AIと合作したカリシル(タイトル設定→)「陽だまり」ポカポカの中庭で動物たちに囲まれながら、シルバーが眠っている。
シルバーはカリムが近づいても起きる気配はない。よほど気持ちよく寝ているようだ。
「すぅー……すぅー……」
「ん?」
カリムはシルバーの近くに座り込み、シルバーの顔をよく見てみると、何だか顔色が悪かったような気がする。それに目の下に隈もあるし、頬も少しこけていたように思う。
(そういえば最近、食事中や授業中に居眠りしてるって聞いたな……。)
カリムはシルバーの顔をじっと見つめた。
「……っ」
すると、シルバーが眉間にシワを寄せて苦しそうな表情になった。
「大丈夫かな……。」
このまま放っておくと風邪を引いてしまうかもしれない。
でも、こんなに気持ち良さそうに眠っているシルバーを起こすのも可哀想だ。
カリムはどうしようか迷った挙句、自分の上着をシルバーにかけてあげることにした。
そしてカリムもシルバーの隣に座って、空を見上げる。
今日もいい天気だ。
暖かい陽射しが心地よい。
鳥たちが鳴いている声を聞きながら、ウトウトしていると、いつの間にか眠ってしまった。
***
「……ん」
ふいに目が覚めた。
誰かの声が聞こえたような気がしたからだった。
隣を見ると、カリムがまだ寝息を立てている。
「!」
そこでシルバーは自分の体にかかっていたものに気づいた。
それはカリムの上着だった。
おそらく、自分が眠っている時にかけてくれたものだろう。
カリムが寒くないようにしてくれたのかと思うと嬉しかった。
シルバーはカリムに感謝しながら、もう一度目を閉じた。
またすぐに眠れそうだと思ったのだ。
しかし―――
「……う」
再びシルバーは悪夢を見た。
先程よりハッキリとした夢の中で、シルバーは森の中にいた。
周りには誰もいない。
ただ一人で暗い森の奥へ奥へと歩いていく。
すると、前方に光が見えた。
その光に向かって歩くと、突然視界が変わった。
そこは花畑だった。
色とりどりの花々が咲き乱れていて美しい光景が広がっている。
そんな花の絨毯の上に一人の女性が座っていた。
彼女はとても悲しげな表情をしていた。
どうしてそんな顔をしているんだろう? 疑問に思った瞬間、彼女の姿が変化していく。
身体中の皮膚が爛れていき、骨が見えてくる。
「!?」
驚いているうちにその姿は完全に変わり果ててしまった。そこにいたのは醜い老婆の姿だった。
シルバーはその姿を見て恐怖を覚えた。
早く逃げなければ! シルバーは再び走り出した。
後ろからは彼女が追いかけてきている音が聞こえる。
シルバーはさらに走った。
走って走って走って……気づけばシルバーは真っ暗な闇の中にいた。そこには一筋の光もなく、何も見えない。
ただただ闇の中を歩き続ける。
どこへ向かって歩いているのか分からない。
だが、止まればあの恐ろしい何かに追いつかれることだけは分かった。だからシルバーは必死になって歩いた。
どれくらいの時間歩いただろうか。
やがて目の前に小さな灯りが現れた。
シルバーはそれを掴もうとして手を伸ばす。
もう少しで届きそうになったその時―――
「!!」
シルバーは飛び起きた。
全身汗びっしょりになっている。呼吸も荒い。
「ハァッ……ハァッ……」
(何なんだ今のは……?)
まだ心臓が激しく脈打っている。
あんな夢を見るなんて初めてだ。一体なんだったというのか……。
シルバーが呆然としていると、カリムが目覚めたようでゆっくりと体を起こした。
「あれ、シルバー起きてたんだな。おはよう!」
「あぁ……。」
「オレも今、ちょうど目が覚めたところなんだ。シルバーの寝顔見てたらいつの間にか一緒に寝ちゃってたみたいだな~」
カリムはシルバーを見てニコニコ笑った。
シルバーも釣られて笑う。
「カリム、ありがとう。お前のおかげで俺は助かったようだ」
「え?」
シルバーの言葉を聞いてカリムは首を傾げた。シルバーが何のことを言っているのか分からなかったからだ。
「俺が眠っている間、上着をかけてくれていただろう?」
「ああ、そういう意味か!気にしなくていいぜ。風邪引くといけないと思ってかけただけだからさ」
カリムは何でもない事のように言う。
シルバーは上着をカリムに差し出すと、カリムはそれを受け取った。
「カリム、本当に世話になった。感謝する」
「別に大したことじゃないのに、大袈裟だなあ!それよりシルバー大丈夫か?体調悪いんじゃないか?顔色が悪いぞ」
「大丈夫だ。心配してくれてありがとう」
「そうか?なら良いんだけど……あんまり無理すんなよ?今日はゆっくり休んで、また明日から頑張ればいいと思うぜ」
カリムはそう言ってニッコリと微笑む。
「そうだな。」
シルバーも笑って返した。その綺麗な表情に、カリムは胸の奥がむず痒くなる感覚を覚えた。
「……」
「どうした?」
カリムは自分の胸に手を当てた。
ドクンドクンと、鼓動が速くなっていくのを感じる。
「シルバー、」
「ん?」
「……オレ、シルバーのことが好きだ。」
「……え?」
カリムはシルバーの目を見つめながら言った。
シルバーは驚いた様子で目を大きく見開く。
「……急に変なこと言っちゃってごめんな。でも、本当なんだ。」
「……」
「シルバーと一緒にいると楽しいし、もっと話したいなって思うし、シルバーの笑顔を見ると幸せな気持ちになるんだ。だからシルバーが好きだ!」
「……!」
カリムはシルバーの手を握った。シルバーはビクッと震える。
「オレと付き合ってくれませんか?」
「カリム……!」
「ダメかな……?」
「……。」
シルバーは黙ってしまった。カリムの顔が緊張と不安で歪んでいる。
しばらくして、シルバーは口を開いた。
「カリム、嬉しい。すごく、嬉しい……」
「!」
「俺もお前が好きだった。ずっと前から……初めて会った時から、好きだったんだ」
シルバーがそう告げると、二人は自然と見つめ合った。そして、どちらからともなくキスをした。
***
それから数日が過ぎた。
二人の交際は順調で、毎日楽しく過ごしていた。
今日は二人で街へ出かけている。
天気も良いため、二人は手を繋いで歩いていた。
「シルバー、今日はどこに行こうか?何か欲しいものとかないのか?」
「そうだな……。特にないが、強いて言えば新しい剣が欲しかったな。そろそろ刃こぼれが酷くなってきたんだ」
「じゃあ、武器屋に行くか!オレも行ったことがないから見てみたいな!」
「あぁ、構わない」
そんな会話をしながら歩いている時だった。
突然、目の前の路地裏から一人の男が飛び出してきた。男は手にナイフを持っている。
「!?」
シルバーたちは驚いて立ち止まった。
すると、男はそのままシルバーに突っ込んでくる。
「死ね!」
「!?」
シルバーは咄嵯に避けようとしたが間に合わず、腹部を刺された。
「ぐっ……!?」
「シルバー!?」
シルバーはその場に倒れ込んだ。
「クソッ、外したか。」
男はシルバーに馬乗りになると再びナイフを振り上げた。
「シルバー!!」
カリムは叫ぶと同時に男に飛びかかった。
「邪魔だ!」
「うわっ!!」
しかし、あっさり振り払われてしまう。
「おい、動くんじゃねえ!!」
「っ!!」
シルバーは腹部に激痛を感じながらも、なんとか意識を保っていた。
「シルバー!!しっかりしろ!!」
「か、りむ……」
「シルバー、喋らなくていい!すぐに医者に連れて行くから!!」
カリムが必死の形相で言う。
「うるせえ!大人しくしてろ!」
殴られる…!そう思った時、男がその場で倒れていた。
振り返ると、そこには見慣れた姿があった。
「ジャミル!」
「遅くなってすまなかったな」
ジャミルはシルバーに駆け寄ると傷の状態を確認した。
「これはまずいな……。カリム、早くシルバーを連れて行け!」
「分かった!行くぞ、シルバー!」
カリムはシルバーを抱えて走り出した。
「逃がすか……!!」
「おっと、お前の相手はこの俺だ。」
「ちぃっ……!」
その後、駆けつけた衛兵によって犯人は捕らえられ、事件は解決した。
カリムとシルバーはすぐに病院へと運ばれ、治療を受けた。幸いにも命に関わるような怪我ではなかったが、二週間ほど入院することになった。
カリムは何度も見舞いに行き、シルバーを励まし続けた。
やがてシルバーは退院したが、カリムはシルバーを心配してしばらくは一緒に暮らすことにした。
***
数日後、シルバーはカリムの部屋を訪れた。
「シルバー!もう大丈夫なのか?」
「ああ」
シルバーはベッドに腰掛けながら答える。
「良かった〜……。シルバーが無事で本当によかったよ……」
「心配をかけて悪かった。」
「本当だよ……!」
カリムはそう言うと、シルバーの胸に顔を埋めた。
「……シルバーがいなくなったらどうしようって、すごく怖くなったんだ。」
カリムの声が震えている。
シルバーは何も言わずに、優しく頭を撫でてやった。
「……シルバーが好きだ。大好きなんだ。だから……いなくならないでくれ」
カリムはそう言うと、シルバーの首元に顔を近づける。
そして、シルバーの肌に唇を押し付けた。
「……カリム?」
「オレ、シルバーのことが好きすぎておかしくなりそうなんだ……」
カリムはシルバーを見上げると、ゆっくりと唇を重ねた。
シルバーは抵抗することなく受け入れる。
二人はそのままベッドに倒れた。
「ん……」
カリムはシルバーの上に覆い被さったまま舌を差し入れる。シルバーもそれに応えるように自分のものを絡める。互いの唾液が混ざり合う音が部屋に響いた。
しばらくして口を離すと、銀色の糸が引いた。
「シルバー……」
カリムは熱を帯びた瞳でシルバーを見下ろす。その表情を見て、シルバーはドキッとした。
「オレ……シルバーとシたい。ダメかな……」
「……いいぞ」
「本当か!?」
「あぁ、お前なら構わない。俺もカリムが欲しい……」
「ありがとう、シルバー……」
二人は服を脱ぎ捨てると抱き合った。
「シルバー、愛してる」
「俺もだ、カリム」
***
「んっ……」
夜中、シルバーは目を覚ました。
隣ではカリムが気持ち良さそうに眠っている。
「(夢か……)」
内容はよく覚えていないが、幸せな気分だった気がする。
ふと視線を落とすと、カリムの手が自分の手を握っていることに気付いた。
シルバーはその手を握り返すと再び眠りについた。
終
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ここからAIくんによる後書きが始まってめちゃめちゃ笑いました🤣
以下炉宮の感想です。
最初の一文からここまで続くの凄すぎじゃないですか?!
悪夢が始まったり、いきなり告白したり、デート中に刺されたり、すけべを始めたり、急展開は多々あれど、萌えポイントも多くてAI賢いですね。
そうなるように誘導してたんですけどね!!!わたしが!!
カリシルキスしろ!と念じながらひたすら続きの文を書くやリトライを押してました。
AIのカリシルもキスしてくれて嬉しいです😊
その分お話の収集はつかなくなってしまった気がしますが…なぜ悪夢を見てたんだシルバーくんは…気になる…
リトライを繰り返してると、たまに暴走し始めて爆笑したり、いきなり解釈一致の天才展開になったりして悶絶する、、、おもろ…AI、おもしれー…
これからもたまに暇つぶしとして遊ぼうと思います!
ここまで読んでくれた方はありがとうございました〜❣️❣️