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    aa10lv

    @aa10lv

    主に習作、あらすじやプロット状態のネタ供養などと、感想とかもろもろ置いてます。
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    ネタバレ?、女体化とかパロとか特殊っぽいものはワンクッション入れます。
    ※※女体化は特筆ない場合は基本的に、先天性女体化(そのキャラが最初から女として生まれた性別パラレル)です。

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    aa10lv

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    荒船さんの、PAR計画について。
    どうしてそう考えたかの妄想まとめ、とりあえず入隊時期とか基礎的なこと。できるだけ資料のあることを根拠にして考えたつもりですが妄想だなぁとは思います。

    ◆入隊時期と大規模侵攻

    入隊グラフでは「2年くらい前」の中で最も昔寄りの位置。このグラフは、一番新しい遊真たちが縦一列に並んでいることから、縦軸が同じなら入隊時期も同じと考えていいだろう。
    だいぶ大雑把に考えるが、高校入学してすぐ後、ぐらいではないだろうか。
    現ボーダー設立時、大規模侵攻で姉を失った三輪は即入隊したのだろうが、同じく大規模侵攻で家や家族を失った者が必ずしも同様にすぐ入隊したわけではなく、香取隊の面々など、荒船と同時期に入隊している。
    このあたりが、いわゆる「一般的な親が、子どもを預けてもいいだろうと判断される」つまりボーダーに社会的信頼が築かれてるまでの時差ではないかと思われる。
    (嵐山隊などの広報もそれなりに認知されてきた?問題の嵐山さんの「おもいっきり戦える」発言とか)

    荒船は、BBFの派閥グラフを見ると、「中立寄りの忍田派」であることから、直接のネイバーの被害は受けていないと推察される。
    純粋にボーダーの存在や活動を知った中学生の荒船が「俺も街を守るために戦いたい!」と思ったから、というのが入隊の動機として無難なところではないだろうか。

    ところでこれは濃いめの妄想になるが、入隊には保護者、つまり家族の許可がいる。もしかしたらボーダーに入ることで学業が疎かになり将来の可能性が狭くなることを危惧した親から「六頴館に合格できたらね」などと言われ、高校になってからの入隊になったのかもしれない。


    ◆好きなもの「アクション映画」

    映画ジャンルの定義は明確に定まっているわけではないらしいが、とても大雑把にいうと、アクション映画とは「主人公と敵対する存在が戦う場面が主な見せ場であるもの」だろう。
    具体的にはスーパーマンのようなヒーローもの、戦争もの、ヤクザものマフィアもの、警官とか組織とかが絡むもの、カーアクション、などなど。
    表紙裏で「飛び降りるのが好きでビルから狙撃してる可能性まである」と言われており、荒船が映画のようなかっこよくて強いヒーローに憧れた、または憧れていたことがあるのは間違いないと見ていい。

    ところで、どのジャンルのアクション映画でも、きっと以下の4つの存在が戦いに参加している。
    ・強い味方(主に主人公)
    ・弱い味方(主人公の後押しをする支援系など)
    ・強い敵(主に敵のボス)
    ・弱い敵(雑魚)
    強いヒーローがすべての敵を倒せたら何の問題もないが、現実はそうはいかない。

    話を入隊直後の荒船に戻す。BBF「ボーダー入隊時期グラフ」の縦軸が同じメンバーを同期として、現A級相当には、米屋、犬飼、当真がいる。
    また数ヶ月後には奈良坂、早々に風間隊としてスカウトされたであろう菊地原、歌川がいる。新人王の柿崎隊の子もいる。半崎もここだ。
    もともと生身の運動神経もよく、文武両道だった荒船は、入るまではそれなりにやれると、なんとなく思っていたかもしれない。しかし実際ボーダーに入ってみれば太刀川のような理屈の通じない、戦う才能を目の当たりにすることになる。それは圧倒的な存在だっただろう。アクション映画の、ヒーローのように。
    また、それと同時に、「どうしても強くなれない」存在も多く見たはずだ。

    「強くなれない味方」が「強い敵」と戦わねばならないときにどうするか。映画と違って、現実はヒーローが間に合うとは限らない。

    修がレイジや烏丸に言われていたように、トリオン体になって身体能力が上がっても、どう動けばいいのか、イメージができないと人間は動けるようにならない。そういう人間がどうしたら動けるようになるかを考える。教えても当然動けない人間は出る。
    修のように肉体的に優れない人間が戦うとき使えるのは頭脳だ。だがどちらもそこそこにしかなれない人間のほうが、ずっと多い。

    荒船は、街を守りたい忍田派寄りの人間だ。街を守るには、少数精鋭のヒーローだけでは足りないのだ。
    ヒーローになれない「弱い味方」の戦い方としては、まず言えるのは「相手の間合いに入らない」ことである。強い敵の間合いに入れば即座に倒される。
    もちろん、距離を保っていても倒されることはあるが、離れて戦えるならばそれに越したことはない。
    荒船が、アタッカーの次にガンナーやシューターではなくスナイパーを目指したのは、弱い味方がより安全に効率的に戦う方法を探すためではないだろうか。
    強いヒーローは、勝手に育っていくものなので。
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    bksinto

    DONE前作の続き。と言うか岩融視点。
    惚気る時は正々堂々真正面からな岩膝。

    しれっとにゃんちょぎが混ざってます。
    前回→https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=109274&TD=3462205
     ――畑へと向かう道すがらの事だった。

    「――岩融さんは”美人は三日で飽きる”って言葉があるの知ってます?」
    「……む?」
     胸元へ大小幾つもの笊を抱えて、朗らかな調子で鯰尾が言う。
     彼の目線の先――かなり高い位置で、岩融は軽く眉を顰めた。
    「……いや。耳馴染みは、無いが」
    「ですよね。いや昨日、みんなで大河の再放送見てたらそんな台詞が出てきたので」
    週の半ば、昼下がり――本日の務めは夕餉に用いる食材の収穫で、共に畑へと向かう途中。ほら、と鯰尾は自身を指さし、小さく首を傾けて見せた。
    「俺達って、みんな綺麗に作られてるじゃないですか?」
    「まあ……そうだな」
    「ここで初めて顔を合わせたって相手も多いけど、付き合いの長い相手ってそれこそ数百年単位の付き合いだったりするから――飽きると言うか見慣れる、ってのは分かる気がして」
    「ああ……それは、確かに」
    「……で、それとはまた別に、岩融さんには関係なさそうだなーって、思いまして」
    「ん?」
    「確か――膝丸さんとのなれそめって岩融さんの一目惚れだったんでしょ?」
    「……有り体に言えばな」
     上目遣いに言われ、岩融は微苦笑を返す。――自分達 2542