ん?]と返事をした。
[お前の部屋の更新契約はいつだ?]
意外と話題からかもしれない、的場はすぐ俺をみて、どうして?と言い出す。
[俺のはあと4ヶ月ぐらいと思う]
話の内容まだわからない的場はそのまま俺の顔を見て、あ、そう...と混乱しているの返事をくれた。
[んで?お前のは?]
[んんん、半年くらいだと思うけど?もっとかもよ?どうして??]
[なるほど]
[なにが?]
[じゃ、俺は先に住むってことだな]
[なにか??]
[インテリアは先に俺の好みでするぞ]
[??なんの話??引っ越しするの?]
[あぁ、その予定だ]
[それで?僕と部屋の更新契約と関係ある?]
[ある。新しい部屋は2人部屋だからさ]
[二人部屋?]
[あぁ、俺と、お前]
俺の最後の言葉で的場の手が完全に止まった。混乱や信じられない顔を俺をがんみしている。まぁ、彼と相談しせず自分で部屋を決めてのは悪かっただか。俺と的場は付き合って6年立ったから、彼の好みはちゃんと分かった。だから、この部屋もちゃんと的場が必要な広いリビングや棚がたくさん置けられる場所がある部屋。その後は俺が必要なこと、広いキッチンとキーボード置ける場所。今回の部屋は2LDKをする予定だ。もちろん、寝室は一緒のつもり!
[俺と一緒に住もうか...航海]
航海の手を重ねて俺の手の指がそのまま握り返して、こくっと返事を貰った。微笑んだ唇がありがとうといいながら、俺たちの唇が重ねた。
[お前、まだ3ヶ月あるだろう?毎日ここに泊まるとは、家賃勿体ないくないか?]と俺は、1週間前から新しい部屋にずっと泊まり込んだ航海にコーヒーいれたマッグを渡した、[そんなに気に入ってたか?この部屋?]
[別に]ふふとした、[凛生は寂しがりだからだよ、僕優しいでしょう?]
そうだな、と返事と笑いながら、航海の隣に腰を下ろした。
早く本当の2人暮らしはしたいんだ。航海の部屋契約罰金なんでそんなに高いだろう。
了