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    shinyaemew

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    shinyaemew

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    ヴァンパイアルxケモツの設定メモ。あとから修正入るかもしれん。

    ##設定メモ

    ◆ルイ
    ・ヴァンパイア
    ・金持ち の家に生まれている
    ・ケモノの肉の美味に感動し、幼い頃からその研究をしていた
    ・花とか、ハーブの栽培も得意


    ◆ツカサ
    ・ケモノ
    ・普通のケモノの家庭に生まれている
    ・一般のケモノより体が弱い妹を日ごろから守ってる
    ・人間の見た目的に10歳前後に見えるが、17歳に見えるルイと同じ年齢
     (実際どっちも百年は生きてきた)


    ◆ヴァンパイア族
    ・数多くある種族の一種
    ・肉食で、血を特に好む
    ・知的能力の高い個体が多く、人間の貴族並みのいい生活を送れている個体が多い
    ・血を吸う時の唾液に麻痺効果・治癒効果と、対象によっては催淫効果もある
    ・その気があれば蝙蝠みたいな翅を生やして飛ぶこともできる
    ・でも体力を結構消耗してしまうから滅多に生やされない


    ◆ケモノ族
    ・数多くある種族の一種
    ・雑食。なんでも美味しく食べれる
    ・身体能力がいいしよく動く
    ・よく動くので肉もおいしく、よく狙われる
    ・でもよく動くのでそう簡単には捕まらない
    ・食用肉のために飼育を考えている種族もいるが、
     飼われているケモノ族はなぜか肉がまずくなる
    ・捕食者から逃げるために基本体型は一回り小さめで、体(の大きさ)の成長も遅い


    ◆あらすじ
    よりケモノの秘密を知るためにケモノの擬態をして潜入活動までしたルイ、妹思いのツカサと出会う。

    妹を笑顔にするために色んな楽しいことを思いつくツカサに興味を持ち始めるルイだが、ある日ケモノ擬態でツカサたちに会いに行ったら、ツカサたちが他のヴァンパイアに襲われてた。助けようと間に入ったら向こうは自分のこと知ってて正体がバレる。「この二匹は俺の獲物なんだ」と威嚇することで難なく野良ヴァンパイアを追い払う。

    「ルイ、オレとサキのこと、食おうとしたのか?」
    「……食わないよ」
    「やっぱり!!ルイは最初からなんか匂いが違ったけど、いい人の匂いだった!」
    「……!
     …血、出てるよ。治してあげよう」
    「ありがとうルイ!」

    うっかりツカサの血の美味しさを知ってしまったルイ、血は吸うけど絶対食わない&家族もまとめて守ることを交換条件に、ツカサに研究の協力をしてもらうために家まで連れ帰って一緒に生活し始める。

    後日、青バラを食べさせることで血がより美味しくなることを発見し青バラの栽培に精を出す。
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    soseki1_1

    DONEまーふぃーさんの赤塩FA
     花のような男だと思った。摘めばそれだけで萎れてしまうような儚い男だと思った。
     だからか、歪に歪みその赤い手は、心底そうっとその体を抱き寄せている。恭しげで、優しく、割れる宝石を扱うようなその手は、けれども当の体の主が見ることはない。その双眸は深い赤色に沈み、何者をも映さない。一見哀れにすら思えるその瞳を、けれども紅色はそう認識しなかった。美しいと思った。瑞々しい血の流れる心臓のような色だ。人間たちが謳う宝石の美しさとは、この赤い眼のことを言うのだろう。なるほどこれであれば、己の手中に収めんと躍起になるのも頷ける。
    「ふふっ」ふいに見つめていた赤の瞳が細められる「くすぐったい」
     それもそのはずで。塩、と呼ばれる男には、紅衣の男から伸びる白い蔦が伸びていた。白い蝶を伴う蔦は、いつもなら紅色の力を知らしめる脅威となるものだ。けれども今ばかりは……この美しく儚い白い男に触れる今ばかりは、その凶暴さの一切を拭い捨てている。そうっと、さも割れ物に触れるかのような慎重さで白い肌に、その唇に触れる。途方もない愛欲を示すその動きは、けれども見えない彼にとってはくすぐったいものだったのだろう。微笑む唇を今一度蔦で撫でてやれば、くすくすと愛らしい声がいっそうこぼれ落ちる。
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