兄弟夹心（2）糸师冴不知道是第几次看向糸师凛紧闭的房门，家里的隔音不算很好，弟弟经常带回来的那个小男友的叫床声几乎能够全都收入他耳中。

他只是想回国好好度过一次休假，结果正巧碰上父母亲出差，而他那原本听话可爱的弟弟在他们关系彻底决裂后越发叛逆。

“等等……凛！”

那声音在门外听显得有些闷闷的，糸师冴忽然想起上次见到洁世一的样子，那身oversize的衣服明眼人都能看出来并不属于他，领口宽松到能够将他胸口以上的吻痕一览无遗，而下摆又只能堪堪遮到大腿根，一双肌肉饱满的肉感大腿最能激起人的性欲。

即使被警告却还是大着胆子敢来他们家里，似乎也是个不听话的小孩。

糸师冴合上电脑，冷不丁地推开门，看见洁世一正坐在糸师凛身上承欢时又摆出了和上次见到对方一样的表情。

短冊に願いをシャラシャラと聞こえる心地よい音。風に揺らされ、紙が触れあい、笹が触れ合い、軽やかな音色を奏でる。時折、チリンと高い音が聞こえるのは、笹の合間に飾られた風鈴の音色。夏特有の心地よい音、翔はハァと大きく息を吐くとトンネルになるように飾られた笹にニッと口角釣り上げて、楽し気な表情でその中を歩み始める。
「すっげぇ」
　頭上でシャラリと音を立てる短冊。チリンと音色を奏でる風鈴。
　たまたま目にした七夕祭りのポスター、待ち合わせの時間までは少しあるしと足を向けて正解だったと翔は彩られた光景に瞳を眇める。
　少しばかり不満があるとすれば、「立ち止まらないでください」と終始流れ続けている無粋な機械音声。
　音声が流れていても足を止め、風鈴の音色に耳を傾ける者は多い。

没プロット【時間軸が六章でなかったパターン】

「彼女の言う通り、ナツキくんはいつも通りやよ？どうしたん、ユリウス」
「ですが……私にはスバルの言っていることが、理解できないのですが…」

間を開けて
「つまりうちの騎士様だけナツキくんの言葉が理解できひんってことやな。ナツキくんはユリウスの言葉は理解しているって事でええんね？
んーー、エミリアさん。悪いんやけどうちの騎士様にすこーしだけナツキくん貸してくれへん？もしかしたら、うちの騎士様やのうてナツキくんに異常があるかもしれへんやろ？」
「ん、そうね！スバル、ユリウスについて行って。迷子になっちゃダメよ？ちゃんとおてて繋いでね？」
「俺、3歳児って思われてる？！！！絶対、手なんか握らないからね？！！！」