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    湯沢紫苑@真桐大好き

    @Hasan_The_First

    真桐が吸いたい真桐が食べたい真桐が飲みたい真桐はどこで買えますか?

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    湯沢紫苑@真桐大好き

    PASTフォロワーさんが呟いてた「悪魔兄さんとシスターの格好したエクソシスト桐生ちゃん」のギャグ、本編は本にする予定
    悪魔真とシスター桐のギャグテイスト 霧の立ち込む森の奥深く、一見何の変哲もない古い教会。だがその一室からは毎夜、毎晩、鍛錬に励む男の力む声が聞こえるとか聞こえないとか……マッスルマッスル
     閑話休題。古びた教会には一人のシスターが住んでいた、日本エクソシスト協会四代目会長にして伝説のエクソシスト【悪魔祓いの龍】こと桐生一馬その人である。筋骨隆々の桐生が何故シスターの格好をしているのかというと、祓う悪魔を油断させるのが理由だ。真面目に考えたら負けである。そんなこんなで養護施設の院長を務めながら夜な夜な悪魔祓いに勤しんでいる桐生だが、彼にも悩みがあった

    「きぃりゅうちゃあぁ、ぶべぼっ!」
    「うおおりゃあああっ!」

     悪魔祓いの結界、退魔の香油、教会という建築物が持つ神聖力……その全てをものともしない悪魔に付け狙われているからだ。宿敵は自らを【真島吾朗】と名乗り、悪魔が忌み嫌う人間の姿へ好んで化けては桐生の前へ現れる。今日も今日とて浄化能力と攻撃力に優れた洗礼済みの塩「博多の塩」を握り締めた拳で殴ってみたが、床の上をのたうち回るだけで消滅には至っていない。その辺の雑魚だったら一瞬で消滅させる桐生の一撃も、真島にとっては興奮材料の一つでしかなかった。正直な話、良い迷惑である
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